afford
《can,could,be able toと共に用いて》〈金・時間・もの〉を持てる余裕がある, ...を買う余裕がある, ...を支払う余裕がある / 《can ~ to do》 ...できる余裕がある / 《文》〈物・事が〉…を与える, を供給する(provide with)
1. 基本情報と概要
afford (動詞)
意味: To have enough money or resources to be able to buy or do something. / 何かを買ったり、何かをするのに十分なお金や資源を持っていること。
「afford」は、何かを購入する余裕がある、または何かをするための余裕があるという意味です。日常会話やビジネスシーンでよく使われる、一般的な単語です。
品詞: 動詞
CEFRレベル: B1(中級)
2. 語構成と詳細な意味
afford:
- 語幹:
ford
(古英語のfaran
から派生し、「行く、旅する」の意) - 接頭語:
af-
(ラテン語のad-
から派生し、「〜に向かって」の意)
派生語・類縁語:
- affordable (形容詞): 手頃な価格の
- affordability (名詞): 手頃さ
コロケーション(共起表現):
- afford to buy (買う余裕がある)
- afford the luxury (贅沢を楽しむ余裕がある)
- afford to pay (支払う余裕がある)
- afford time (時間を割く余裕がある)
- afford a house (家を買う余裕がある)
- afford an education (教育を受ける余裕がある)
- can't afford (余裕がない)
- afford the expense (費用をまかなう余裕がある)
- afford the opportunity (機会を与える)
- afford a vacation (休暇を取る余裕がある)
3. 語源とニュアンス
語源: afford
は中英語のaffourden
から来ており、古英語のonfaran
(「受け取る、経験する」の意)に由来します。
ニュアンス: 「afford」は、何かを購入したり、何かをするための資源や余裕があることを示します。カジュアルな会話からビジネスの文脈まで広く使われます。
4. 文法的な特徴と構文
文法的特徴: 他動詞 (transitive verb)
構文:
- S + afford + O: She can afford a new car.
- S + cannot afford + to + V: They cannot afford to lose this opportunity.
使用シーン: フォーマル・カジュアル両方で使える。
5. 実例と例文
日常会話:
- I can't afford to buy that dress.(あのドレスを買う余裕がない。)
- Can you afford to take a vacation this year?(今年休暇を取る余裕がある?)
- We can't afford another mistake.(もう一つの間違いは許されない。)
ビジネス:
- Our company can't afford to lose this client.(我々の会社はこの顧客を失う余裕がない。)
- We can afford to invest in new technology.(新しい技術に投資する余裕がある。)
- They can't afford to delay the project any longer.(これ以上プロジェクトを遅らせる余裕はない。)
学術的な文脈:
- Students often can't afford the high tuition fees.(学生はよく高い授業料を払う余裕がない。)
- Researchers must afford time for thorough analysis.(研究者は徹底的な分析のために時間を割く余裕が必要だ。)
- Many families can't afford private education.(多くの家庭は私立教育を受ける余裕がない。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- manage (運営する): I can manage to pay the bills.(請求書を支払うことができる。)
- bear (負う): Can you bear the cost?(費用を負担できますか?)
反意語:
- lack (欠ける): They lack the funds to buy a new car.(新しい車を買うための資金が不足している。)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /əˈfɔːrd/(アメリカ英語), /əˈfɔːd/(イギリス英語)
アクセント: 第二音節(fórd
)に強勢
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス: afford
のスペルミスは少ないですが、「fford」を「ford」と誤ることがあります。
同音異義語:
- a ford(浅瀬)は同じ発音ですが異なる意味です。
試験対策: TOEICや英検で頻出する単語です。特にリスニングセクションでよく出題されます。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
ヒント: 「afford」の「a」を「余裕がある」と考えて覚えると良いでしょう。例えば、「a new car」を買う「余裕がある」なら「afford」と関連付けて覚えられます。
イメージ: 「afford」は「手が届く」というイメージで、何かを手に入れるための「距離」が埋まる感じです。
まとめ
「afford」は何かをするための資源や余裕があることを意味する動詞で、日常生活やビジネスなど多くの場面で使われます。覚えておくと便利な単語です。
《can,could,be able toと共に用いて》〈金・時間〉の余裕がある
《文》〈物・事が〉…'を'与える,供給する(provide with)