themselves

1. 基本情報と概要

代名詞: themselves

意味（英語）:

• The reflexive form of they, used to indicate that the subject and the object of the verb are the same group of people or things.

意味（日本語）:

• they（彼ら、彼女ら、それら）の再帰代名詞。主語と目的語が同じグループの人や物であることを示すときに使います。この単語は、例えば「彼ら自身で」「彼女ら自身で」「それら自身で」という意味になります。

品詞: 代名詞

CEFRレベル: B1（中級）

• 普通の会話や文章でよく使われるので、中級レベルの学習者が理解できる単語です。

2. 語構成と詳細な意味

構成:

• them（彼ら、彼女ら、それら）: 目的格の代名詞


• -selves: 再帰代名詞を作る接尾語

関連語:

• himself（彼自身）


• herself（彼女自身）


• itself（それ自身）


• ourselves（私たち自身）


• yourselves（あなたたち自身）

よく使われるコロケーション:

1. by themselves（彼ら自身で）


2. for themselves（彼らのために）


3. themselves as（〜としての彼ら自身）


4. themselves in（〜の中での彼ら自身）


5. proud of themselves（彼ら自身を誇りに思う）


6. believe in themselves（彼ら自身を信じる）


7. take care of themselves（彼ら自身の世話をする）


8. themselves with（〜での彼ら自身）


9. express themselves（彼ら自身を表現する）


10. blame themselves（彼ら自身を責める）

3. 語源とニュアンス

語源:

• themselves の語源は中英語の hemself で、古英語の himself に由来します。時代とともに形が変わり、them + selves という形になりました。

ニュアンス:

• themselves は反射的な動作や強調を示すときに使います。口語でも文語でも使われ、カジュアルな場面でもフォーマルな場面でも使用されます。

4. 文法的な特徴と構文

一般的な構文:

• 主語が複数形で、主語自身が動作の対象となる場合に使います。
  
  
  • 例: They taught themselves how to play the piano.（彼らはピアノの弾き方を独学しました。）
  
  

イディオム:

• by themselves は「彼ら自身で」という意味で、単独で何かを行うことを示します。

文法上のポイント:

• themselves は常に複数形の主語に対応します。単数形の主語には使えません。

5. 実例と例文

日常会話:

1. They cooked the dinner by themselves.（彼らは自分たちで夕食を作りました。）


2. The kids can dress themselves now.（子供たちはもう自分で服を着ることができます。）


3. They enjoyed themselves at the party.（彼らはパーティーを楽しみました。）

ビジネス:

1. The team managed the project by themselves.（チームはプロジェクトを自分たちで管理しました。）


2. They see themselves as leaders in the industry.（彼らは業界のリーダーと自認しています。）


3. The employees organized the event themselves.（従業員たちは自分たちでイベントを組織しました。）

学術的な文脈:

1. Researchers conducted the experiment themselves.（研究者たちは自ら実験を行いました。）


2. The students are expected to complete the assignment by themselves.（学生たちは自分たちで課題を完成させることが求められています。）


3. The organisms adapted themselves to the new environment.（生物は新しい環境に適応しました。）

6. 類義語・反意語と比較

類義語:

• themselves（彼ら自身）: 主語が複数のときに使います。


• each other（お互いに）: 相互の関係を示すときに使います。
  
  
  • 例: They helped each other.（彼らはお互いに助け合いました。）
  
  

反意語:

• others（他の人々）: 主語以外の人々を指すときに使います。
  
  
  • 例: They helped others.（彼らは他の人々を助けました。）
  
  

7. 発音とアクセントの特徴

発音記号:

• /ðɛmˈsɛlvz/

アクセント:

• アクセントは selves の部分にあります。

発音の違い:

• アメリカ英語とイギリス英語で大きな発音の違いはありません。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

• スペルミス: themselfs と書かないように注意してください。themselves が正しい形です。


• 単数形との混同: 単数形の主語（he, she, it）には himself、herself、itself を使います。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

• them + selves で「彼ら自身」と覚えやすいです。


• 何かを自分たちで行うイメージを持つと、理解しやすいでしょう。

このように、「themselves」は主語が複数形で、主語自身が動作の対象となる場合に使われる再帰代名詞です。文法上のポイントや例文を参考にして、正しく使うことができるようにしてください。