最終更新日:2024/06/10
The company's disclosure of financial information is transparent and reliable.
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元となった辞書の項目
disclosure
解説
1. 基本情報と概要
disclosure(ディスクロージャー)
- 意味: The action of making new or secret information known. / 新しい情報や秘密の情報を公開すること。
こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です:何か隠されていた情報や秘密を明らかにすることを指します。例えば企業の財務情報を公開したり、個人の秘密を暴露する場合に使われます。
品詞: 名詞
CEFRレベル: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
- dis-: 離れて、分離して
- closure: 閉じること、終了
この二つが組み合わさって「閉じられていたものを開く」という意味になり、情報を公開することを指します。
関連語・派生語:
- disclose (動詞): 公開する、暴露する
- non-disclosure (名詞): 未公開、秘密保持
よく使われるコロケーション:
- full disclosure: 完全な開示
- financial disclosure: 財務開示
- mandatory disclosure: 義務的な開示
- voluntary disclosure: 任意の開示
- disclosure statement: 開示声明
- disclosure requirements: 開示要件
- public disclosure: 公開開示
- disclosure of information: 情報の開示
- disclosure agreement: 開示契約
- disclosure of interest: 利害関係の開示
3. 語源とニュアンス
語源:
- ラテン語の「dis-」(離れて)と「claudere」(閉じる)が組み合わさり、中世英語を経て現在の形になりました。
ニュアンス:
- 情報や秘密が公開されることで、人々に重要な事実を知らせることを強調します。特にフォーマルな場面や公式文書でよく使われます。
4. 文法的な特徴と構文
文法的特徴:
- 可算名詞: 通常「a disclosure」や「disclosures」として使われます。
一般的な構文:
- make a disclosure: 開示する
- require disclosure: 開示を求める
- subject to disclosure: 開示の対象となる
イディオム:
- full disclosure: 完全な情報公開
5. 実例と例文
日常会話:
After full disclosure, we realized the extent of the problem.
(完全な開示の後、問題の範囲を理解しました。)He made a disclosure about his past that shocked everyone.
(彼は過去についての開示をして、皆を驚かせました。)The company's disclosure was well-received by the public.
(会社の開示は公衆に好意的に受け入れられました。)
ビジネス:
Financial disclosure is required by law for all public companies.
(公開企業には財務開示が法律で義務付けられています。)The disclosure statement included all relevant information.
(開示声明には全ての関連情報が含まれていました。)They signed a non-disclosure agreement before starting the project.
(彼らはプロジェクトを始める前に秘密保持契約を結びました。)
学術的な文脈:
The research paper included a disclosure of potential conflicts of interest.
(研究論文には潜在的な利益相反の開示が含まれていました。)Ethical guidelines require full disclosure of funding sources.
(倫理ガイドラインでは資金源の完全な開示が求められています。)Informed consent requires the disclosure of all potential risks.
(インフォームド・コンセントには全ての潜在的リスクの開示が必要です。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- revelation(啓示、暴露): より宗教的・劇的なニュアンス。
- exposure(暴露): 危険や問題にさらす意味合いが強い。
- announcement(発表): 公の場での公式な発表。
反意語:
- concealment(隠蔽): 隠すこと、秘密にすること。
- secrecy(秘密): 秘密である状態。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /dɪsˈkloʊʒər/
- アクセント: 第2音節に強勢があります(dis-CLO-sure)。
- アメリカ英語とイギリス英語で大きな発音の違いはありません。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 特に「closure」の部分を「closer」と間違えないように注意。
- 同音異義語: 例えば「discloser」(公開する人)と混同しないように。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- イメージ: 書類やドアが開かれて、中の情報が見える様子を思い浮かべるとよいでしょう。
- 関連ストーリー: 企業が新製品の情報をマスコミに公開する場面などを想像すると覚えやすいです。
このようにして「disclosure」の意味や使い方を理解し、さまざまな場面で活用することができます。
意味のイメージ
意味(1)
露見,暴露
意味(2)
打ち明け話,暴露されたもの