sample

1. 基本情報と概要

sample (名詞)

• 英語: sample


• 日本語: サンプル、見本

「sample」は、試供品や見本、試料などの意味を持つ名詞です。例えば、新しい製品を試してもらうために小さなサンプルを配ることがあります。このように、試してみるための小さな量や部分を示すときに使われます。

• 品詞: 名詞


• 他の品詞: 動詞（sample：試す、サンプルを取る）

CEFRレベル: B1（中級）

2. 語構成と詳細な意味

語構成:

• 語幹: sample

関連語:

• 動詞: sample（試す、サンプルを取る）


• 形容詞: sampled（サンプルされた）

よく使われるコロケーション:

1. sample size（サンプルサイズ）


2. blood sample（血液サンプル）


3. sample test（サンプルテスト）


4. sample product（サンプル製品）


5. sample data（サンプルデータ）


6. free sample（無料サンプル）


7. sample collection（サンプル収集）


8. sample survey（サンプル調査）


9. sample analysis（サンプル解析）


10. sample group（サンプルグループ）

3. 語源とニュアンス

語源:

• ラテン語の「exemplum」（例、模範）に由来。中世フランス語の「essample」を経て、現在の「sample」となりました。

ニュアンス:

• 「sample」は、特定の全体を代表する小さな部分や試験的なものを指し、通常は試すために用いられます。一般的にカジュアルな場面でもフォーマルな場面でも使われます。

4. 文法的な特徴と構文

• 可算名詞: 普通は「a sample」や「samples」のように数えられます。


• 一般的な構文:
  
  
  • a sample of ～ (～のサンプル)
  
  
  • take a sample (サンプルを取る)
  
  

5. 実例と例文

日常会話:

1. Can I get a free sample of this lotion?（このローションの無料サンプルをもらえますか？）


2. She gave me a sample of her homemade cookies.（彼女は手作りクッキーのサンプルをくれました。）


3. I tried a sample at the supermarket.（スーパーでサンプルを試しました。）

ビジネス:

1. We need to prepare sample products for the trade show.（展示会のためにサンプル製品を準備する必要があります。）


2. Please send us a sample of your latest fabric.（最新の生地のサンプルを送ってください。）


3. The lab is analyzing the water sample.（研究所は水のサンプルを解析しています。）

学術的:

1. The research team collected soil samples from different locations.（研究チームは異なる場所から土壌サンプルを集めました。）


2. The sample size for the study was 200 participants.（その研究のサンプルサイズは200人でした。）


3. We need to ensure the sample is representative of the population.（サンプルが母集団を代表していることを確認する必要があります。）

6. 類義語・反意語と比較

類義語:

• specimen（標本、サンプル）
  
  
  • より正式な、特に科学や医学の文脈で使われることが多い。
  
  


• example（例、見本）
  
  
  • 一般的に使われるが、具体的な物質的な試供品というよりは、抽象的な「例」を示すことが多い。
  
  

反意語:

• whole（全体）
  
  
  • サンプルが部分を示すのに対し、wholeは全体を指す。
  
  

7. 発音とアクセントの特徴

• 発音記号: /ˈsæmpəl/


• 強勢: 第1音節に強勢があります。


• アメリカ英語とイギリス英語の違い: 発音に大きな違いはありませんが、アメリカ英語の方が「æ」がやや強く発音されることがあります。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

• スペルミス: 「sampel」や「sampl」といったスペルミスに注意。


• 同音異義語: 「simple」と混同しやすいですが、意味が全く異なりますので注意してください。


• 試験対策: TOEICや英検では、特にビジネスや科学的な文脈で出題されやすいです。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

• 「sample」は「試すための小さな部分」というイメージを持つと覚えやすいです。


• 「サンプル品」として店頭で見かけることが多いので、実際に触れたり使ったりした経験を思い出すと記憶に残りやすいでしょう。

以上が「sample」に関する詳細な解説です。この単語は日常生活からビジネス、学問に至るまで幅広く使われるため、しっかり覚えておくと便利です。