aid
1. 基本情報と概要
aid は動詞として使われ、「助ける」や「援助する」という意味があります。英語では「to help or support someone or something」という意味です。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
品詞: 動詞(他動詞)
他の品詞:
- 名詞: aid (助け、援助)
CEFRレベル: B1(中級)
この単語は日常会話やビジネスシーンで頻繁に使われるため、中級レベルで理解しておくと便利です。
2. 語構成と詳細な意味
aid は単純な語構成で、接頭語や接尾語は含まれていません。
派生語:
- aider (名詞: 助ける人)
- aiding (動名詞: 助けること)
よく使われるコロケーション:
- medical aid (医療援助)
- financial aid (経済的援助)
- foreign aid (対外援助)
- aid in recovery (回復の援助)
- first aid (応急処置)
- aid worker (援助活動家)
- humanitarian aid (人道援助)
- aid and assist (支援と補助)
- aid package (支援パッケージ)
- disaster aid (災害援助)
3. 語源とニュアンス
aid の語源はラテン語の「adiuvare(助ける、支える)」に由来します。歴史的には、中世フランス語の「aidier」を経て現代英語に入ってきました。
この単語はフォーマルでもカジュアルでも使えますが、ビジネスや公式の文脈でよく使用されます。助けや支援が必要な状況で用いられることが多いです。
4. 文法的な特徴と構文
動詞「aid」は他動詞ですので、目的語を必要とします。
一般的な構文:
- to aid someone in doing something (何かをするのを助ける)
- to aid someone with something (何かで誰かを助ける)
例:
- They aided the victims in rebuilding their homes. (彼らは被災者が家を再建するのを助けた。)
5. 実例と例文
日常会話
- She always aids her friends when they need help. (彼女は友達が助けを必要としているときにいつも助けます。)
- Can you aid me with this project? (このプロジェクトを手伝ってくれますか?)
- He aided his neighbor during the storm. (彼は嵐の間、隣人を助けました。)
ビジネス
- The company aids local businesses by providing grants. (その会社は助成金を提供して地元企業を支援しています。)
- We are looking for volunteers to aid in the event planning. (イベント計画を支援するボランティアを探しています。)
- Financial aid is available for those who qualify. (資格のある人には経済的支援が利用可能です。)
学術的な文脈
- The research aims to aid in the development of new treatments. (この研究は新しい治療法の開発を支援することを目的としています。)
- Scholars aid each other by sharing resources and knowledge. (学者たちは資源と知識を共有することで互いを助け合います。)
- This study aids in understanding the effects of climate change. (この研究は気候変動の影響を理解するのに役立ちます。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- help (助ける)
- より一般的で広範な意味合いを持つ。
- assist (補助する)
- より直接的で具体的な行動を指す場合が多い。
- support (支える)
- 精神的・物質的な支援を含むことが多い。
反意語
- hinder (妨げる)
- 助けるのではなく、逆に妨げる行為。
- obstruct (妨害する)
- 進行を妨げる行為。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /eɪd/
アクセントは単語の最初の音節にあります。アメリカ英語とイギリス英語での発音の違いはほとんどありませんが、地域によって微妙な違いがあるかもしれません。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
「aid」は「help」と似ていますが、よりフォーマルな場面で使われることが多いです。スペルミスは少ないですが、同音異義語の「aide」(助手)と混同しやすいので注意が必要です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「aid」は「助ける」という意味で、形がシンプルで覚えやすいです。語源の「adiuvare(助ける)」から派生していることを覚えておくと、他の関連単語も思い出しやすくなります。
イメージとしては、困っている人に手を差し伸べる場面を思い浮かべると良いでしょう。
…を助ける,援助する
助けとなる,支援する,補助する《in》