beloved
1. 基本情報と概要
beloved（形容詞）
英語： Beloved
日本語： 愛される、最愛の
「beloved」は、「愛される人」や「非常に大切にされるもの」を指す形容詞です。誰かが非常に大切で、愛されているというニュアンスがあります。例えば、「彼は彼女にとっての最愛の人です」のような文脈で使われます。
品詞：形容詞
- 他の品詞になった時の例：
- 名詞：beloved（愛する人、最愛の人）
- 動詞：belove（古語で「愛する」を意味するが、現代ではほとんど使われない）
CEFRレベル：B2（中上級）
2. 語構成と詳細な意味
語構成：
- be-（接頭語）：存在や状態を表す
- loved（動詞の過去形/過去分詞）：愛する
派生語や類縁語：
- love（愛）
- loving（愛情深い）
- lovable（愛すべき）
コロケーション（共起表現）：
- beloved friend（最愛の友人）
- beloved family（愛する家族）
- beloved pet（愛されているペット）
- beloved memory（愛しい思い出）
- beloved teacher（愛される教師）
- beloved homeland（最愛の故郷）
- dearly beloved（非常に愛される人）
- beloved child（愛する子供）
- beloved spouse（最愛の配偶者）
- beloved community（愛されているコミュニティ）
3. 語源とニュアンス
語源：
「beloved」は、古英語の「be-」と「lufian（愛する）」から派生しています。中世英語で「beloven」として使われ、現代英語の「beloved」に進化しました。
ニュアンス：
非常に感情的で温かみのある言葉です。フォーマルにもカジュアルにも使えますが、特に感情的なシーンや愛情を強調したい場面でよく使用されます。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文：
- My beloved [名詞]（私の最愛の[名詞]）
- [名詞] is beloved by [人]（[名詞]は[人]に愛されています）
使用シーンに応じた特徴：
フォーマル・カジュアル両方で使用可能。感情を強調したい場面で頻繁に使われます。
5. 実例と例文
日常会話：
She is my beloved friend.
（彼女は私の最愛の友人です。）This is my beloved pet, Max.
（これは私の愛されているペット、マックスです。）He is beloved by everyone in the community.
（彼はコミュニティの全員に愛されています。）
ビジネス：
Our beloved leader will retire next month.
（私たちの愛されるリーダーが来月退職します。）The company is beloved by its employees for its fair policies.
（その会社は公正な方針で従業員に愛されています。）She is a beloved mentor to many young professionals.
（彼女は多くの若いプロフェッショナルにとって愛されるメンターです。）
学術的な文脈：
The beloved poet's works are studied worldwide.
（その愛される詩人の作品は世界中で研究されています。）His beloved theories have shaped modern science.
（彼の愛される理論は現代科学を形成しました。）The professor is beloved for his engaging lectures.
（その教授は魅力的な講義で愛されています。）
6. 類義語・反意語と比較
類義語：
- Adored（崇拝される）
- 「adored」は「崇拝される」という意味で、より強い感情を表す。
- Cherished（大切にされる）
- 「cherished」は「大切にされる」という意味で、より日常的に使われる。
- Treasured（宝物のように大切にされる）
- 「treasured」は「宝物のように大切にされる」という意味で、特別な価値を持っているニュアンス。
反意語：
- Hated（嫌われる）
- 「hated」は「嫌われる」という意味で、真逆の感情を示す。
- Despised（軽蔑される）
- 「despised」は「軽蔑される」という意味で、強い否定的な感情を表す。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号： /bɪˈlʌvɪd/
強勢（アクセント）の位置： 第二音節に強勢があります。
アメリカ英語とイギリス英語の発音の違い：
特に大きな違いはありませんが、地域によって微妙なアクセントの違いがあるかもしれません。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス： beloved
のe
を抜かしてしまう間違いがよくあります。
同音異義語： beloved
とbelove
（古語）を混同しないように注意しましょう。現代ではbelove
はほとんど使われません。
試験対策： TOEICや英検などで感情を表す語彙として出題されることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「beloved」は「be」と「loved」で構成されているので、「存在している状態で愛されている」と覚えると良いでしょう。また、「beloved」と「love」の関係をイメージすると覚えやすいです。
例えば、「私の最愛の人（My beloved）」と自分の大切な人を思い浮かべると、その感情が記憶に残りやすくなります。
最愛の,非常に愛されている
