最終更新日:2024/06/12

The subtle scent of flowers filled the air.

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元となった辞書の項目

subtle

形容詞

(知覚しにくいほど)かすかな, ほのかな, 微妙な / (頭脳・感覚などが)鋭い / ずるい,こうかつな / 難解な / 巧みな,精巧な

かすかな花の香りが空気に満ちていた。

解説

1. 基本情報と概要


  • 英語: subtle

  • 日本語: 微妙な、繊細な、巧妙な

「subtle」は「微妙な」「繊細な」「巧妙な」という意味を持つ形容詞です。直接的に目立たないけれども、注意深く観察すると感じ取ることができるようなニュアンスを持っています。また、巧妙であるという意味もあり、非常に巧みに何かを行うことを指す場合もあります。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。


  • 品詞: 形容詞

  • 他の品詞: 名詞(subtlety)

  • CEFRレベル: B2(中上級)

2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹: subtle


    • 接頭語: なし

    • 接尾語: なし


派生語や類縁語:


  • subtlety(名詞):微妙さ、繊細さ

  • subtly(副詞):微妙に、巧妙に

よく使われるコロケーション:


  1. subtle difference(微妙な違い)

  2. subtle hint(微妙なヒント)

  3. subtle approach(巧妙なアプローチ)

  4. subtle change(微妙な変化)

  5. subtle flavor(繊細な風味)

  6. subtle humor(巧妙なユーモア)

  7. subtle art(繊細な芸術)

  8. subtle effect(微妙な効果)

  9. subtle message(巧妙なメッセージ)

  10. subtle beauty(繊細な美しさ)

3. 語源とニュアンス

語源:


  • ラテン語の「subtilis」(細かい、繊細な)から派生。

ニュアンスと使用時の注意点:


  • 「subtle」は直接的ではないため、注意深く観察することが必要な場合に使います。また、巧妙さを意味する場合には、知的で洗練された印象を与えることがあります。口語でも文章でも使われますが、フォーマルな場面で使われることが多いです。

4. 文法的な特徴と構文


  • 一般的な構文:


    • There is a subtle difference between the two products.(二つの製品には微妙な違いがあります。)


  • イディオム:


    • Subtle as a sledgehammer(非常に鈍い、微妙でない)


使用シーン:


  • フォーマルな文脈や学術的な議論、洗練された表現が求められる場面でよく使われます。

5. 実例と例文

日常会話:


  1. I noticed a subtle change in her behavior.


    • 彼女の行動に微妙な変化があることに気づいた。


  2. The perfume has a subtle scent.


    • その香水は微妙な香りがする。


  3. He gave me a subtle hint about the surprise party.


    • 彼はサプライズパーティーについて微妙なヒントをくれた。


ビジネス:


  1. Our marketing strategy needs a subtle approach.


    • 我々のマーケティング戦略には巧妙なアプローチが必要です。


  2. There is a subtle difference in the pricing models.


    • 価格モデルには微妙な違いがあります。


  3. Her subtle negotiation skills were impressive.


    • 彼女の巧妙な交渉スキルは印象的だった。


学術的:


  1. The study revealed subtle variations in the data.


    • その研究はデータに微妙な変動があることを明らかにした。


  2. Subtle changes in the environment can have significant impacts.


    • 環境の微妙な変化が大きな影響を与えることがある。


  3. The artist used subtle shades to convey emotion.


    • そのアーティストは繊細な色合いを使って感情を伝えた。


6. 類義語・反意語と比較

類義語:


  1. Delicate(繊細な):物理的に壊れやすいものや、微妙な感情を表現する際に使います。

  2. Nuanced(微妙な):意見や表現における細かい違いを強調する際に使います。

  3. Intricate(複雑な):複雑で細部まで細かいものを表現する際に使います。

反意語:


  1. Obvious(明白な):はっきりと分かるものを表現する際に使います。

  2. Blatant(露骨な):非常に目立つ、明確なものを表現する際に使います。

  3. Gross(粗雑な):粗雑で繊細さがないものを表現する際に使います。

7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /ˈsʌtəl/


    • アメリカ英語: /ˈsʌtəl/

    • イギリス英語: /ˈsʌtəl/


強勢の位置: 最初の音節に強勢があります。

よくある発音の間違い: bは発音しないので、sub-tleのように発音しないように注意しましょう。

8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: subtlebは発音しないため、スペルを間違いやすいです。

  • 同音異義語との混同: settle(決着する)と混同しやすいので注意が必要です。

  • 試験対策: TOEICや英検などで「微妙な違い」や「巧妙な戦略」などの文脈で出題されることが多いです。

9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 記憶に残るヒント: subtleの中に「b」があるけれども発音しないので、「見えないb」として覚えましょう。

  • 関連ストーリー: 芸術作品や香水など、繊細さが重要なものをイメージすると覚えやすいです。例えば、「subtleな香水を選ぶとき、微妙な香りの違いに注意する」というストーリーを想像してみてください。

意味のイメージ
subtle
意味(1)

(知覚しにくいほど)かすかな,ほのかな,微妙な

意味(2)

(頭脳・感覚などが)鋭い

意味(3)

ずるい,こうかつな

意味(4)

難解な

意味(5)

巧みな,精巧な

ビジネス英単語(BSL)/ 例文 / 和訳 / 選択問題

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