元となった辞書の項目
emphasize
解説
1. 基本情報と概要
意味:
- 英語: To give special importance or prominence to something.
- 日本語: 何かに特別な重要性や目立つことを与えること。
「emphasize」は、特定の点や事柄を強調する、目立たせるという意味の動詞です。例えば、話の中で重要な部分を強調したいときや、特定のポイントを強く訴えたいときに使います。
品詞: 動詞
- 名詞形: emphasis (強調)
- 形容詞形: emphatic (強調的な)
CEFRレベル: B1(中級)
2. 語構成と詳細な意味
接頭語: em-(「中に」「内に」を意味する)
語幹: -phas-(「言う」「知らせる」を意味する)
接尾語: -ize(動詞化する)
派生語や類縁語:
- emphasize (動詞): 強調する
- emphasis (名詞): 強調
- emphatic (形容詞): 強調的な
コロケーション:
- emphasize the importance - 重要性を強調する
- emphasize the need - 必要性を強調する
- emphasize a point - ポイントを強調する
- emphasize a fact - 事実を強調する
- emphasize the difference - 違いを強調する
- emphasize the significance - 意義を強調する
- emphasize the benefit - 利益を強調する
- emphasize the role - 役割を強調する
- emphasize the value - 価値を強調する
- emphasize the urgency - 緊急性を強調する
3. 語源とニュアンス
語源: ラテン語の emphasis
(明確な表現)から派生し、ギリシャ語の emphainein
(見えるようにする)に由来します。
ニュアンス: 「emphasize」は、話や文章の中で特定の情報を強調する際に使われます。口語でも書き言葉でも使われる、比較的フォーマルな表現です。使う際には、強調する内容が明確であることが重要です。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- emphasize + 名詞/名詞句: He emphasized the importance of education.
- emphasize + that節: She emphasized that we need to act quickly.
- emphasize + 疑問詞節: They emphasized how crucial it is to be prepared.
使用シーン:
- フォーマルな場面やカジュアルな会話の両方で使われます。
- ビジネスや学術的な文脈でも頻繁に使用されます。
文法上のポイント:
- 他動詞として使われるため、目的語が必要です。
5. 実例と例文
日常会話:
- She always emphasizes healthy eating.(彼女はいつも健康的な食事を強調します。)
- He emphasized the need to save money.(彼はお金を貯める必要性を強調しました。)
- They emphasized the importance of family.(彼らは家族の重要性を強調しました。)
ビジネス:
- The manager emphasized the importance of teamwork.(マネージャーはチームワークの重要性を強調しました。)
- We need to emphasize our unique selling points.(私たちは独自の販売ポイントを強調する必要があります。)
- He emphasized that meeting deadlines is crucial.(彼は締め切りを守ることが重要だと強調しました。)
学術的な文脈:
- The researcher emphasized the significance of the findings.(研究者はその発見の重要性を強調しました。)
- The paper emphasizes the impact of climate change.(その論文は気候変動の影響を強調しています。)
- She emphasized how the results support the hypothesis.(彼女は結果が仮説を支持していることを強調しました。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- highlight (強調する): 強調する内容がより視覚的な場合に使われます。
- 例: The report highlights the main issues.
- stress (強調する): 強調する際に感情的な重みを持たせる場合に使われます。
- 例: He stressed the urgency of the situation.
反意語:
- downplay (控えめに言う): 強調するのとは逆に、重要性を軽視することを意味します。
- 例: She downplayed the issue to avoid panic.
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /ˈɛm.fə.saɪz/
アクセントの位置: 最初の音節に強勢が置かれます(EM-phasize)。
発音の違い: アメリカ英語とイギリス英語で大きな違いはありませんが、地域によって微妙な音の違いがあるかもしれません。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス:
emphasize
のスペルをemphesize
やemphisize
と間違えないように注意しましょう。
同音異義語:
- 同音異義語はありませんが、似た発音の単語として
emphasis
(強調)があるので混同しないようにしましょう。
試験対策:
- TOEICや英検などの試験では、ビジネス文脈やフォーマルな文章で「強調する」という意味で出題されることが多いです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
覚え方のヒント:
- 「emphasize」を覚える際、「em」=「中に」と「phas」=「言う」を組み合わせて、「何かを中に言う」というイメージを持つと覚えやすいです。
- 「強調」という意味を思い出すために、「special emphasis on something」というフレーズを頭に浮かべると良いでしょう。
スペリングのポイント:
emphasize
の最後にize
が付くことで動詞化されることを覚えておきましょう。
関連ストーリー:
- プレゼンテーションで重要なポイントを強調する場面を想像すると、「emphasize」という単語を自然と覚えられます。
このようにして、「emphasize」をしっかり理解し、さまざまな場面で使えるようにしていきましょう。
意味のイメージ
意味(1)
…‘を'強調する,重要視する