元となった辞書の項目
royal
解説
1. 基本情報と概要
意味: 「royal」は英語で「王室の」「王族の」という意味です。日本語では「王室に関する」「王家の」と訳されます。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
品詞: 形容詞
CEFRレベル: B1(中級)
- 中級レベルの単語であり、日常会話やニュースなどで見聞きすることがあります。
他の品詞
- 名詞: royalty(王族、王権)
- 副詞: royally(王族のように、豪華に)
2. 語構成と詳細な意味
接頭語: なし
接尾語: なし
語幹: royal(王室の)
派生語や類縁語:
- royalty(名詞):王族、王権
- royally(副詞):王族のように、豪華に
よく使われるコロケーション:
- royal family(王室、王族)
- royal palace(王宮)
- royal decree(王室令)
- royal wedding(王室の結婚式)
- royal title(王室の称号)
- royal guard(王室警護)
- royal blood(王族の血統)
- royal visit(王室訪問)
- royal assent(王室認可)
- royal highness(殿下)
3. 語源とニュアンス
語源: ラテン語「regalis」(王に関連する)から、古フランス語「reial」を経て、中英語「royal」となりました。
ニュアンス:
「royal」は高貴で威厳があり、権威あるイメージを持つ単語です。フォーマルな場面で使われることが多く、特に王室や王族に関連する事柄について使用されます。
使用シーン:
- フォーマルな文章
- ニュースや公式発表
- 歴史的な文脈
4. 文法的な特徴と構文
特徴:
- 可算・不可算: 形容詞なのでこの区別はありません。
- 構文: 名詞を修飾する形で使用されます。
一般的な構文:
- The royal family attended the event.
- She received a royal welcome.
イディオム:
- Royal pain(非常に厄介なこと)
5. 実例と例文
日常会話:
- The royal wedding was broadcasted worldwide.
- 王室の結婚式が世界中で放送されました。
- We visited the royal palace during our trip to London.
- ロンドン旅行中に王宮を訪れました。
- She has a royal bloodline.
- 彼女は王族の血統です。
ビジネス:
- The company received a royal endorsement.
- その会社は王室の推薦を受けました。
- They hosted a royal banquet for the visiting dignitaries.
- 訪問中の要人のために王室の宴会を開きました。
- The royal decree affected many businesses.
- 王室令は多くの企業に影響を与えました。
学術的な文脈:
- The study focuses on the influence of royal patronage in the arts.
- その研究は王室の後援が芸術に与える影響に焦点を当てています。
- The royal lineage has been traced back centuries.
- 王族の血統は数世紀にわたって遡ることができます。
- Royal archives provide valuable historical insights.
- 王室の記録は貴重な歴史的洞察を提供します。
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- noble(高貴な): より広範な意味で高貴さを表します。
- She comes from a noble family.
- regal(王のような): 王の風格や威厳を強調します。
- He has a regal presence.
反意語:
- common(普通の): 王室や高貴さの対極にある一般的な意味。
- He lives a common life.
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /ˈrɔɪəl/
- 強勢(アクセント): 第1音節に強勢があります。
アメリカ英語とイギリス英語の違い: 発音の違いはほとんどありません。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス:
- 「roial」や「royel」と間違えないように注意しましょう。
同音異義語:
- 同音異義語は特にありませんが、「royalty」との混同に注意してください。
試験対策:
- TOEICや英検などの試験で「王室」や「高貴さ」を表現する際に使われることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
覚え方:
- 「royal」は「王」のような威厳を持つイメージを思い浮かべると覚えやすいです。
- 「royal」の「roy」は「king」の意味を持つラテン語「rex」と関連があるため、王冠や王座をイメージすると良いでしょう。
意味のイメージ
意味(1)
《しばしばR-》王の,女王の,王室の
意味(2)
王(女王)に属する,王(女王)に仕える
意味(3)
王(女王)から与えられる
意味(4)
王(女王)にふさわしい,威厳のある,壮麗な,堂々たる