should
...すべきである / ...のはずである / 《~ have 過去分詞》 …すべきだったのに; …してしまっているはずだ / 《疑問詞とともに用いて》いったい…かしら / 《現在または未来に反する仮定に対して》…だろうに / 《条件節・譲歩節に用いて》万一…だとしたら / 《感情・判断などの表現に続くthat節に用いて》 …するとは / 《命令・提案・願望などの表現に続くthat節に用いて》 …するように
1. 基本情報と概要
Should は英語の助動詞で、「〜すべき」や「〜するはず」といった意味を持ちます。日本語では「〜すべきだ」「〜するべきだ」「〜するはずだ」「〜した方がよい」といったニュアンスで使われます。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
- 品詞: 助動詞 (Modal Verb)
CEFRレベル: B1 (中級)
中級レベルで頻繁に使われる表現です。
2. 語構成と詳細な意味
助動詞の「should」は、単独で意味を成すため、特定の接頭語・接尾語・語幹はありません。
関連する助動詞として「shall」がありますが、現代英語では「shall」はフォーマルな場面で使われることが多いです。
よく使われるコロケーション:
- Should be - 〜であるべきだ
- Should have - 〜すべきだった
- Should do - 〜すべきだ
- Should not - 〜すべきでない
- You should - あなたは〜すべきだ
- Should I? - 私は〜すべきですか?
- Should we? - 私たちは〜すべきですか?
- Shouldn't we? - 私たちは〜すべきではないですか?
- What should - 何を〜すべきか
- When should - いつ〜すべきか
3. 語源とニュアンス
「Should」は古英語の「sceolde」に由来します。これは「shall」の過去形として使われていましたが、現代では義務や推奨を表す助動詞として独立して使われるようになりました。
「should」は助言や推奨、義務や期待を示す際に使われるため、状況に応じて強さや柔らかさが異なります。カジュアルな会話でもフォーマルな文章でも使われますが、場面に応じたニュアンスの違いに注意が必要です。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- 主語 + should + 動詞の原形
例: You should go. (あなたは行くべきだ)
イディオム:
- Should have + 過去分詞
例: You should have called me. (あなたは私に電話すべきだった)
フォーマル/カジュアルな使用:
- フォーマル: You should complete the report by tomorrow.
- カジュアル: You should check out that new movie.
5. 実例と例文
日常会話:
- You should try this new restaurant. (この新しいレストランを試してみるべきだよ)
- Should we go to the party tonight? (今夜のパーティーに行くべきですか?)
- You shouldn't worry too much. (あまり心配しすぎないほうがいいよ)
ビジネス:
- We should schedule a meeting for next week. (来週にミーティングをスケジュールするべきです)
- Should I send the report to the client? (クライアントに報告書を送るべきですか?)
- Employees should follow the company guidelines. (従業員は会社のガイドラインに従うべきです)
学術的な文脈:
- Researchers should consider the ethical implications. (研究者は倫理的な影響を考慮すべきです)
- Students should submit their assignments on time. (学生は課題を期限内に提出すべきです)
- We should analyze the data thoroughly. (私たちはデータを徹底的に分析すべきです)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Ought to (〜すべき) - 「should」とほぼ同じ意味ですが、ややフォーマル。
- Must (〜しなければならない) - 「should」よりも強い義務を示す。
- Shall (〜しよう) - 未来の意志や提案を示す。
反意語:
- Shouldn't (〜すべきでない) - 義務や推奨の否定形。
- Must not (〜してはならない) - 強い禁止を示す。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /ʃʊd/
強勢: 強勢は特に強くならないが、短く「シュッド」と発音されます。
アメリカ英語とイギリス英語での発音の違いはほとんどありませんが、アメリカ英語ではよりフラットに発音されることが多いです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 「should」を「shuld」や「shold」と書かないように注意。
- 発音: 「should」の「l」は発音しません。
- 混同: 「Could」や「Would」と混同しやすいので、意味の違いをしっかり理解しましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「should」は「shall」の過去形から派生したと覚えるとよいでしょう。「〜すべきだ」「〜するはずだ」という意味で使われるので、何かを推奨する際に使うと覚えてください。
例えば、「You should study harder.」というフレーズを繰り返し使って練習すると定着しやすいです。
以上が助動詞「should」の詳細な解説です。普段の会話やビジネスシーンで積極的に使ってみてください!
《時制の一致によるshallの過去形》
《単純未来》
《意志未来》
《義務・当然・勧誘》
《should+原形》すべきである,するのが当然である,しなくてはならない
《should have+過去分詞》 …すべきだった[のに],するのが当然であった[のに]
《見込み・当然の結果》
《should+原形》 …のはずである,きっと…だろう
《should have+過去分詞》 …して[しまって]いる(した)はずだ,きっと…してしまっているだろう
《疑問詞とともに用いて,意外・不可解・驚きなど》いったい…かしら
《仮定条件に対する帰結節に用いて》
《一人称主語とともに》《現在または未来に反する仮定に対して》…だろうに,なのだが:《should have+過去に反する仮定に対して》 …だったろうに,したのだが
《二,三人称主語とともに》…させるのだが,したのだが
《条件節・譲歩節に用いて》万一…だとしたら(だとしても)
《一人称主語とともに用いて,控え目で遠回しな表現として》…したいが,…するところが
《感情・判断などの表現に続くthat節に用いて》 …するとは,だなんて
《命令・提案・願望などの表現に続くthat節に用いて》 …するように,であることを
《目的を表す副詞節に用いて》 …する[ように];…しない[ように],してはいけない[から]