元となった辞書の項目
gravitation
解説
1. 基本情報と概要
Gravitation(グラヴィテイション)
- 意味:
- 英語: The force that attracts a body toward the center of the earth, or toward any other physical body having mass.
- 日本語: 重力、引力。物体を地球の中心や他の物体に引き寄せる力。
この単語は、物理学や天文学でよく使われる専門用語です。重力や引力という意味で、物体同士が互いに引きつけ合う力を指します。日常会話よりも、学術的な文脈で使われることが多い単語です。
品詞: 名詞
- 他の品詞:
- 動詞: gravitate(引き寄せられる)
- 形容詞: gravitational(重力の)
CEFRレベル: C1(上級)
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: なし
- 接尾語: -ion(動詞に付いて名詞化する)
- 語幹: gravitate(引き寄せられる)
関連する単語:
- Gravity(重力)
- Gravitational(重力の)
- Gravitate(引き寄せられる)
よく使われるコロケーション:
- Gravitational force(重力)
- Gravitational pull(引力)
- Gravitational field(重力場)
- Gravitational waves(重力波)
- Universal gravitation(万有引力)
- Gravitational constant(重力定数)
- Gravitational attraction(重力の引力)
- Earth's gravitation(地球の重力)
- Gravitational theory(重力理論)
- Gravitational interaction(重力相互作用)
3. 語源とニュアンス
語源: ラテン語の「gravitas(重さ)」から派生。17世紀に「重力」という意味で使われ始めました。
ニュアンス: 科学的でフォーマルな響きがあり、日常的な言葉としてはあまり使われません。主に物理学や天文学の文脈で用いられます。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- The gravitation between two masses
- The effects of gravitation on objects
- Studying the laws of gravitation
フォーマル/カジュアル:
- フォーマルな文脈で使用される。カジュアルな会話では使わない。
名詞の特徴:
- 可算名詞として使われることはほとんどなく、主に不可算名詞として用いられる。
5. 実例と例文
日常会話:
- 日常会話ではほとんど使われないため、ここでは例文を省略します。
ビジネス:
The company's new project aims to study the effect of gravitation on satellites.
(その会社の新しいプロジェクトは、衛星に対する重力の影響を研究することを目指している。)Understanding gravitation is crucial for the development of aerospace technology.
(重力を理解することは、航空宇宙技術の発展にとって重要である。)
学術的な文脈:
Newton's law of universal gravitation explains the gravitational attraction between two masses.
(ニュートンの万有引力の法則は、2つの質量間の重力引力を説明している。)Gravitational waves were first detected by LIGO in 2015.
(重力波は2015年にLIGOによって初めて検出された。)The study of gravitation is a fundamental aspect of physics.
(重力の研究は物理学の基本的な側面である。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Gravity(重力): 一般的に使われる単語で、物体を地球に引き寄せる力を指します。
- Attraction(引力): より広義で使われ、重力以外の引力も含む。
反意語:
- Repulsion(排斥力): 引き寄せる力に対して、反発する力。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号: /ˌɡrævɪˈteɪʃən/
- アクセント: 第三音節「-ta-」に強勢があります。
- アメリカ英語とイギリス英語: 発音の違いはほとんどありません。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 「gravatation」と書かないように注意。
- 同音異義語: 特にありませんが、「gravity」との混同に注意。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- ヒント: 「gravity(重力)」に「-tion(名詞化)」を付けたものと覚えると良いでしょう。
- イメージ: 重力が物体を引き寄せる力を視覚的にイメージすると、記憶に残りやすいです。
これで「gravitation」についての詳細な解説は終わりです。理解の助けになれば幸いです。
意味のイメージ
意味(1)
引力,引力の作用
意味(2)
(…に)引き寄せられること《+to(toward)+名》