angle
名詞「angle」の詳細解説
1. 基本情報と概要
英語: angle
日本語: 角度、角
名詞「angle」は、主に数学や幾何学で使われる単語で、2つの線や面が交わる点で形成される空間の広がりのことを指します。例えば、三角形の内部にある各角度などがこれに該当します。
また、比喩的に「視点」や「観点」を意味することもあります。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
品詞: 名詞(noun)
他の品詞の例として、動詞「angle」(釣りをする、策略を用いる)があります。
CEFRレベル: A2(初級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成: 特に接頭語・接尾語・語幹に分けることはありませんが、「angle」自体がラテン語の「angulus」(小さな角)に由来します。
関連語:
- angular(形容詞): 角のある、角ばった
- angulation(名詞): 角度付け
コロケーション:
- right angle(直角)
- acute angle(鋭角)
- obtuse angle(鈍角)
- angle of view(視野角)
- angle of incidence(入射角)
- angle of reflection(反射角)
- at an angle(斜めに)
- wide angle(広角)
- different angle(異なる視点)
- angle bracket(角括弧)
3. 語源とニュアンス
語源: ラテン語「angulus」から派生し、古フランス語「angle」を経て、中英語で「angle」となりました。
ニュアンス: 主に数学的・幾何学的な文脈で使われますが、比喩的に物事の見方や視点を示す時にも使われます。フォーマルな文脈からカジュアルな会話まで幅広く使われます。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- The angle between two lines is 90 degrees.(2本の線の間の角度は90度です。)
- From a different angle, the situation looks better.(異なる視点から見ると、状況は良く見えます。)
使用シーン: フォーマルからカジュアルまで、数学的な説明から日常会話まで幅広く使われます。
文法上のポイント: 可算名詞です。
5. 実例と例文
日常会話:
- Can you see it from this angle?(この角度から見えますか?)
- Try holding the camera at a different angle.(カメラを別の角度で持ってみて。)
ビジネス:
- We need to consider the problem from all angles.(すべての角度から問題を考える必要があります。)
- The angle of the presentation was very effective.(プレゼンテーションの視点は非常に効果的でした。)
学術的:
- The angle of incidence equals the angle of reflection.(入射角は反射角に等しい。)
- Measure the angle between these two lines.(これら2本の線の間の角度を測定してください。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- perspective(視点、観点): より広い意味での物事の見方を指します。
- viewpoint(見解、見地): 特定の立場や視点を指します。
反意語:
- straight(まっすぐな): 角度がない状態を指します。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /ˈæŋ.ɡl̩/
アクセント: 最初の音節「an」にアクセントがあります。
アメリカ英語とイギリス英語: 大きな発音の違いはありません。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス: 「angel」(天使)と混同しやすいので注意が必要です。
同音異義語: 「angle」と「angel」は発音が似ているため、混同に注意。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「angle」は「角」の形をイメージすると覚えやすいです。数学の三角形やプロトラクター(分度器)を思い浮かべると記憶に残りやすいでしょう。
かど,すみ(corner)
角,角度
《話》(ものを見る)角度,観点(point of view)