元となった辞書の項目
secondary
解説
1. 基本情報と概要
secondary(セカンダリー)
- 意味(英語): Of second rank, importance, or value; not primary.
- 意味(日本語): 第二の、二次的な。主なものではなく、補助的な役割を持つ。
この単語は、何かの順位や重要度において「第二位」や「二次的な」ものを指すときに使います。例えば、主要な目的があって、その次にくる副次的な目的を表現する場合に使われます。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
- 品詞: 形容詞(adjective)
他の品詞例:
- 名詞: secondary(中等学校)
- 副詞: secondarily(第二に)
CEFRレベル: B1(中級)
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: なし
- 接尾語: なし
- 語幹: second(第二の)
関連する単語:
- primary(主要な)
- tertiary(第三の)
- secondary school(中等学校)
共起表現(コロケーション):
- secondary education(中等教育)
- secondary importance(二次的重要性)
- secondary role(二次的な役割)
- secondary effect(二次的な効果)
- secondary source(二次資料)
- secondary market(セカンダリーマーケット)
- secondary data(二次データ)
- secondary infection(二次感染)
- secondary analysis(二次分析)
- secondary consideration(二次的な考慮)
3. 語源とニュアンス
- 語源: ラテン語の
secundarius
から来ており、secundus
が「第二の」という意味です。 - ニュアンス: 「主なものではない」という意味が含まれるため、時には重要度が低いと感じられることもあります。カジュアルな場面からフォーマルな場面まで幅広く使えます。
4. 文法的な特徴と構文
- 構文: 形容詞として名詞を修飾します。
- 使用シーン: フォーマルな文書や会話、学術的な文脈でも使われます。
例:
- 可算名詞: secondary school(中等学校)
- 不可算名詞: secondary education(中等教育)
5. 実例と例文
日常会話:
I have a secondary phone for work.
(仕事用に二台目の携帯を持っています。)Her secondary job is teaching yoga.
(彼女の副業はヨガの指導です。)The party was of secondary importance to his studies.
(そのパーティーは彼の勉強に比べて二次的な重要性しかありませんでした。)
ビジネス:
We need to consider secondary markets for our products.
(私たちの製品のためにセカンダリーマーケットを考慮する必要があります。)The secondary objective is to improve customer satisfaction.
(二次的な目標は顧客満足度を向上させることです。)Secondary data can provide valuable insights.
(二次データは貴重な洞察を提供することができます。)
学術的な文脈:
Secondary sources were used to compile the research.
(研究をまとめるために二次資料が使用されました。)The secondary effects of the drug were minimal.
(その薬の二次的な効果は最小限でした。)The study focuses on secondary education in rural areas.
(その研究は地方の中等教育に焦点を当てています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- subsidiary(補助的な)
- auxiliary(補助の)
- minor(小さい、重要でない)
反意語:
- primary(主要な)
- main(主な)
- principal(主要な)
違いの解説:
- primary は「主要な、第一の」を意味し、重要度が高い。
- secondary は「第二の、二次的な」を意味し、重要度が主要なものよりも低い。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号: /ˈsɛk.ənˌdɛr.i/ または /ˈsɛk.ənˌder.i/
- アクセント: 第1音節にアクセントがあります。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い: 発音に大きな違いはありませんが、アメリカ英語の方がやや明確に発音されることがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
secoundary
と綴らないように注意。 - 発音の間違い: 第1音節にアクセントをつけることを忘れない。
- 同音異義語:
secondary
とsecondly
(第二に)を混同しないように。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 覚え方:
second
(第二)に-ary
がついていると覚えると簡単です。 - イメージ: 二番目に来るもの、補助的な役割を持つものというイメージを持つと良いです。
以上が「secondary」の詳細な解説です。学習の際に役立ててください。
意味のイメージ
意味(1)
第2の,2番目の;(…の)次の《+to+名》
意味(2)
中等学校[教育]の
意味(3)
二次電流の
意味(4)
派生的な,二次的な,あまり重要でない