global

1. 基本情報と概要

global（グローバル）は形容詞で、「世界的な」「全体的な」という意味です。具体的には、地球全体や全世界に関わることを指します。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。

• 品詞：形容詞


• 他の品詞：名詞形は「globality」（グローバリティ）、副詞形は「globally」（グローバリー）です。


• CEFRレベル：B1（中級）

2. 語構成と詳細な意味

• 接頭語：特にありません。


• 接尾語：特にありません。


• 語幹：「globe」（地球、球体）に由来します。

コロケーション（共起表現）や関連フレーズ：

1. global economy（世界経済）


2. global warming（地球温暖化）


3. global market（世界市場）


4. global network（グローバルネットワーク）


5. global perspective（グローバルな視点）


6. global scale（地球規模）


7. global issue（世界的な問題）


8. global reach（世界的な広がり）


9. global community（世界共同体）


10. global strategy（グローバル戦略）

3. 語源とニュアンス

語源：ラテン語の「globus」（球体）から派生し、後に中英語で「globus」から「globe」へと変わりました。「global」として形容詞化されたのは19世紀以降です。

この単語は、地球全体に関わる広がりや影響を強調する際に使われます。フォーマルな文章やビジネス会話、学術的な文脈でよく用いられます。

4. 文法的な特徴と構文

• 可算・不可算：形容詞なのでこの区別はありません。


• 一般的な構文：
  
  
  • The company has a global presence.
  
  
  • Global issues need global solutions.
  
  

5. 実例と例文

日常会話：

1. Climate change is a global problem.
   
   
   • 気候変動は世界的な問題です。
   
   


2. We need to think globally.
   
   
   • 私たちはグローバルに考える必要があります。
   
   


3. Our products are available globally.
   
   
   • 私たちの製品は世界中で利用可能です。
   
   

ビジネス：

1. The company has a global strategy to expand its market.
   
   
   • その会社は市場を拡大するためのグローバル戦略を持っています。
   
   


2. We operate on a global scale.
   
   
   • 私たちは地球規模で運営しています。
   
   


3. Our team is working on a global project.
   
   
   • 私たちのチームはグローバルなプロジェクトに取り組んでいます。
   
   

学術的な文脈：

1. Global warming is a critical issue that needs immediate attention.
   
   
   • 地球温暖化は即座に対処が必要な重要な問題です。
   
   


2. Global trade has increased significantly in the past decade.
   
   
   • 過去10年間で世界貿易は大幅に増加しました。
   
   


3. The study focuses on global health trends.
   
   
   • この研究は世界の健康トレンドに焦点を当てています。
   
   

6. 類義語・反意語と比較

• 類義語：
  
  
  • international（国際的な）：国と国との関係を強調しますが、地球全体という意味合いは薄いです。
  
  
  • worldwide（世界中の）：地球全体に広がるニュアンスがありますが、規模や影響の大きさにフォーカスします。
  
  


• 反意語：
  
  
  • local（地域的な）：特定の地域や場所に限定された意味です。
  
  

7. 発音とアクセントの特徴

• 発音記号：/ˈɡloʊ.bəl/


• アクセント：第一音節に強勢があります。


• アメリカ英語とイギリス英語：発音に大差はありませんが、イントネーションの違いがある場合があります。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

• スペルミス：「globle」や「globel」と間違えないように注意しましょう。


• 同音異義語：特にありませんが、「global」と「globe」は混同しやすいので注意が必要です。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

• ヒント：「globe」（地球）と「-al」（...のような）を組み合わせて覚えると良いでしょう。


• イメージ：地球儀や世界地図を思い浮かべると、地球全体を指す意味が分かりやすくなります。

このように、「global」は地球全体や全世界に関わる意味を持ち、特にビジネスや学術的な文脈でよく使われる形容詞です。