最終更新日:2024/06/13

《名詞節を導く関係代名詞》(先行詞を含む)…する[ところの]だれでも / 《譲歩節を導く関係代名詞》だれが…でも / 《疑問代名詞whoの強調形》《話》いったいだれが

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元となった辞書の項目

whoever

代名詞

《名詞節を導く関係代名詞》(先行詞を含む)…する[ところの]だれでも / 《譲歩節を導く関係代名詞》だれが…でも / 《疑問代名詞whoの強調形》《話》いったいだれが

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解説

1. 基本情報と概要

whoever は英語の代名詞で、「誰でも」「誰が〜しようとも」という意味です。誰か特定の人を指すのではなく、不特定の誰かを指すときに使われます。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。


  • 品詞: 代名詞

  • CEFRレベル: B2(中上級)

2. 語構成と詳細な意味

whoever は「who」と「ever」の二つの部分から成り立っています。


  • who:誰

  • ever:常に、いつでも

この二つが結びついて「誰でも」「誰が〜しようとも」という意味を持ちます。

関連フレーズ


  1. Whoever you are - あなたが誰であっても

  2. Whoever comes first - 最初に来た人

  3. Whoever wins - 勝った人

  4. Whoever wants - 欲しい人(誰でも)

  5. Whoever is interested - 興味がある人(誰でも)

  6. Whoever says so - そう言う人は誰でも

  7. Whoever needs help - 助けが必要な人(誰でも)

  8. Whoever they choose - 彼らが選ぶ人

  9. Whoever calls first - 最初に電話した人

  10. Whoever is responsible - 責任を持つ人(誰でも)

3. 語源とニュアンス

whoever の語源は、「who」と「ever」の結合です。これらの単語は古英語に由来し、「who」は「hwā」、「ever」は「æfre」という形でした。

whoever は特定の誰かを指さず、不特定の人を対象とするので、一般的に口語でも文章でも使われます。フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも適用されますが、文脈によって使い方に注意が必要です。

4. 文法的な特徴と構文

whoever は主語や目的語として使われることが多いです。例えば、「Whoever wants to join can come.」や「I will support whoever wins.」など。

使用シーンの特徴


  • フォーマル/カジュアル: 両方で使われる

  • 文脈: 一般的に使われる

whoever は単数形として扱われ、不特定の人やグループを指します。

5. 実例と例文

日常会話


  1. Whoever wants pizza, raise your hand.(ピザが欲しい人は手を挙げて。)

  2. Whoever forgot their bag, please come to the office.(バッグを忘れた人は事務所に来てください。)

ビジネス


  1. Whoever completes the report first will get a bonus.(最初に報告書を完成させた人がボーナスをもらえます。)

  2. We need to hire whoever is the best candidate.(最良の候補者を雇う必要があります。)

学術的


  1. Whoever studies hard will succeed.(一生懸命勉強する人は成功するでしょう。)

  2. Whoever publishes first will get recognition.(最初に出版する人が認識されます。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語


  • Anyone(誰でも): より広い意味で使われる

  • Whomever(誰にでも): 目的語として使われる

反意語


  • Nobody(誰も〜ない)

whoeveranyone は似ていますが、whoever は特定の状況や条件がある場合によく使われます。

7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音: /huːˈevər/(フーエヴァー)

アクセントは「-ev-」の部分に置かれます。アメリカ英語とイギリス英語での発音の違いはほとんどありません。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

whoeverwhomever の使い分けに注意してください。whomever は目的語として使われるため、文法的な位置に気を付ける必要があります。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

「誰でも」という意味を思い出すために、「whoever」は「who」と「ever」の結合であることを覚えておくと良いでしょう。「誰でも」「いつでも」というイメージで覚えると便利です。

例えば、「誰でも(whoever)来た人が勝者です」というフレーズを覚えておくと、自然に使えるようになります。

意味のイメージ
whoever
意味(1)

《譲歩節を導く関係代名詞》だれが…でも

意味(2)

《名詞節を導く関係代名詞》(先行詞を含む)…する[ところの]だれでも

意味(3)

《疑問代名詞whoの強調形》《話》いったいだれが

語彙を覚えるための辞書問題

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