元となった辞書の項目
unpaid
未払いの,未納の / 無給の,無報酬の
解説
「unpaid」の詳細解説
1. 基本情報と概要
意味:
- 英語: Unpaid
- 日本語: 未払いの、無給の
「unpaid」は「未払いの」や「無給の」という意味です。例えば、支払われていない請求書や、ボランティア活動などで報酬を受け取らない場合に使われます。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
品詞: 形容詞
CEFRレベル: B1(中級)
- B1レベルの単語は、日常生活や仕事の場面で使われることが多く、一般的なコミュニケーションに役立ちます。
2. 語構成と詳細な意味
接頭語: un-
(否定を意味する)
語幹: paid
(支払われた)
「unpaid」は、否定を表す接頭語「un-」と「支払われる」を意味する「paid」から構成されています。
関連語・派生語:
- pay (動詞): 支払う
- payment (名詞): 支払い
- payer (名詞): 支払人
よく使われるコロケーション:
- Unpaid bill(未払いの請求書)
- Unpaid invoice(未払いの請求書)
- Unpaid work(無給の仕事)
- Unpaid leave(無給休暇)
- Unpaid debt(未払いの借金)
- Unpaid salary(未払いの給料)
- Unpaid volunteer(無給のボランティア)
- Unpaid overtime(無給の残業)
- Unpaid intern(無給のインターン)
- Unpaid dues(未払いの会費)
3. 語源とニュアンス
「unpaid」の語源は、接頭語「un-」が古英語の「un-」に由来し、否定や反対の意味を持つことから、「paid」の否定形として使われます。
ニュアンス:
- 「unpaid」は、報酬や支払いが行われていない状態を強調する際に使われます。感情的な響きとしては、未払いの状況や無給で働くことに対する不満や問題意識を持つことがあります。
使用シーン:
- 口語でも文章でも使われますが、フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使用されます。特にビジネスや経済的な文脈でよく見られます。
4. 文法的な特徴と構文
形容詞として使われるため、名詞を修飾します。「unpaid」の前には通常冠詞や所有格が置かれます。
一般的な構文:
- Unpaid + 名詞
- 例:
unpaid bill
,unpaid work
- 例:
イディオム:
- 「unpaid leave」(無給休暇): 仕事を休むが給与が支払われない休暇。
5. 実例と例文
日常会話:
I have an unpaid bill that I need to settle.
- 「支払わなければならない未払いの請求書があります。」
She did a lot of unpaid work for the charity.
- 「彼女はその慈善団体のために多くの無給の仕事をしました。」
He took unpaid leave to care for his sick mother.
- 「彼は病気の母親の世話をするために無給休暇を取りました。」
ビジネス:
The company has several unpaid invoices from clients.
- 「その会社にはいくつかの未払いの請求書があります。」
Due to unpaid dues, your membership has been suspended.
- 「未払いの会費のため、あなたの会員資格が一時停止されました。」
Unpaid overtime is becoming a serious issue among employees.
- 「無給の残業が従業員の間で深刻な問題になっています。」
学術的な文脈:
The study highlighted the issue of unpaid labor in the gig economy.
- 「その研究はギグエコノミーにおける無給労働の問題を強調しました。」
Unpaid internships are often criticized for exploiting young workers.
- 「無給のインターンシップは若い労働者を搾取しているとしばしば批判されます。」
The economic impact of unpaid care work is significant.
- 「無給のケア労働の経済的影響は大きいです。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Unsettled (未解決の): 特に支払いがまだ行われていないことを意味します。
- 例:
unsettled bill
(未解決の請求書)
- 例:
- Outstanding (未払いの): 支払いがまだ行われていないことを指す。
- 例:
outstanding invoice
(未払いの請求書)
- 例:
- Due (支払い期限の): 支払いが期限に達していることを意味します。
- 例:
due payment
(支払い期限の到来した支払い)
- 例:
反意語:
- Paid (支払われた): 支払いが完了した状態を示す。
- 例:
paid bill
(支払済みの請求書)
- 例:
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号:
- アメリカ英語: /ʌnˈpeɪd/
- イギリス英語: /ʌnˈpeɪd/
アクセント:
- アクセントは「paid」に置かれます。
よくある発音の間違い:
- 「un-」を強調しすぎることなく、「paid」にしっかりアクセントを置くことが重要です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス:
- 「unpaid」を「unpayed」と誤って書かないように注意しましょう。
同音異義語:
- なし
試験対策:
- TOEICや英検などの試験では、ビジネスシーンや日常会話の中で「unpaid」が出題されることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「unpaid」は「un-」という否定の接頭語がついているので、「支払われていない」という状態をイメージしやすいです。「paid」(支払われた)の逆の意味だと覚えておくと良いでしょう。
覚え方のポイント:
- 「un-」が否定の意味を持つことを覚える。
- 「paid」の形を崩さないように注意する。
イメージ:
- 未払いの請求書や無給で働くボランティア活動などの具体的なシーンを思い浮かべると記憶に残りやすいです。
意味のイメージ
意味(1)
未払いの,未納の
意味(2)
無給の,無報酬の