everything
《単数扱い》 / なんでも,何もかも,万事 / 《補語にのみ用いて》何よりも大切なもの / / Everything is OK now. / もう大丈夫です。 / Is everything OK? / いろいろと大丈夫ですか? / Everything will be OK. / すべてうまくいきますよ。
1. 基本情報と概要
everything
- 意味 (英語): All things; all the things of a group or class.
- 意味 (日本語): すべての物事; 集団やクラスのすべての物事。
この単語は「すべての物事」という意味で、何かのグループやクラスに属するすべての物を指す時に使われます。例えば、「私はすべてを知っている」と言うときに使います。非常に幅広い意味で使われ、状況に応じて具体的な内容が異なります。
- 品詞: 代名詞
- CEFRレベル: A2(初級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成: every
+ thing
every
: すべてのthing
: もの、こと
関連語:
- nothing: 何もない
- something: 何か
- anything: 何でも、何か
よく使われるコロケーション:
- everything and anything - 何でもかんでも
- everything will be fine - すべてうまくいく
- everything you need - あなたが必要なすべて
- everything in its place - すべてが所定の場所に
- everything but the kitchen sink - ありとあらゆるもの
- everything under the sun - この世のすべて
- everything's okay - すべて大丈夫
- everything I have - 私が持っているすべて
- everything changes - すべてが変わる
- everything counts - すべてが重要
3. 語源とニュアンス
語源: 古英語の æfre
(常に)と þing
(もの、こと)から派生しています。
ニュアンス:
- 全体を包括する意味合いがあります。
- 状況に応じて具体的な内容が異なるため、柔軟に使えます。
- フォーマル・カジュアルの両方で使われますが、通常はカジュアルな会話でよく見られます。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- everything + 動詞:
Everything is ready.
- everything + 関係代名詞節:
Everything that you see here is for sale.
- everything + 前置詞句:
Everything in this room is new.
使用シーン:
- カジュアルな会話、日常会話
- 文章でも使用されますが、特に会話で頻繁に見られます。
他の代名詞との違い:
- nothing: 何もない(反意語)
- something: 何か(部分的)
- anything: 何でも(選択肢を広げる)
5. 実例と例文
日常会話:
Everything is going to be okay.
- すべてうまくいくよ。
I love everything about this place.
- この場所のすべてが大好き。
She knows everything.
- 彼女はすべてを知っている。
ビジネス:
Please make sure everything is ready for the meeting.
- 会議の準備がすべて整っていることを確認してください。
Everything must be done by the deadline.
- 締め切りまでにすべてが完了しなければならない。
We need to review everything before the presentation.
- プレゼンテーション前にすべてを見直す必要がある。
学術的な文脈:
The theory explains everything about the phenomenon.
- その理論は現象についてすべてを説明している。
Everything in the experiment must be documented.
- 実験のすべてが記録されなければならない。
We need to consider everything when analyzing the data.
- データを分析する際にはすべてを考慮する必要がある。
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- all(すべて): より広範囲で包括的
- the whole(全体): 一つのまとまりとしての全体
反意語:
- nothing(何もない): 存在しない、無
ニュアンスの違い:
- everythingは具体的な物事すべてを指し、allはより抽象的な全体を指すことが多い。
- nothingは反対に何も存在しないことを示す。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA): /ˈɛvriˌθɪŋ/
強勢:
- アクセントは最初の音節にあります(ev-ry-thing)。
アメリカ英語とイギリス英語での発音の違い:
- 大きな違いはありませんが、地域によって微妙な発音の違いがある場合があります。
よくある発音の間違い:
thing
の部分を「シング」と発音しないように注意(正しくは「スィング」)。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
everthing
と書かないように注意。正しいスペルはeverything
。 - 同音異義語との混同: 特に
every
とthing
を別々に書かないように。 - 文法的間違い: 動詞の一致に注意(Everything is...)。
試験対策:
- TOEICや英検のリスニングやリーディングで頻出するため、よく理解しておくことが重要です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
every
(すべて)とthing
(物)を組み合わせた単語と覚えると簡単です。- 「すべてのことを網羅する」というイメージを持つと覚えやすいです。
- 具体的なシーンや画像と結びつけて覚えると記憶に残りやすくなります。
以上が代名詞「everything」の詳細な解説です。この単語は非常に汎用性が高く、日常会話で頻繁に使用されるため、しっかりと理解して使いこなせるようにしましょう。
Everything is OK now.
もう大丈夫です。
Is everything OK?
いろいろと大丈夫ですか?
Everything will be OK.
すべてうまくいきますよ。
《単数扱い》
なんでも,何もかも,万事
《補語にのみ用いて》何よりも大切なもの