元となった辞書の項目
antibacterial
解説
1. 基本情報と概要
antibacterial(形容詞)
- 英語: Antibacterial
- 日本語: 抗菌の
抗菌作用がある、つまり細菌の成長や繁殖を抑える、または殺す働きを持つという意味です。日常生活では、抗菌石鹸や抗菌スプレーなど、菌を防ぐ商品に関連してよく使われます。
難易度の目安: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
接頭語: anti- (反対、対抗)
語幹: bacterial (細菌の)
関連性:
- Antibacterial(抗菌の)
- Antibiotic(抗生物質の)
- Bacteria(細菌)
よく使われるコロケーション:
- Antibacterial soap(抗菌石鹸)
- Antibacterial spray(抗菌スプレー)
- Antibacterial properties(抗菌特性)
- Antibacterial agent(抗菌剤)
- Antibacterial treatment(抗菌治療)
- Antibacterial coating(抗菌コーティング)
- Antibacterial wipes(抗菌拭き取りシート)
- Antibacterial resistance(抗菌抵抗性)
- Antibacterial action(抗菌作用)
- Antibacterial solution(抗菌溶液)
3. 語源とニュアンス
「antibacterial」の語源は、ギリシャ語の「anti-(反対、対抗)」とラテン語の「bacterium(細菌)」に由来します。歴史的には細菌感染を防ぐための手段として使われてきました。
この単語は、カジュアルでもフォーマルでも使われ、特に医療や衛生関連の場面でよく見られます。
4. 文法的な特徴と構文
構文例:
- This soap has antibacterial properties.
- He applied an antibacterial solution to the wound.
形容詞として、名詞の前に置いて使用されます。
5. 実例と例文
日常会話:
I always use antibacterial soap to wash my hands.
Do you have any antibacterial wipes?
ビジネス:
Our new product line includes antibacterial hand sanitizers.
The office was thoroughly cleaned with antibacterial sprays.
学術的:
The study examined the effectiveness of various antibacterial agents.
Antibacterial resistance is becoming a significant public health concern.
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Antiseptic(消毒の)
- Disinfectant(消毒剤)
反意語:
- Bacterial(細菌の)
使い方の違い:
- Antiseptic は広範囲にわたる微生物に対して有効であるが、antibacterial は特に細菌に対して有効である。
- Disinfectant は物体の表面に使用されることが多いが、antibacterial は人体に使用されることもある。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /ˌæntɪbækˈtɪəriəl/
アクセント: 第四音節の「-te-」にアクセントがあります。
アメリカ英語とイギリス英語の違い: 発音に大きな違いはありません。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
anti-bacterial
とハイフンを入れないように注意。 - 混同:
antibiotic
と混同しないように注意。抗生物質(antibiotic)は特定の感染症に対する薬で、抗菌(antibacterial)は菌の成長を抑える広範なアイテムに使われます。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「anti-」が「反対、対抗」を意味し、「bacterial」が「細菌」を意味するので、細菌に対抗するという意味を持つことを思い出してください。覚えやすくするために、抗菌石鹸やスプレーのラベルを思い浮かべると良いでしょう。
意味のイメージ