最終更新日:2024/06/17

その建物を越えたところに公園があります。

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The park is just beyond that building.

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元となった辞書の項目

beyond

前置詞

《場所》…を越えて,の向こうに(へ) / 《数詞つきの句とともに》…から[いくつ目] / 《時間》…を過ぎて,よりも遅く / 《程度・範囲》…の限度を越えて;…以上に(above) / 《通例否定文・疑問文で》…よりほかには,以外に / 向こうに,かなたに / 《the~》かなた,果て / 《the [great]~》あの世

その建物を越えたところに公園があります。
Le parc est juste au-delà de ce bâtiment.

解説

1. 基本情報と概要

英単語: beyond

日本語訳: 〜の向こうに、〜を超えて

品詞: 前置詞

「beyond」は「〜の向こうに」や「〜を超えて」という意味の前置詞です。物理的な距離だけでなく、時間や抽象的な概念にも使われます。例えば、「beyond the horizon(地平線の向こうに)」や「beyond comprehension(理解を超えて)」というように使います。

CEFRレベル: B1(中級)

2. 語構成と詳細な意味

語構成:


  • 接頭語: なし

  • 語幹: beyond

  • 接尾語: なし

関連性: 「beyond」は接頭語や接尾語がなく、単一の単語として成立していますが、関連する言葉としては「behind(後ろに)」や「before(前に)」があります。

共起表現:


  1. beyond the horizon(地平線の向こうに)

  2. beyond belief(信じられないほど)

  3. beyond comprehension(理解を超えて)

  4. beyond control(制御できない)

  5. beyond repair(修理不可能な)

  6. beyond expectation(期待を超えて)

  7. beyond doubt(疑いなく)

  8. beyond recognition(認識できないほど)

  9. beyond words(言葉では表せないほど)

  10. beyond compare(比較できないほど)

3. 語源とニュアンス

語源: 古英語の「beyondan」から派生し、「be-」は「by(〜の近くに)」の変形で、「geond」は「yond(〜の向こうに)」に由来しています。

ニュアンス:
「beyond」は物理的な距離だけでなく、時間や抽象的な概念にも使われます。例えば、未来のことを表す時や、理解や制御が及ばない範囲を示す時に使われます。一般にフォーマル・インフォーマル問わず使えます。

4. 文法的な特徴と構文

構文例:


  • 物理的な距離:


    • The mountain is beyond the river.(その山は川の向こうにある。)


  • 抽象的な概念:


    • The problem is beyond our control.(その問題は私たちの制御を超えている。)


使用シーン: フォーマル・インフォーマル問わず使えます。

5. 実例と例文

日常会話:


  1. The park is just beyond the bridge.(公園は橋の向こうにある。)

  2. I can't believe what happened. It's beyond me.(何が起こったのか信じられない。私には理解できない。)

ビジネス:


  1. The company's growth this quarter is beyond expectations.(今四半期の会社の成長は予想を超えている。)

  2. This task is beyond my current skill set.(この仕事は私の現在のスキルセットを超えている。)

学術的な文脈:


  1. The concept discussed in the paper is beyond the scope of this study.(論文で議論されている概念はこの研究の範囲を超えている。)

  2. The findings go beyond the initial hypothesis.(発見は最初の仮説を超えている。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語:


  • Past(〜を過ぎて): 具体的な時間や地点を超えることを示す。

    例: The train is past the station.(電車は駅を過ぎた。)

反意語:


  • Before(〜の前に): 時間や地点で先にあることを示す。

    例: He arrived before me.(彼は私より先に到着した。)

7. 発音とアクセントの特徴

発音記号: /bɪˈjɒnd/(イギリス英語)、/bɪˈjɑːnd/(アメリカ英語)

アクセント: アクセントは「beyond」の「y」に置かれます。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

注意点:


  • 「beyond」は物理的な距離だけでなく、抽象的な概念にも使えるため、文脈によって意味が変わることに注意しましょう。

  • 「beyond」と「behind」を混同しないように。前者は「〜を超えて」、後者は「〜の後ろに」という意味です。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

ヒント:


  • 「beyond」は「be + yond(〜の向こうに)」と覚えると良いです。視覚的に「向こう側にいる」というイメージを持つと理解しやすいでしょう。

  • 「beyond the horizon(地平線の向こう)」というフレーズを頭に浮かべると、英単語の意味が覚えやすくなります。

このように、「beyond」は多様な場面で使える便利な前置詞です。理解と使い分けをマスターして、英語の表現力を高めましょう。

意味のイメージ
beyond
意味(1)

《場所》…を越えて,の向こうに()

意味(2)

《時間》…を過ぎて,よりも遅く

意味(3)

《程度・範囲》…の限度を越えて;…以上に(above)

意味(4)

《通例否定文・疑問文で》…よりほかには,以外に

意味(5)

向こうに,かなたに

意味(6)

《the~》かなた,果て

意味(7)

《the [great]~》あの世

意味(8)

《数詞つきの句とともに》…から[いくつ目]

基礎英単語(NGSL)/ 例文 / 英訳 / フラッシュカード

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