ratio
1. 基本情報と概要
英語: ratio
日本語: 比率、割合
「ratio」は二つ以上の数や量の間の関係を示すもので、特に一つの量が他の量の何倍であるか、または何分の一であるかを示します。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
品詞: 名詞 (noun)
CEFRレベル: B1 (中級)
例:
- 名詞: ratio
- 動詞: なし
2. 語構成と詳細な意味
接頭語: なし
接尾語: なし
語幹: ratio (ラテン語で「計算」や「理由」を意味する)
関連性:
- 派生語: rational (合理的な)
- 類縁語: proportion(比率、割合)
コロケーション(共起表現):
- aspect ratio(アスペクト比)
- debt-to-equity ratio(負債比率)
- price-to-earnings ratio(株価収益率)
- student-teacher ratio(生徒対教師の比率)
- compression ratio(圧縮比)
- risk-reward ratio(リスク対リターン比)
- win-loss ratio(勝敗比率)
- male-to-female ratio(男女比)
- signal-to-noise ratio(信号対雑音比)
- mix ratio(混合比)
3. 語源とニュアンス
語源: ラテン語「ratio」から派生し、計算や論理的な理由を意味します。
歴史: 古代ローマ時代から使われている言葉で、数学や論理学の中で発展しました。
ニュアンス: 比率や割合を具体的に示すため、数値的・論理的な場面で使用されます。比較的フォーマルな場面で使われることが多いです。
4. 文法的な特徴と構文
可算名詞: ratioは可算名詞です。「a ratio」「ratios」の形で使います。
構文例:
- The ratio of A to B is X: AとBの比率はXです。
- The ratio between X and Y: XとYの間の比率
5. 実例と例文
日常会話:
- The student-teacher ratio in this school is very low, which is great for personalized learning.
- What's the ratio of sugar to flour in this recipe?
ビジネス:
- The company needs to improve its debt-to-equity ratio to attract more investors.
- Our profit margin ratio has increased compared to last year.
学術的:
- The aspect ratio of this image needs to be adjusted for the presentation.
- Researchers analyzed the ratio of different chemicals in the sample.
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- proportion(割合): ratioよりも広い意味で使われ、部分と全体の関係を示す。
- percentage(パーセンテージ): 全体に対する100分の何かを示す。
反意語:
- imbalance(不均衡): 比率が均等でない状態を示す。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /ˈreɪ.ʃi.oʊ/
アクセント: 第一音節「re」にアクセントがあります。
アメリカ英語とイギリス英語: 発音に大きな違いはありません。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス: 「racio」と間違えることがあります。
同音異義語: なし
試験対策: TOEICや英検などの試験で、ビジネスや数学関連の問題で出題されることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「ratio」は「レイシオ」と覚えると、数学の「比率」を連想しやすいです。具体的な数値や割合を扱う際に、多く使われる言葉なので、数や量に関連する単語と一緒に覚えると良いでしょう。
このようにして、単語「ratio」を学ぶことで、数値的な関係を理解しやすくなります。
比,比率,割合;比例