元となった辞書の項目
fake
解説
1. 基本情報と概要
fake(形容詞)
- 英語: fake
- 日本語: 偽の、偽物の
「fake」は「偽の」や「偽物の」という意味の形容詞です。例えば、「fake news(偽のニュース)」や「fake ID(偽の身分証明書)」などのように使われます。通常、何かが本物ではないことを強調するために使われます。
- 品詞: 形容詞
- 他の品詞: 名詞(例:fake)、動詞(例:to fake)
CEFRレベル: B1(中級)
この単語は日常会話にもよく出てくるため、中級者でも理解しやすい単語です。
2. 語構成と詳細な意味
- 語幹: fake
関連語と派生語
- 名詞: fake(偽物、詐欺)
- 動詞: fake(偽装する、偽造する)
- 関連語: forgery(偽造)、counterfeit(偽造品)
よく使われるコロケーション
- fake news(偽のニュース)
- fake ID(偽の身分証明書)
- fake smile(偽の笑顔)
- fake product(偽造品)
- fake signature(偽の署名)
- fake friend(偽の友人)
- fake jewelry(偽の宝石)
- fake document(偽の書類)
- fake account(偽のアカウント)
- fake passport(偽のパスポート)
3. 語源とニュアンス
語源: 「fake」の語源は確定していませんが、19世紀後半のアメリカ英語で使われ始めたとされています。
ニュアンス: 「fake」は何かが本物ではないことを強調し、ややネガティブな意味合いを持ちます。カジュアルな会話でよく使われますが、フォーマルな文書でも使用されることがあります。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
- This is a fake [noun].(これは偽の[noun]です。)
- He gave me a fake [noun].(彼は偽の[noun]をくれました。)
- She wears fake [noun].(彼女は偽の[noun]を身につけています。)
フォーマル/カジュアル
- カジュアル: fake smile, fake friend
- フォーマル: fake document, fake passport
5. 実例と例文
日常会話
That's a fake smile.
(それは偽の笑顔だね。)I can't believe he used a fake ID.
(彼が偽の身分証を使ったなんて信じられない。)She always wears fake jewelry.
(彼女はいつも偽の宝石を身につけている。)
ビジネス
We need to verify that this document is not fake.
(この書類が偽でないことを確認する必要があります。)The company was sued for selling fake products.
(その会社は偽造品を販売したことで訴えられました。)He was caught with a fake passport at the airport.
(彼は空港で偽のパスポートを持って捕まりました。)
学術的な文脈
Fake news can have serious social consequences.
(偽のニュースは深刻な社会的影響をもたらすことがあります。)Researchers studied the impact of fake accounts on social media.
(研究者たちはソーシャルメディア上の偽のアカウントの影響を研究しました。)The authenticity of the artifact was questioned due to the presence of fake parts.
(その遺物の信憑性は偽の部分があるために疑問視されました。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- false(偽の、間違った): Falseは「誤った」という意味でも使われるため、やや広い範囲をカバーします。
- counterfeit(偽造の): Counterfeitは特にお金や公式文書の偽造に使われます。
- phony(偽の、インチキの): Phonyは口語的で、ややくだけた言い方です。
反意語
- genuine(本物の): Genuineは「本物の」という意味で、fakeの反意語です。
- authentic(真正の): Authenticも「本物の」という意味を持ち、特に文化や歴史的な文脈で使われることが多いです。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号: /feɪk/
- アクセント: アメリカ英語もイギリス英語も同じく、単語全体にアクセントがあります。
- よくある発音の間違い: 「フェイク」と発音する際に「フェック」とならないように注意しましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 例えば「fack」や「facke」と間違えないようにしましょう。
- 同音異義語: 「fax(ファックス)」と混同しないように注意が必要です。
- 試験対策: TOEICや英検などの試験では、特にビジネスコンテキストで出題されることが多いです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「fake」という単語は「フェイクニュース」などのニュースでよく聞くことがあるので、そこから覚えると良いでしょう。また、偽物(fake)と本物(real)を対比して覚えると、記憶に残りやすいです。
例えば、映画やドラマで「fake ID」や「fake money」などのシーンを思い浮かべると、より具体的に頭に入りやすくなります。
意味のイメージ
意味(1)
にせの,偽造(模造)の