certain
1. 基本情報と概要
certain(形容詞)
- 英語: certain
- 日本語: 確信している、ある特定の、ある程度の
「certain」は、何かについて確信している、または特定のものや人を指すときに使われます。また、ある程度の数量や範囲を表すこともできます。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
品詞: 形容詞
- その他の品詞例と変化形:
- 名詞: certainty(確実性)
- 副詞: certainly(確実に、もちろん)
CEFRレベル: B1(中級)
2. 語構成と詳細な意味
構成: 一語
- certain は接頭語や接尾語を持たない単語です。
関連語:
- certainty(名詞):確実性
- certainly(副詞):確実に、もちろん
コロケーション:
- certain about (〜について確信している)
- certain of (〜を確信している)
- a certain amount of (ある一定量の)
- to a certain extent (ある程度まで)
- certain circumstances (特定の状況)
- certain people (特定の人々)
- certain level (ある程度のレベル)
- certain point (ある点)
- certain degree (ある程度)
- certain time (特定の時間)
3. 語源とニュアンス
語源: ラテン語の certus
(確実な)から派生し、古フランス語を経て英語に入った言葉です。
使用シーンとニュアンス:
- カジュアル/フォーマル:どちらでも使用可能
- 口語/文章:どちらでも使用可能
- 注意点:文脈によっては「ある特定の」という意味も含まれるため、意味の取り違えに注意が必要です。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文やイディオム:
I am certain that...
(私は〜を確信しています)It is certain that...
(〜は確実です)To a certain extent
(ある程度まで)
文法上のポイント:
- 可算・不可算:形容詞のため、可算・不可算の区別はありません。
- 他動詞・自動詞:形容詞のため、動詞としての使い分けはありません。
5. 実例と例文
日常会話:
I am certain that he will come to the party.
(彼がパーティーに来ることを確信しています)Are you certain about your decision?
(あなたの決定に確信がありますか?)She has a certain charm that attracts people.
(彼女には人を引きつける特有の魅力があります)
ビジネス:
We need to be certain of our strategy before moving forward.
(進む前に戦略を確信する必要があります)Certain clients require special attention.
(特定のクライアントには特別な注意が必要です)To a certain extent, the market is unpredictable.
(ある程度まで、市場は予測できません)
学術的:
It is certain that climate change affects biodiversity.
(気候変動が生物多様性に影響を与えることは確実です)A certain percentage of the population is affected by this disease.
(人口のある一定割合がこの病気の影響を受けています)Certain theories suggest that the universe is expanding.
(特定の理論は宇宙が拡大していることを示唆しています)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- sure(確信している):よりカジュアルで日常的
- confident(自信がある):自己信頼のニュアンスが強い
- definite(明確な):曖昧さがなく、確実な
反意語:
- uncertain(不確実な):確信がない、曖昧な
- doubtful(疑わしい):疑念がある、信用できない
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /ˈsɜː.tən/(英) /ˈsɝː.tən/(米)
強勢(アクセント)の位置: 最初の音節にアクセントがあります。
発音の違い:
- アメリカ英語:/ˈsɝː.tən/
- イギリス英語:/ˈsɜː.tən/
よくある発音の間違い:
t
の発音を強くし過ぎることがありますが、軽く発音します。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス: certain
の a
を e
と間違えることがあります。
同音異義語との混同: curtain
(カーテン)と混同しないように注意しましょう。
試験対策:
- TOEICや英検では、文脈に応じて「certain」が「確信している」か「特定の」かを判断する問題が出ることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「certain」を覚えるためには、「確信」という意味と「特定の」という意味の両方をイメージすることが重要です。例えば、「certainly」(確実に)という副詞を使ったフレーズを日常的に使うと、自然と「certain」も覚えやすくなります。
- ヒント:確信を持つときの自分の姿をイメージし、「確かだ!」と言う場面を思い浮かべると覚えやすいです。
このように「certain」は、確信や特定のものを表す便利な形容詞です。文脈に応じて使い分けることで、より自然な英語表現ができるようになります。
《補語にのみ用いて》(主語となる人が)碓信している,信じて疑わない
(事が)碓かな,疑いのない(sure)
《名詞の前にのみ用いて》ある一定の
《名詞の前にのみ用いて》(ある程度わかっているがそれ以上ははっきりしない)ある…,例の…
《名詞の前にのみ用いて》いくぶんかの,多少の,ある程度の
(…のうちの)ある人々(もの),いくつか《+of++名》