元となった辞書の項目
warm
解説
1. 基本情報と概要
warm(ウォーム)
- 意味(英語): Having or giving off heat to a moderate degree.
- 意味(日本語): 温かい、暖かい
説明: 物や人が適度な熱を持っている状態を指す形容詞です。例えば、「暖かい部屋」や「温かい心」など、物理的な熱や感情的な温かさを表現する際に使われます。
品詞: 形容詞
- 他の品詞の例:
- 動詞:warm(温める)
- 名詞:warmth(温かさ)
CEFRレベル: A2(初級)
- 説明: 基本的な日常会話や簡単な文章で頻繁に使われる単語です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- 接頭語:なし
- 接尾語:なし
- 語幹:warm
関連語:
- warmth(名詞):温かさ
- warmness(名詞):温かさ
- warm up(句動詞):ウォームアップする、準備運動をする
コロケーション:
- warm weather(暖かい天気)
- warm welcome(温かい歓迎)
- warm heart(温かい心)
- warm clothes(暖かい服)
- warm meal(温かい食事)
- warm colors(暖色)
- warm smile(温かい笑顔)
- warm up(ウォームアップする)
- warm bath(温かいお風呂)
- warm relationship(温かい関係)
3. 語源とニュアンス
- 語源: 古英語の「wearm」から派生し、ゲルマン語派の言葉に起源を持つ。
- ニュアンス: 「warm」は物理的な温かさだけでなく、感情や歓迎の温かさを表現するため、非常にポジティブな響きを持ちます。カジュアルなシーンからフォーマルなシーンまで幅広く使えます。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- It is warm today.(今日は暖かいです。)
- She gave me a warm smile.(彼女は私に温かい笑顔を見せた。)
- The room felt warm and cozy.(部屋は暖かくて居心地が良かった。)
フォーマル/カジュアルな使用シーン:
- フォーマル:We received a warm welcome from the host.(ホストから温かい歓迎を受けました。)
- カジュアル:It's really warm in here!(ここ、本当に暖かいね!)
5. 実例と例文
日常会話:
- It's so warm outside today.(今日は外がとても暖かいね。)
- Can you warm up the soup for me?(スープを温めてくれる?)
- She has such a warm personality.(彼女はとても温かい性格をしている。)
ビジネス:
- We had a warm discussion about the project.(プロジェクトについて温かい議論を交わしました。)
- Please give a warm welcome to our new employee.(新しい社員を温かく迎えてください。)
- The team appreciated the warm feedback.(チームは温かいフィードバックを感謝しました。)
学術的:
- The study concluded that warm climates are beneficial for certain crops.(研究は、暖かい気候が特定の作物に有益であると結論付けた。)
- Warm-blooded animals maintain a constant body temperature.(温血動物は一定の体温を維持する。)
- The warm reception of the new theory was surprising.(新しい理論の温かい受け入れは驚くべきものでした。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Hot(熱い):物理的な熱が強い状態
- Cozy(居心地の良い):快適で温かい感じ
- Friendly(友好的な):人間関係における温かさ
反意語:
- Cold(冷たい):物理的に冷たい状態
- Cool(涼しい):快適な冷たさ
- Unfriendly(不親切な):人間関係における冷たさ
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA): /wɔːrm/
- アクセント: 最初の音節に強勢があります。アメリカ英語とイギリス英語では発音の違いはほとんどありません。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- よくある間違い:
- 「worm」と混同しがちですが、「worm」は「虫」という意味です。
- 「warmth」のスペリングに注意。誤って「warmth」と書かないように気をつけましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- ヒント:
- 「warm」という単語を覚える際に、「暖かい」と「心地よい」の両方の意味を持つことを意識すると良いです。
- 「warm」という単語を使ったポジティブなシチュエーション(例えば、暖かい部屋や温かいおもてなし)を思い浮かべると記憶に残りやすいです。
このように、「warm」は日常生活の中で非常に頻繁に使われる単語であり、その多様な使い方を理解することが大切です。
意味のイメージ
意味(1)
《飲み物などが適度に》暖かい
意味(2)
《衣服・場所などが》暖かく感じられる,《人が》暖まった,ほてる
意味(3)
心の暖かい,思いやりのある;心からの,愛情のこもった
意味(4)
熱した,激した,興奮した
意味(5)
《色が》暖かい,暖色(赤または黄を含む色)の
意味(6)
《獲物の遺臭・通った跡が》新しい,生々しい
意味(7)
《話》《当て物ゲームなどで目的物に》近い,もう少しの
意味(8)
《気候が適度に》暖かい,温暖な