最終更新日:2024/06/17

〈C〉(米国の州の) 知事 / (植民地・属領などの) 総督 / (協会・銀行などの)総裁,理事

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元となった辞書の項目

governor

名詞

〈C〉(米国の州の) 知事 / (植民地・属領などの) 総督 / (協会・銀行などの)総裁,理事

カリフォルニア州の知事が新しい法案に署名しました。

解説

1. 基本情報と概要

governor(ガバナー)は名詞で、「知事」や「統治者」を意味します。英語では A person who governs or is in charge of a particular area or institution という意味です。日本語では、特定の地域や機関を統治・管理する人、というニュアンスの言葉です。

品詞: 名詞

CEFRレベル: B2(中上級)

:


  • The governor of the state made a public announcement.(州知事が公の発表を行った。)

2. 語構成と詳細な意味

語構成:


  • 語幹: govern(統治する、治める)

  • 接尾語: -or(~する人)

派生語および関連語:


  • govern(動詞): 統治する

  • government(名詞): 政府、統治

  • governing(形容詞): 統治する

よく使われるコロケーション:


  1. state governor(州知事)

  2. governor's mansion(知事公邸)

  3. lieutenant governor(副知事)

  4. governor's office(知事室)

  5. former governor(前知事)

  6. governor's election(知事選挙)

  7. governor's decision(知事の決定)

  8. governor's speech(知事の演説)

  9. governor's policy(知事の政策)

  10. governor's authority(知事の権限)

3. 語源とニュアンス

語源:
ラテン語の gubernator から派生し、中世フランス語の governeur になり、英語に取り入れられました。gubernator は「船を操縦する人」を意味し、転じて「統治者」を意味するようになりました。

ニュアンスや使用時の注意点:


  • 政治的な文脈でよく使われ、フォーマルな響きがあります。

  • アメリカでは主に州知事を指し、イギリスでは植民地や地域を統治する役職にも使われます。

4. 文法的な特徴と構文

文法上の特徴:


  • 可算名詞で、複数形は governors です。

  • 主に他動詞 govern から派生した名詞です。

一般的な構文:


  • The governor of [地名] announced that...

  • As the governor, he/she is responsible for...

5. 実例と例文

日常会話:


  1. Did you hear what the governor said about the new policy?(新しい政策について知事が何を言ったか聞いた?)

  2. The governor's mansion is open for public tours this weekend.(知事公邸が今週末に公開されるよ。)

ビジネス:


  1. We have a meeting with the governor to discuss the new infrastructure project.(新しいインフラプロジェクトについて知事と会議があります。)

  2. The governor's support is crucial for our business expansion.(知事の支援は我々の事業拡大にとって重要です。)

学術的な文脈:


  1. The role of the governor in state politics has been extensively studied.(州政治における知事の役割は広範に研究されてきました。)

  2. Governors often have significant influence over educational policies.(知事はしばしば教育政策に大きな影響を及ぼします。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語:


  • leader(リーダー): 一般的に指導者を意味する。

  • administrator(管理者): 組織や機関の管理者。

  • chief(長): 主要なリーダーや長。

反意語:


  • subject(臣民、被治者): 統治される側。

ニュアンスの違い:


  • leader はより広範な指導者を指し、政治以外でも使われます。

  • administrator は具体的な管理業務を行う人を指します。

  • chief は部族や組織のトップを意味し、より親しみやすいニュアンスがあります。

7. 発音とアクセントの特徴

発音記号:


  • /ˈɡʌvənər/ (アメリカ英語)

  • /ˈɡʌvənə/ (イギリス英語)

強勢(アクセント):


  • 第一音節に強勢があります(GOV-ern-or)。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

よくある間違い:


  • governer とスペルミスすることがあります。

  • government(政府)と混同しないように注意が必要です。

試験対策:


  • TOEICや英検では、政治や行政に関する問題で出題されることがあります。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

覚え方のヒント:


  • govern(統治する)に -or(人)を加えた形を思い出すと覚えやすいです。

  • governor を「ガバナー」とカタカナで覚えても良いでしょう。

関連ストーリー:


  • 知事の役割を演じる映画やドラマを観ると、単語の意味が具体的にイメージしやすくなります。

意味のイメージ
governor
意味(1)

《英話》部(課)長,上役(boss);おやじ

意味(2)

(植民地・属領などの)総督

意味(3)

(米国の州の)知事

意味(4)

(協会・銀行などの)総裁,理事;(公共施設・病院などの)長,管理者

意味(5)

(燃料の供給を加減してエンジンの速度を調節する)調速機

基礎英単語(NGSL) / 英訳 / 4択問題

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