engage
1. 基本情報と概要
Engage(動詞)
意味(英語):
- To attract someone's interest or attention.
- To participate or become involved in an activity.
- To employ or hire someone.
- To enter into combat or conflict.
意味(日本語):
- 人の関心や注意を引くこと。
- 活動に参加すること。
- 誰かを雇用すること。
- 戦闘や紛争に参加すること。
こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。例えば、興味を引く、仕事に参加する、雇用する、戦闘に参加するなどの状況で使われます。
品詞: 動詞
他の品詞としての例:名詞 engagement
(約束、従事、婚約)
CEFRレベル: B2(中上級)
この単語は中上級レベルの学習者に適しています。
2. 語構成と詳細な意味
語幹: engage
接頭語: en-(中に、に向かって)
語幹: gage(約束、誓い)
派生語や類縁語:
- Engagement(名詞):約束、従事、婚約
- Engaging(形容詞):魅力的な、心を引く
よく使われるコロケーション:
- Engage in conversation(会話に参加する)
- Engage the audience(観客の心を引く)
- Engage with the community(コミュニティと関わる)
- Engage a consultant(コンサルタントを雇う)
- Engage in research(研究に従事する)
- Engage the enemy(敵と交戦する)
- Engage attention(注意を引く)
- Engage someone's services(誰かのサービスを雇う)
- Engage in activities(活動に参加する)
- Engage in debate(討論に参加する)
3. 語源とニュアンス
語源: ラテン語の「in-」(中に)と「gadiāre」(誓う)が起源です。フランス語の engager
を経て英語に入ってきました。
この単語は、歴史的には約束や契約に関連する意味から始まり、現在では幅広い状況で使用されます。特定の状況での微妙なニュアンスや感情的な響きは、関与や参加、注意を引くことに関連しています。
使用シーン:
- 口語でも文章でも使われます。
- カジュアルでもフォーマルでも使われますが、フォーマルな場面で使われることが多いです。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- Engage in [activity](活動に参加する)
- Engage [object](物や人に関与する)
- Engage with [person/group](人やグループと関わる)
フォーマル/カジュアル:
- フォーマルな文脈で多く使われますが、カジュアルな会話でも使用可能です。
他動詞/自動詞の使い分け:
- 他動詞として使用する場合:「He engaged the audience.」(彼は観客の心を引いた。)
- 自動詞として使用する場合:「She engaged in the discussion.」(彼女は討論に参加した。)
5. 実例と例文
日常会話:
I try to engage in a new hobby every month.
(毎月新しい趣味に挑戦しようとしています。)Can you engage the kids while I cook dinner?
(夕食を作っている間、子供たちの注意を引いてくれますか?)Let's engage with our neighbors more often.
(もっと頻繁に隣人と関わりましょう。)
ビジネス:
We need to engage a new marketing consultant.
(新しいマーケティングコンサルタントを雇う必要があります。)The company is looking to engage in sustainable practices.
(会社は持続可能な実践に取り組もうとしています。)Engage your team in the project planning process.
(チームをプロジェクト計画のプロセスに参加させましょう。)
学術的な文脈:
Researchers often engage in collaborative studies.
(研究者はしばしば共同研究に従事します。)The lecture engaged the students' attention.
(講義は学生の注意を引いた。)It's crucial to engage with primary sources in historical research.
(歴史研究では一次資料と関わることが重要です。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Involve(関与する)
She involves herself in every aspect of the project.
(彼女はプロジェクトのすべての面に関与しています。)
- Participate(参加する)
They participated in the conference.
(彼らは会議に参加しました。)
- Hire(雇う)
We need to hire more staff.
(もっとスタッフを雇う必要があります。)
反意語:
- Disengage(離脱する)
He decided to disengage from the project.
(彼はプロジェクトから離脱することに決めました。)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /ɪnˈɡeɪdʒ/
アクセントの位置: 第二音節(-gage)
アメリカ英語とイギリス英語の発音の違い: ほとんど違いはありません。
よくある発音の間違い: 「エンゲイジ」と「インゲイジ」の違いに注意。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス: engage
の g
を j
と書いてしまうことがある。
同音異義語: 特に目立った同音異義語はありませんが、文脈によって意味が変わるので注意が必要です。
試験対策: TOEICや英検などの試験で、「engage」の異なる意味(参加、雇用、注意を引く)の使い分けが問われることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
イメージ: Engage
は「エンゲージリング(婚約指輪)」を思い出すと覚えやすいです。「エンゲージリング=婚約=約束や関与」と連想します。
覚える際のポイント: 「いんげん豆(engage)」と覚えると、発音しやすくなります。また、接頭語 en-
が「中に」、語幹 gage
が「誓い」を意味することを覚えておくと、意味が理解しやすいです。
…‘を'雇う;(…として)…‘を'雇う《+名+as+名》;〈技術・労力など〉‘を'買う
…‘を'予約する
〈注意,関心〉‘を'引きつける
〈事が〉〈時間・労力〉‘を'占める,使う(occupy)
(…に)〈自分〉‘を'専念(没頭)させる,従事させる《+one*self in+名(doing*)》
〈自分〉‘に'請け合う,約束する;〈物事〉‘を'請け合う
…‘と'交戦状態にはいる
〈歯車など〉‘を'かみ合わせる
(…に)従事する,たずさわる,参加する《+in+名》
交戦する
〈歯車などが〉かみ合う,(…と)かみ合う《+with+名》