元となった辞書の項目
weird
解説
1. 基本情報と概要
weird(ウィアード)
- 意味(英語): Strange or unusual, especially in a way that is unsettling or hard to understand.
- 意味(日本語): 奇妙な、異様な。特に、不気味で理解しがたいようなニュアンスがあります。
品詞: 形容詞
- 名詞: weirdness(奇妙さ)
- 副詞: weirdly(奇妙に)
CEFRレベル: B1(中級)
- この単語は中級レベルの学習者にとって理解しやすい単語ですが、感情的なニュアンスが含まれるため、文脈を理解することが重要です。
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: なし
- 接尾語: なし
- 語幹: weird
関連語や派生語:
- weirdness: 名詞。奇妙さ、不気味さ。
- weirdly: 副詞。奇妙に、不気味に。
よく使われるコロケーション:
- Weird behavior(奇妙な行動)
- Weird feeling(奇妙な感覚)
- Weird dream(奇妙な夢)
- Weird noise(奇妙な音)
- Weird person(変な人)
- Weird experience(奇妙な経験)
- Weird look(奇妙な見た目)
- Weird situation(変な状況)
- Weird sense of humor(独特なユーモアのセンス)
- Act weird(変な行動をする)
3. 語源とニュアンス
語源: 古英語の「wyrd」から来ており、もともとは「運命」や「宿命」という意味がありました。シェイクスピアの「マクベス」では、運命を司る魔女たち(Weird Sisters)が登場し、この意味が転じて「奇妙な」という現代の意味になりました。
ニュアンスと使用上の注意:
- 「weird」は、一般的にポジティブな意味というよりもネガティブな、あるいは不気味なニュアンスがあります。親しい友人同士なら冗談として使うこともありますが、他人に対して使う場合は注意が必要です。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- 形容詞として:
That’s a weird movie.
(それは奇妙な映画だ) - 副詞的に:
He acted weirdly.
(彼は奇妙に振る舞った)
フォーマル/カジュアル:
- 基本的にカジュアルな場面で使われることが多いです。フォーマルな文章やビジネスの場面では「strange」や「unusual」などの単語を使うことが多いです。
5. 実例と例文
日常会話:
That’s a weird outfit you’re wearing.
- 「君の着ている服、奇妙だね。」
I had a weird dream last night.
- 「昨夜、変な夢を見た。」
This place feels kind of weird.
- 「この場所、なんだか変な感じがする。」
ビジネス:
The data shows some weird anomalies.
- 「データにいくつか変な異常が見られる。」
It's weird that the system crashed twice today.
- 「今日はシステムが二度もダウンするなんておかしい。」
His explanation was a bit weird and hard to follow.
- 「彼の説明は少し変で、理解しにくかった。」
学術的な文脈:
The phenomenon observed was scientifically weird.
- 「観察された現象は科学的には奇妙だった。」
There is a weird correlation between these variables.
- 「これらの変数には奇妙な相関関係がある。」
The results were weirdly inconsistent with the hypothesis.
- 「結果は仮説と奇妙に一致しなかった。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Strange(奇妙な): 一般的に「変わっている」という意味で使われる。例:
That’s a strange noise.
- Odd(奇妙な、変な): より軽い意味で使われることが多い。例:
He has some odd habits.
- Bizarre(異様な): より強い意味で、非常に変わっている。例:
Her outfit was absolutely bizarre.
反意語:
- Normal(普通の): 特に変わったところがない。例:
Everything seems normal.
- Usual(いつもの): 典型的な、普通の。例:
It’s a usual day.
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /wɪrd/
- 強勢: 最初の音節に強勢があります。
- アメリカ英語: /wɪrd/
- イギリス英語: /wɪəd/
注意点: 発音する際に、「ウィアード」としっかり発音することが重要です。「ウィード」と間違えることが多いので注意しましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミスが多く見られる単語です。「weird」の「e」と「i」の順序を間違えないようにしましょう。
- 同音異義語の「wired」(ワイヤーでつながれた)と混同しないように気をつけてください。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「weird」は「we」と「ird」と覚えると良いでしょう。「we」は「私たち」、「ird」は「鳥(bird)」から「b」を抜いたものと考えると覚えやすいかもしれません。
- 「奇妙なものには 'e' と 'i' がある」と覚えるのも一つの方法です。
このようにして「weird」という単語を理解しやすくなります。いろいろな文脈で使ってみて、しっかり定着させましょう。
意味のイメージ
意味(1)
起自然的な,不思議な,気味の悪い
意味(2)
変な,妙な