元となった辞書の項目
personnel
解説
1. 基本情報と概要
Personnel(パーソネル)は、名詞で「人事」や「従業員」という意味の単語です。具体的には、ある組織や会社で働く全ての人々を指します。例えば、「会社の人事部(Personnel Department)」や「従業員全体(all personnel)」という文脈で使われます。
- 英語: Personnel
- 日本語: 人事、従業員
こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。特にビジネス環境や軍事組織などでよく使用されます。
- 品詞: 名詞
- CEFRレベル: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
Personnelは以下のように構成されています:
- Personnelは単語全体で一つのまとまりを持ち、特に接頭語や接尾語が分かれた形ではありません。
派生語や類縁語:
- Personal(個人的な、個人の)
- Person(人)
よく使われるコロケーション:
- Personnel department - 人事部
- Personnel management - 人事管理
- Personnel officer - 人事担当者
- Personnel file - 人事ファイル
- Personnel policy - 人事方針
- Personnel changes - 人事異動
- Personnel shortage - 人員不足
- Personnel training - 人員訓練
- Personnel administration - 人事管理
- Personnel evaluation - 人事評価
3. 語源とニュアンス
Personnelの語源はフランス語の「personnel」から来ており、これは「個人」を意味するラテン語の「personalis」に由来します。歴史的には、軍事や大規模な組織での人員管理のために使われてきました。
この単語はフォーマルな文脈でよく使われ、カジュアルな会話ではあまり見かけません。特にビジネス文書や公式なレポートに適しています。
4. 文法的な特徴と構文
Personnelは不可算名詞として使われます。従って、「a personnel」や「personnels」という形は取りません。
一般的な構文:
- The personnel of the company are highly skilled.
- We need to discuss personnel issues in the meeting.
- The personnel department is responsible for recruitment.
イディオム: 特に目立ったイディオムはありませんが、以下のようなフレーズは頻繁に使われます。
- Personnel on duty - 勤務中の職員
- Personnel records - 人事記録
5. 実例と例文
日常会話:
- The personnel at the front desk were very helpful.
- 受付のスタッフはとても親切でした。
- We need more personnel to handle the increased workload.
- 増加した作業量を処理するためにもっと人員が必要です。
- All personnel must attend the meeting.
- 全従業員は会議に出席しなければなりません。
ビジネス:
- The personnel department is reviewing the new policy.
- 人事部は新しい方針を見直しています。
- Personnel training sessions will be held next week.
- 来週、人材訓練セッションが行われます。
- The company is looking to hire new personnel.
- 会社は新しい人員を採用しようとしています。
学術的な文脈:
- The study examines the impact of personnel management on productivity.
- この研究は、人事管理が生産性に与える影響を調査しています。
- Personnel records are essential for organizational research.
- 人事記録は組織研究に不可欠です。
- Effective personnel policies can lead to better employee satisfaction.
- 効果的な人事方針は、従業員満足度の向上につながります。
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Staff(スタッフ、職員)
- よりカジュアルな表現で、特定の部署やグループの従業員を指します。
- Employees(従業員)
- 会社や組織で働く人々を具体的に指します。
反意語:
- Unemployment(失業)
- 仕事を持っていない状態を指します。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA):
- /ˌpɜːrsəˈnɛl/
強勢(アクセント):
- 第二音節に強勢があります(per-so-NNEL)。
アメリカ英語とイギリス英語の違い:
- 発音に大きな違いはありませんが、アメリカ英語では「r」が強めに発音される傾向があります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
よくある間違い:
- 「personal」と混同しないよう注意が必要です。「personal」は「個人的な」という意味です。
- 「personnel」は不可算名詞なので、「a personnel」や「personnels」とは言いません。
試験対策:
- TOEICや英検のビジネス関連の問題で頻出です。文章中での文脈を理解して使えるようにしましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
覚えやすくするためのヒント:
- 「Personnel」は「Person(人)」がたくさん集まったイメージから「従業員全体」を意味すると覚えると良いでしょう。
- 「人事部(Personnel Department)」で覚えると、ビジネスシーンでの使用が思い出しやすくなります。
関連ストーリー:
- 大企業の「人事部」にいる友達が「Personnel Department」で働いているとイメージすると、単語の意味と使用場面が覚えやすくなります。
意味のイメージ
意味(1)
《集合的に》《おもに複数扱い》(官庁・学校などの)全職員
意味(2)
人事局(部,課)