元となった辞書の項目
behave
解説
動詞「behave」を詳細に解説
1. 基本情報と概要
意味:
- 英語: to act in a particular way, especially in a way that is good or correct.
- 日本語: 特定の方法で行動する、特に良いまたは正しい方法で行動すること。
- こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。例えば、子供に「ちゃんと行動しなさい」と言いたいときや、誰かの行動がどうだったかを説明するときに使います。
品詞:動詞(verb)
CEFRレベル:B1(中級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- 接頭語:なし
- 接尾語:なし
- 語幹:behave
関連語:
- 名詞:behavior(行動)
- 形容詞:behavioral(行動に関する)
- 副詞:behaving(行動している)
よく使われるコロケーション:
- behave well - 良い行動をする
- behave badly - 悪い行動をする
- behave properly - 適切に行動する
- behave yourself - 自分を制御する
- behave like - ~のように行動する
- misbehave - 不正行為をする
- behave decently - 礼儀正しく行動する
- behave responsibly - 責任を持って行動する
- behave politely - 礼儀正しく行動する
- behave oddly - 奇妙に行動する
3. 語源とニュアンス
語源:
- 14世紀頃の中英語「behaven」から来ており、「be-」は強調を表し、「have」は持つ、行動するの意味があります。
使用時の注意点:
- カジュアルでもフォーマルでも使えますが、子供や学生に対して使う場合が多いです。
- 行動の良し悪しを評価する際に使われることが多いです。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
He behaves well.
(彼は良い行動をします。)She behaved badly yesterday.
(彼女は昨日悪い行動をしました。)Please behave yourself.
(自分を制御してください。)
使用シーン:
- フォーマル/カジュアル:どちらも使用可能
- 子供や学生に対して使うことが多い
文法上のポイント:
- 他動詞・自動詞の区別:自動詞として使われることが多いです。
5. 実例と例文
日常会話:
Can you please behave?
(ちゃんと行動してくれる?)He always behaves politely.
(彼はいつも礼儀正しく行動します。)The children behaved well at the party.
(子供たちはパーティーで良い行動をしました。)
ビジネス:
Employees are expected to behave professionally.
(従業員はプロフェッショナルに行動することが求められます。)He behaved inappropriately during the meeting.
(彼は会議中に不適切な行動をしました。)Please ensure that you behave responsibly in the workplace.
(職場で責任を持って行動するようにしてください。)
学術的な文脈:
Students should behave attentively in class.
(学生は授業中に注意深く行動するべきです。)His research focuses on how animals behave in different environments.
(彼の研究は動物が異なる環境でどのように行動するかに焦点を当てています。)The study examines how people behave under stress.
(その研究は人々がストレス下でどのように行動するかを調査しています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Act(行動する):具体的な行動を指す
- Conduct(行動する):よりフォーマルな文脈で使用
- Perform(実行する):特定の行動や役割を遂行する
反意語:
- Misbehave(不正行為をする):悪い行動をすること
具体例:
He always acts responsibly.
(彼はいつも責任を持って行動します。) vsHe always behaves responsibly.
(彼はいつも責任を持って行動します。)Children should not misbehave in school.
(子供たちは学校で不正行為をしてはいけません。) vsChildren should behave properly in school.
(子供たちは学校で適切に行動するべきです。)
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号:/bɪˈheɪv/
- アクセント:第2音節に強勢
- アメリカ英語とイギリス英語の違い:発音に大きな違いはありません。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:スペルが比較的簡単なのでミスは少ないですが、「behave」を「behavee」と書かないように注意。
- 同音異義語との混同:特にありませんが、「behalf(利益)」と混同しないように。
- 試験対策:TOEICや英検のリスニングやリーディングでよく出題される可能性があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「be(ある)+have(持つ)」の組み合わせと覚えると、
特定の状態を持つ
、つまり「特定の行動をする」という意味が連想しやすくなります。 - 子供が「良い行動をする」イメージを持つと覚えやすいです。
以上が動詞「behave」の詳細な解説です。学習に役立ててください。
意味のイメージ
意味(1)
《状態を表す副詞[句]を伴って》(…に)ふるまう
意味(2)
行儀よくする,ちゃんとしている
意味(3)
《状態を表す副詞[句]を伴って》〈船・車・機械などが〉(…にように)動く,作動する
意味(4)
〈自分自身〉'を'(…のように)ふるまう