元となった辞書の項目
mischief
解説
1. 基本情報と概要
mischief(名詞)
- 英語: Mischief
- 日本語: いたずら、悪ふざけ
「いたずら」や「悪ふざけ」といった意味の単語です。子供や小動物がするような、害はないけれど少し迷惑な行動に対して使われます。軽いトーンで使われることが多いです。
- 品詞: 名詞
- CEFRレベル: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: 無し
- 接尾語: 無し
- 語幹: mischief
関連語:
- mischievous(形容詞): いたずら好きな、悪ふざけする
コロケーション:
- make mischief - いたずらをする
- cause mischief - いたずらを引き起こす
- get into mischief - いたずらをする
- mischief-maker - いたずらっ子
- harmless mischief - 無害のいたずら
- playful mischief - 遊び心のあるいたずら
- innocent mischief - 無邪気ないたずら
- mischief night - いたずらの夜(ハロウィン前夜など)
- full of mischief - いたずら心がいっぱい
- mischief managed - いたずら完了(ハリー・ポッターのフレーズ)
3. 語源とニュアンス
- 語源: 中世英語の「meschief」から来ており、古フランス語の「meschief」=「災難、困難」から派生しています。
- ニュアンス: いたずらの程度によっては、軽いものから少し厄介なものまで幅広く使われます。
使用シーン:
- カジュアル: 子供同士の会話や家庭内での軽い会話
- フォーマル: あまりフォーマルな場では使われない
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞/不可算名詞の区別: 通常は不可算名詞として使われますが、特定のいたずらを指す場合は可算名詞として使うこともあります。
- 一般的な構文:
He is always getting into mischief.
The children made some mischief during the recess.
5. 実例と例文
日常会話:
The puppy got into some mischief while I was away.
- 子犬が私がいない間にいたずらをした。
Stop making mischief, and do your homework.
- いたずらをやめて宿題しなさい。
She has a look of mischief in her eyes.
- 彼女の目にはいたずらっぽい表情がある。
ビジネス:
The prank caused some mischief in the office.
- そのいたずらがオフィスで少し問題を引き起こした。
We need to avoid any mischief that could disrupt our meeting.
- 会議を妨げるようないたずらは避ける必要がある。
His mischief can sometimes lighten the mood in the team.
- 彼のいたずらが時々チームの雰囲気を和らげることがある。
学術的な文脈:
The study examines the role of mischief in child development.
- その研究は子供の発達におけるいたずらの役割を調査している。
Mischief is often a sign of creativity and curiosity in children.
- いたずらはしばしば子供の創造性と好奇心の表れである。
Teachers need strategies to manage mischief in the classroom.
- 教師は教室でのいたずらを管理するための戦略が必要である。
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- prank(いたずら): より具体的な行動を指すことが多い
- trick(いたずら、トリック): 細工や策略を使ったいたずら
- shenanigans(いたずら、悪ふざけ): ふざけた行動や不正行為を含む
反意語:
- obedience(従順): 規則や命令に従うこと
- seriousness(真面目さ): いたずらの反対で、真剣な態度
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /ˈmɪs.tʃɪf/
- 強勢: 最初の音節「mis」に強勢があります。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い: 両方の英語で発音はほぼ同じです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
mischeif
と綴る間違い - 同音異義語: なし
- 試験対策: TOEICや英検では文章の中で使われることが多いです。文脈から意味を推測する練習をすると良いでしょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- イメージ: いたずら好きな子供や子犬の姿を想像すると覚えやすいです。
- スペリングのポイント: 「mischief」は「mis-」と「chief」を組み合わせた形と覚えると良いです。
以上が「mischief」の詳細な解説です。学習の参考にしてください。
意味のイメージ
意味(1)
〈U〉いたずら,わるさ
意味(2)
〈U〉いたずら心,茶目っ気
意味(3)
〈U〉(人・動物による)害,危害,損害
意味(4)
〈C〉《話》いたずらっ子,わんぱく小僧