元となった辞書の項目
gene
解説
1. 基本情報と概要
gene(ジーン)
- 英語: Gene
- 日本語: 遺伝子
遺伝子は、生物の遺伝情報を保持する基本単位であり、親から子へと受け継がれるものです。生物の形質や機能に影響を与える重要な要素です。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
- 品詞: 名詞(noun)
- CEFRレベル: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: なし
- 接尾語: なし
- 語幹: gene (ギリシャ語の
genos
=origin
orbirth
から)
関連性:
- genetics(遺伝学): 遺伝に関する科学の分野
- genetic(遺伝的な): 遺伝に関連する形容詞
よく使われるコロケーション:
- gene mutation(遺伝子変異)
- gene therapy(遺伝子治療)
- gene sequencing(遺伝子配列決定)
- dominant gene(優性遺伝子)
- recessive gene(劣性遺伝子)
- gene expression(遺伝子発現)
- gene pool(遺伝子プール)
- gene editing(遺伝子編集)
- gene mapping(遺伝子マッピング)
- gene splicing(遺伝子スプライシング)
3. 語源とニュアンス
語源:
「gene」は、ギリシャ語のgenos
(起源、誕生)から派生した言葉です。1909年にデンマークの遺伝学者ヴィルヘルム・ヨハンセンによって提唱されました。
ニュアンス:
遺伝子という言葉は、科学的文脈でよく使われ、特に生物学や医学の分野で重要な役割を果たします。カジュアルな会話でも使われることがありますが、主に専門的な場面での使用が一般的です。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
The gene responsible for this trait is located on chromosome 7.
Gene therapy has the potential to cure genetic disorders.
イディオム:
特定のイディオムは少ないですが、遺伝に関する話題で頻繁に使われます。
5. 実例と例文
日常会話:
My parents both have blue eyes, so it's in my genes.
He has a gene that makes him more likely to develop diabetes.
They studied genes in school today.
ビジネス:
Our company is investing in gene therapy research.
The new drug targets specific genes to treat cancer.
We are exploring the potential of gene editing technologies.
学術的:
The study focuses on the role of specific genes in disease resistance.
Gene sequencing has advanced significantly in the past decade.
Researchers discovered a new gene linked to Alzheimer's disease.
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- DNA(デオキシリボ核酸): 遺伝情報を保持する分子
- Chromosome(染色体): 遺伝子を含む構造
- Allele(対立遺伝子): 遺伝子の異なるバージョン
反意語:
- なし(遺伝子に明確な反意語は存在しません)
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音: /dʒiːn/
- アクセント: 第1音節に強勢
- アメリカ英語とイギリス英語の違い: 基本的に同じ発音
8. 学習上の注意点・よくある間違い
よくある間違い:
gene
とjean
(ジーンズ)の混同genus
(属)との混同
試験対策:
TOEFLやIELTSなどの試験で、医学や生物学のパッセージ内で出題されることが多いです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
ヒント:
gene
とgenetics
の関係を覚えると、遺伝に関する単語全体が理解しやすくなります。- 親から子へ受け継がれる「遺伝子」という概念をイメージすると、単語の意味が定着しやすいです。
関連ストーリー:
生物の特性が親から子へと伝わる様子を想像すると、「gene」という言葉の意味がより鮮明になります。
意味のイメージ
意味(1)
遺伝子