元となった辞書の項目
pale
解説
1. 基本情報と概要
pale(ペール)
- 意味:
- 英語: Lacking intensity of color; light or whitish in color.
- 日本語: 色が薄い、顔色が悪い。
「pale」は色が薄い、淡いという意味です。また、顔色が青白い(体調が悪い)というニュアンスでも使われます。形容詞として使われることが多いです。
品詞: 形容詞
- 他の品詞の例:
- 動詞(自動詞):
pale
顔色が青ざめる - 名詞:
paleness
青白さ
CEFRレベル: B2(中上級)
- B2:日常会話や文章で使われる中上級レベルの単語です。
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: なし
- 接尾語: なし
- 語幹: pale
関連語:
- 派生語:
- Paleness(名詞): 青白さ
コロケーション:
- pale skin(青白い肌)
- pale face(青白い顔)
- pale light(薄明かり)
- go pale(青ざめる)
- pale in comparison(比較して見劣りする)
- pale blue(薄い青)
- pale complexion(青白い顔色)
- pale sunlight(薄い日差し)
- pale with fear(恐怖で青ざめる)
- pale dawn(薄明)
3. 語源とニュアンス
語源:
- ラテン語の「pallidus」から来ており、「pallere」(青ざめる)という意味です。
ニュアンス:
- 「pale」は色が薄いことや、顔色が悪いことを示すため、健康状態や感情を表現する際に使われることが多いです。カジュアルな会話でもフォーマルな文章でも使われます。
4. 文法的な特徴と構文
- 形容詞: 他の名詞を修飾します。
一般的な構文:
- She looks pale.(彼女は顔色が悪い。)
- The walls are painted in pale colors.(壁は淡い色で塗られている。)
イディオム:
- Pale into insignificance(取るに足らない存在になる)
5. 実例と例文
日常会話:
You look pale. Are you feeling okay?
(顔色が悪いけど、大丈夫?)I prefer pale colors for my bedroom walls.
(寝室の壁には淡い色が好きです。)She went pale when she heard the news.
(彼女はそのニュースを聞いて青ざめた。)
ビジネス:
The report highlighted the pale performance of the sales team.
(レポートは営業チームの低調なパフォーマンスを強調した。)We should avoid pale colors in our branding.
(ブランドイメージには淡い色を避けるべきです。)His face turned pale during the presentation.
(プレゼン中に彼の顔が青ざめた。)
学術的:
The paleolithic era is known for its early human tools.
(旧石器時代は初期の人類の道具で知られています。)Pale colors are often used in scientific illustrations.
(科学的なイラストには淡い色がよく使われる。)The pale hue of the sample indicates low concentration.
(サンプルの淡い色は低濃度を示している。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Light(明るい)
- Faint(かすかな)
- Pastel(パステルカラーの)
反意語:
- Dark(暗い)
- Vivid(鮮やかな)
- Bright(明るい)
使い方の違い:
Light
は「明るい」という意味で、「pale」よりも広い範囲の色を指すことができます。Faint
は「かすかな」という意味で、色だけでなく音や光にも使われます。Pastel
は「パステルカラーの」という意味で、特に柔らかく淡い色を指します。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号: /peɪl/
- アクセント: 最初の音節にアクセントがあります。
アメリカ英語とイギリス英語の違い:
- 発音に大きな違いはありませんが、アメリカ英語ではやや平坦に発音されることがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
pale
(正しい) vs.pail
(バケツ、間違い) - 同音異義語:
Pail
(バケツ)との混同に注意が必要です。
試験対策:
- TOEICや英検などの試験で、色や顔色に関する描写問題で出題されることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 覚えやすいヒント:
- 「ペール」は日本語でも「ペールトーン」という言葉で使われているため、淡い色を連想しやすいです。
- 「青白い(pale)」と「恐怖(fear)」を関連付けて覚えると良いでしょう。
音やスペリングのポイント:
pale
のスペリングが簡単で覚えやすいです。a
の音が強調されるので、「ペール」と覚えると良いでしょう。
意味のイメージ
意味(1)
(顔が)青白い,生色がない,青ざめた
意味(2)
(色が)薄い,淡い,白色に近い
意味(3)
光が弱い,薄暗い,ぼんやりした