元となった辞書の項目
agriculture
解説
名詞「agriculture」を詳細に解説
1. 基本情報と概要
agriculture(アグリカルチャー)
- 意味(英語): The science, art, and practice of cultivating soil, producing crops, and raising livestock.
- 意味(日本語): 土地を耕し、作物を育て、家畜を飼育する科学、技術、そして実践。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
品詞: 名詞
CEFRレベル: B2(中上級)
- B2レベルは、中上級者向けで、日常生活や専門分野での会話や文章に対応できるレベルです。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- agri-(ラテン語「ager」から, 「field」(畑、田)の意味)
- -culture(ラテン語「cultura」から、「cultivation」(耕作)の意味)
派生語:
- agricultural(形容詞): 農業の
- agriculturist(名詞): 農業者、農学者
よく使われるコロケーション:
- sustainable agriculture(持続可能な農業)
- modern agriculture(現代農業)
- traditional agriculture(伝統的農業)
- organic agriculture(有機農業)
- precision agriculture(精密農業)
- agriculture sector(農業部門)
- agriculture policy(農業政策)
- agriculture industry(農業産業)
- agriculture development(農業開発)
- agriculture technology(農業技術)
3. 語源とニュアンス
語源:
- ラテン語「agricultura」から派生し、「ager」(畑)と「cultura」(耕作)が組み合わさったものです。古代ローマ時代から使われてきた言葉です。
ニュアンス:
- agricultureは基本的にフォーマルな場面で使用されることが多いです。特に、学術的な議論や政策の話題で頻繁に使われます。一方、日常会話では少し硬い表現になることがあります。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- agriculture + 動詞(動作):
Agriculture plays a vital role in the economy.
(農業は経済において重要な役割を果たしています。) - 形容詞 + agriculture:
Modern agriculture relies heavily on technology.
(現代農業は技術に大きく依存しています。)
使用シーン:
- フォーマルなレポートやプレゼンテーション、政策議論などで使用されます。
可算・不可算の区別:
- agricultureは不可算名詞です。
5. 実例と例文
日常会話:
My grandfather has always worked in agriculture.
(私の祖父はずっと農業に従事してきました。)Agriculture is important for providing food.
(農業は食料を供給するために重要です。)Many people in rural areas depend on agriculture.
(多くの田舎の人々は農業に依存しています。)
ビジネス:
The agriculture sector has shown significant growth this year.
(今年、農業部門は顕著な成長を見せました。)We are investing in sustainable agriculture practices.
(持続可能な農業の実践に投資しています。)Agriculture technology can improve crop yields.
(農業技術は作物の収穫量を向上させることができます。)
学術的:
The study explores the impact of climate change on agriculture.
(この研究は気候変動が農業に与える影響を探求しています。)Agriculture is a key factor in rural development.
(農業は地方開発の重要な要素です。)Advancements in agriculture can help address food security issues.
(農業の進展は食料安全保障の問題を解決するのに役立ちます。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- farming(農業)
- ニュアンス: より日常的で、実際の農作業に焦点を当てた言葉。
My family has been farming for generations.
(私の家族は何世代にもわたって農業をしてきました。)
- ニュアンス: より日常的で、実際の農作業に焦点を当てた言葉。
- cultivation(耕作)
- ニュアンス: 土地を耕して作物を育てることに具体的に焦点を当てた言葉。
The cultivation of rice requires a lot of water.
(米の栽培には多くの水が必要です。)
- ニュアンス: 土地を耕して作物を育てることに具体的に焦点を当てた言葉。
反意語:
- urbanization(都市化)
- ニュアンス: 農村地域が都市に変わるプロセス。
Urbanization is reducing the amount of land available for agriculture.
(都市化が農業に利用できる土地を減少させています。)
- ニュアンス: 農村地域が都市に変わるプロセス。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: [ˈæɡrɪˌkʌltʃər]
- アクセント: 第1音節「ag」に強勢があります。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い: 特に大きな違いはありません。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス:
agriculture
のスペルはしばしば間違えられます。「i」と「u」の順序に注意してください。
同音異義語:
- agricultural(形容詞形)と混同しないように注意してください。
試験対策:
- TOEICや英検などの試験では、特にリスニングやリーディングの部分で出題されることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
ヒント:
- 「agri-」は「農地」を意味し、「culture」は「耕作」という意味なので、
agriculture
は「農地を耕す」というイメージで覚えましょう。 - 農業の現場や農作物のイメージを頭に浮かべると覚えやすいです。
勉強テクニック:
- 農業に関するドキュメンタリーを見る、関連する記事を読むことで、単語の使用例を増やすと良いでしょう。
関連ストーリー:
- 「農業の発展が食料の安定供給にどれほど重要か」を考えることで、この単語の重要性を理解しやすくなります。
意味のイメージ
意味(1)
農業,農学