元となった辞書の項目
weapon
解説
1. 基本情報と概要
weapon(名詞)
- 意味: 武器、兵器
- 日本語訳: 武器、兵器。戦闘や防衛、攻撃のために使用される物品や装置のことです。たとえば、銃や刀、ミサイルなどが含まれます。
この単語は、戦闘や防衛、攻撃の場面で使われます。日常会話ではあまり使われないかもしれませんが、ニュースや映画、小説などではよく見かける単語です。
CEFRレベル: B1(中級)
品詞
- 名詞(例:weapon)
- 動詞(派生語:weaponize = 武器化する)
2. 語構成と詳細な意味
語幹: weapon
には特定の接頭語や接尾語はありませんが、派生語として weaponize
(武器化する)という動詞があります。
派生語や類縁語
- weaponize (動詞): 武器化する
- armament (名詞): 軍備、武装
- arsenal (名詞): 兵器庫
コロケーション
- nuclear weapon - 核兵器
- lethal weapon - 致命的な武器
- concealed weapon - 隠し武器
- deadly weapon - 致命的な武器
- assault weapon - 攻撃用武器
- biological weapon - 生物兵器
- chemical weapon - 化学兵器
- handheld weapon - 手持ち武器
- improvised weapon - 即席武器
- defensive weapon - 防御用武器
3. 語源とニュアンス
語源: weapon
は古英語の wæpen
から来ており、これはゲルマン語派の言葉である wapna
に由来します。
ニュアンス: 武器という言葉は、多くの場合、攻撃的なイメージや危険性を伴います。そのため、使う際には注意が必要です。物理的な武器だけでなく、比喩的に「議論の武器」や「競争の武器」としても使われることがあります。
4. 文法的な特徴と構文
可算名詞です。通常「a weapon」「weapons」として使われます。
一般的な構文
- to carry a weapon(武器を持つ)
- to use a weapon(武器を使う)
- to design a weapon(武器を設計する)
- to arm oneself with a weapon(武器で武装する)
イディオム
- double-edged weapon(諸刃の剣)
5. 実例と例文
日常会話
He was caught carrying a concealed weapon.
- 彼は隠し武器を持っているところを捕まりました。
Do you think it's safe to have a weapon at home?
- 家に武器を持つのは安全だと思いますか?
She used her intelligence as her greatest weapon.
- 彼女は知性を最大の武器として使いました。
ビジネス
The company developed a new cybersecurity weapon to protect against attacks.
- その会社は攻撃に対抗するために新しいサイバーセキュリティ武器を開発しました。
Negotiation skills can be a powerful weapon in business.
- 交渉スキルはビジネスにおいて強力な武器となり得ます。
The legal team is preparing their case as if it were a battle, gathering every possible weapon.
- 法務チームはまるで戦闘のように、あらゆる可能な武器を集めてケースを準備しています。
学術的な文脈
Biological weapons pose a significant threat to global security.
- 生物兵器は世界の安全保障に重大な脅威をもたらします。
The history of weapon development is closely tied to technological advances.
- 武器開発の歴史は技術革新と密接に関連しています。
Chemical weapons have been banned under international law.
- 化学兵器は国際法の下で禁止されています。
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- armament(軍備、武装)
- arsenal(兵器庫)
- munition(弾薬)
反意語:
- peace(平和)
- disarmament(武装解除)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /ˈwɛpən/
アクセント位置: 第一音節に強勢があります。
アメリカ英語とイギリス英語の違い: 特に大きな違いはありませんが、アクセントやイントネーションに若干の違いがある場合があります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
wepon
とスペルミスしやすいです。正しくはweapon
です。 - 同音異義語: 特に同音異義語はありませんが、
weapon
の派生語「weaponize」や「weaponry」を混同しないように注意が必要です。 - 試験対策: TOEICや英検などの試験で出題される場合、主に文脈やコロケーションでの理解が求められることが多いです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- イメージ: 武器の代表例として剣や銃を思い浮かべると覚えやすいでしょう。
- 音のポイント:
w
の音とp
の音をしっかり発音することで区別しやすくなります。 - ストーリー: 映画やゲームの中で使われる武器を思い出すと、関連づけて覚えやすくなります。
このように、「weapon」という単語は様々な文脈で使われる重要な単語です。歴史的な背景や現代の使用法を理解することで、より深くこの単語を学ぶことができます。
意味(1)
武器,兵器
意味(2)
攻撃(防御)手段