元となった辞書の項目
rescue
解説
1. 基本情報と概要
rescue (動詞)
- 英語: To save someone or something from a dangerous or distressing situation.
- 日本語: 危険や困難な状況から誰かや何かを救うこと。
こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
品詞: 動詞
他の品詞に変わる例:
- 名詞: rescue (救助)
- 形容詞: rescuable (救助可能な)
CEFRレベル: B1(中級)
日常会話やニュースなどでよく使われる単語ですが、中級の英語学習者向けのレベルです。
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: 無し
- 語幹:
rescue
- 接尾語: 無し
派生語や類縁語:
- rescuer: 救助者
- rescued: 救助された
よく使われるコロケーション:
- rescue mission - 救助任務
- rescue team - 救助隊
- rescue operation - 救助作戦
- rescue effort - 救助活動
- animal rescue - 動物救助
- search and rescue - 捜索救助
- emergency rescue - 緊急救助
- rescue helicopter - 救助ヘリコプター
- successful rescue - 成功した救助
- mountain rescue - 山岳救助
3. 語源とニュアンス
語源: ラテン語の rescuere
(再び取る)から派生しています。
歴史的には、中世フランス語の rescoure
から英語に取り入れられました。
ニュアンス: 「rescue」は、緊急性や危険性を伴う状況での救助を指します。
口語でも文章でも使われますが、特にニュースや公式な報告書でよく使われます。
4. 文法的な特徴と構文
構文例:
- フォーマル: The firefighters rescued the family from the burning building.
- カジュアル: We rescued a cat from the tree.
文法上のポイント:
- 他動詞: 必ず目的語が必要です。(例: They rescued the dog.)
- 名詞として使う場合もあります。(例: The rescue was successful.)
5. 実例と例文
日常会話:
I had to rescue my phone from the rain.
She heroically rescued a child from the river.
We need to rescue those stranded hikers.
ビジネス:
The company was rescued from bankruptcy by an investor.
Our team worked through the night to rescue the project.
The rescue operation took longer than expected.
学術的な文脈:
The study focused on rescue techniques for natural disasters.
Rescue efforts in the aftermath of the earthquake were critical.
Advancements in technology have improved rescue operations.
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Save (救う): より広義、日常的に使われることが多い。
- 例: She saved him from a fall.
- Recover (回収する): 失われたものを取り戻す。
- 例: They recovered the stolen goods.
- Deliver (救出する): 特定の状況から救い出す。
- 例: He was delivered from his troubles.
反意語:
- Abandon (見捨てる): 救助や支援を放棄する。
- 例: They abandoned the ship in the storm.
- Neglect (無視する): 救助を怠る。
- 例: He neglected to rescue the injured dog.
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /ˈrɛskjuː/
強勢: 第1音節に強勢があります。
- アメリカ英語: /ˈrɛskjuː/
- イギリス英語: /ˈrɛskjuː/
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
rescue
のe
を忘れることがあります。 - 発音:
rescue
のcue
部分を「キュー」と発音するのは正しいですが、res-queue
と間違えることがあります。
試験対策: TOEICや英検などで、ニュース記事や公式報告の読解問題で頻出します。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 覚え方のヒント: 「rescue」は「再び(re)救う(scue)」から来ているので、「再び救う=救助する」と覚えると良いでしょう。
- 覚える際のポイント:
rescue
のcue
は「キュー」と覚えましょう。映画の「レスキュー隊」をイメージすると覚えやすいです。
以上が動詞「rescue」の詳細な解説です。救助活動や緊急時に使われることが多いため、ニュースや緊急報告で見かけることが多い単語です。
意味のイメージ
意味(1)
(危険などから)…‘を'救う,救助(救出)する《+名+from+名(do*ing*)》