最終更新日:2025/01/11
編集履歴(0)
元となった辞書の項目

grab

動詞

…‘を'ぎゅっとつかむ,ひったくる / (…を)ひっつかむ《+at+名》;(…に)さっと手を伸ばす《+for+名》 / 不意につかむ / 取り込む / 横取りする / 逮捕する / (人の心)をとらえる,〈人に〉強い印象を与える / を軽く飲み(食い)する / 〈...を〉大急ぎで取る,利用する

私は本を棚からぎゅっとつかむ。

解説

1. 基本情報と概要

grab(動詞)


  • 英語: grab

  • 日本語: つかむ、取る、ひっつかむ

「grab」は、何かを素早くつかむ、取るという意味の動詞です。急いで何かを取るときや、強引に何かをつかむときに使われます。

CEFRレベル: B1(中級)

2. 語構成と詳細な意味

語幹: grab

関連語・派生語:


  • grabber(名詞): つかむ人、強盗

  • grabbing(形容詞): つかんでいる

  • grabby(形容詞): すぐにつかむ、貪欲な

よく使われるコロケーション:


  1. grab a bite - 軽食を取る

  2. grab a seat - 席を確保する

  3. grab an opportunity - チャンスをつかむ

  4. grab attention - 注意を引く

  5. grab hold of - しっかりつかむ

  6. grab the chance - チャンスをつかむ

  7. grab the phone - 電話を取る

  8. grab lunch - 昼食を取る

  9. grab onto - しっかりつかむ

  10. grab a drink - 飲み物を取る

3. 語源とニュアンス

語源: この単語は16世紀の初めに使われ始めました。オランダ語の「grabbelen」に由来し、「つかむ、ひっつかむ」という意味があります。

ニュアンス:
「grab」は、急いで何かをつかむ、取るという意味があり、時には強引なニュアンスを持つことがあります。カジュアルな場面でよく使われ、フォーマルな文章ではあまり使われません。

4. 文法的な特徴と構文

一般的な構文:


  • grab + 目的語


    • 例: He grabbed the book.(彼はその本をつかんだ。)


イディオム:


  • grab a bite


    • 例: Let's grab a bite to eat.(何か軽く食べよう。)


文法上のポイント:


  • 他動詞: grabは他動詞であり、目的語を必要とします。

5. 実例と例文

日常会話:


  1. Can you grab me a towel?(タオルを取ってくれる?)

  2. Let's grab a coffee after work.(仕事の後にコーヒーを飲もう。)

  3. She grabbed her keys and left the house.(彼女は鍵をつかんで家を出た。)

ビジネス:


  1. I need to grab some files from my office.(オフィスからいくつかファイルを取ってこなければならない。)

  2. Let's grab lunch and discuss this further.(昼食を取りながらさらに話し合おう。)

  3. He grabbed the opportunity to present his idea.(彼は自分のアイデアを発表する機会をつかんだ。)

学術的:


  1. The researcher grabbed the sample quickly.(研究者は素早くサンプルをつかんだ。)

  2. The student grabbed the chance to ask a question.(学生は質問する機会をつかんだ。)

  3. The scientist grabbed the equipment to conduct the experiment.(科学者は実験を行うために装置をつかんだ。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語:


  • seize(つかむ、押収する): もっと強い力や権力を使って何かを取る場合に使われる。


    • 例: The police seized the illegal drugs.(警察が違法薬物を押収した。)


  • snatch(ひったくる、奪う): 急いで、力を使って何かを取る場合に使われる。


    • 例: She snatched the purse from the table.(彼女はテーブルから財布をひったくった。)


反意語:


  • release(解放する、放す): 何かを手放す、自由にする場合に使われる。


    • 例: He released the bird from the cage.(彼は鳥を檻から解放した。)


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA): /ɡræb/

アクセントの位置: 単音節のため、アクセントは特に強調されない。

アメリカ英語とイギリス英語の違い: 発音はほぼ同じですが、地域によって微妙に異なることがあります。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

よくある間違い:


  • スペルミス: grabgrabbと書くミス。

  • 同音異義語との混同: crab(カニ)と混同しないように注意。

試験対策:
TOEICや英検などの試験では、日常的な動作を表す語彙として出題されることがあります。特にビジネスシーンでの使用方法に注意してください。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

覚えやすいイメージ:
「grab」は、何かを急いでつかむときの動きをイメージすると覚えやすいです。例えば、急いでバスに乗る前にバッグをつかむシーンを思い浮かべてみてください。

勉強テクニック:
「grab」と「snatch」の違いを理解するために、それぞれの動作を演じてみるのも効果的です。

以上が動詞「grab」の詳細な解説です。学習の参考にしてください。

意味のイメージ
grab
意味(1)

…‘を'ぎゅっとつかむ,ひったくる / (…を)ひっつかむ《+at+》;(…に)さっと手を伸ばす《+for+》 / 不意{ふい}につかむ / 取り込む / 横取りする / 逮捕する / (人の心)をとらえる,〈人に〉強い印象を与える / を軽く飲み(食い)する / 〈...を〉大急ぎで取る(利用する)

意味を覚えるための辞書問題

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★