最終更新日:2024/06/17
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元となった辞書の項目

margin

名詞

へり,縁,端(edge) / (ページの)余白,欄外 / (可能の)限界,限度 / (空間・時間・経費・活動などの)余裕,余地 / 利鞘,マージン,販売利益

解説

1. 基本情報と概要

英語: margin

日本語: 余白、縁、限界、差額、利ざや

名詞「margin」は、ページの端にある余白、何かの端や境界、またはビジネスや金融における利益や差額などを指します。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。


  • 品詞: 名詞

  • CEFRレベル: B2(中上級)

2. 語構成と詳細な意味


  • 接頭語: なし

  • 接尾語: なし

  • 語幹: margin

関連語として以下が挙げられます:


  • marginal (形容詞): 余白の、わずかな

  • marginalize (動詞): 重要視しない、周縁化する

よく使われるコロケーション:


  1. profit margin(利益率)

  2. safety margin(安全余裕)

  3. narrow margin(僅差)

  4. margin call(追証)

  5. margin of error(誤差範囲)

  6. operating margin(営業利益率)

  7. margin for growth(成長の余地)

  8. margin loan(証拠金貸付)

  9. margin account(証拠金口座)

  10. margin trading(信用取引)

3. 語源とニュアンス

語源: ラテン語の margo, marginis(縁、境界)から派生しています。

歴史: 中世フランス語を経て、英語に取り入れられました。最初は文字通りの「縁」や「余白」を指していましたが、徐々にビジネスや金融の分野でも使われるようになりました。

ニュアンス: 「margin」は、文字通りの余白や境界を示すこともありますが、ビジネスや金融の文脈では重要な差異を意味することが多いです。カジュアルな会話からフォーマルな文書まで幅広く使われます。

4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: 例: margins(複数形)

  • 一般的な構文:


    • by a narrow margin(僅差で)

    • within the margin of error(誤差範囲内で)

    • increase the profit margin(利益率を上げる)


フォーマル/カジュアルの使用シーン:


  • ビジネスレポートや金融関連の文書ではフォーマルに使われることが多いです。

  • カジュアルな会話では、特に「余裕」や「余白」を指して使われることがあります。

5. 実例と例文

日常会話:


  1. Please leave a margin on all sides of the paper.(紙のすべての側に余白を残してください。)

  2. There is a small margin for error in this plan.(この計画には誤差の余地が少ないです。)

  3. We won the game by a narrow margin.(私たちは僅差で試合に勝ちました。)

ビジネス:


  1. Our profit margin has increased this quarter.(今四半期の利益率が上がりました。)

  2. We need to maintain a safety margin for unexpected expenses.(予期せぬ費用のために安全余裕を維持する必要があります。)

  3. The new policy has reduced the operating margin.(新しい方針は営業利益率を減少させました。)

学術的:


  1. The margin of error in this study is 5%.(この研究の誤差範囲は5%です。)

  2. Margins of safety are crucial in engineering design.(工学設計において安全余裕は重要です。)

  3. The data lies within the acceptable margin.(データは許容範囲内にあります。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語:


  • edge(縁、端): 「境界」という意味で「margin」と似ています。


    • 例: He stood at the edge of the cliff.(彼は崖の端に立っていた。)


  • border(境界、国境): 「境界」の意味で使用されます。


    • 例: The border between the two countries is heavily guarded.(二国間の国境は厳重に守られている。)


  • leeway(余裕、余地): 「余裕」という意味で使用されます。


    • 例: There is some leeway in the deadline.(締め切りには余裕があります。)


反意語:


  • center(中心): 「中心」は「縁」や「余白」とは反対の意味を持ちます。


    • 例: The center of the circle is marked with a dot.(円の中心は点で示されています。)


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA): /ˈmɑːrdʒɪn/

アクセント位置: 第一音節に強勢があります。

発音の違い:


  • アメリカ英語: /ˈmɑːrdʒɪn/

  • イギリス英語: /ˈmɑːdʒɪn/

よくある発音の間違い: 「g」を強く発音しないように注意が必要です。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

スペルミス: margine と誤って書かれることがありますが、正しくは margin です。

同音異義語との混同: marge(マーガリン)は発音が似ていますが、全く異なる意味です。

試験対策: TOEICや英検などでは、「利益率」や「誤差範囲」などの意味で出題されることが多いです。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

覚えるヒント: 「margin」は「マージン」とカタカナでも使われるので、ビジネス用語として覚えやすいです。

関連ストーリー: 本の余白にメモを書いたり、ビジネスで利益を出すための「マージン」を考える場面をイメージすると記憶に残りやすいです。

勉強テクニック: 「margin」を使った例文を自分で作成し、その文を声に出して練習すると定着しやすいです。

意味のイメージ
margin
意味(1)

へり,,端(edge)

意味(2)

(ページの)余白,欄外

意味(3)

(可能の)限界,限度

意味(4)

利鞘,マージン,販売利益

意味(5)

(空間・時間・経費・活動などの)余裕,余地

基礎英単語(NGSL) / 和訳 / 4択問題

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