wither
〈植物が〉『しぼむ』,しおれる,枯れる《+away(up)》 / 〈人間が〉『やせ衰える』 / 〈希望などが〉弱まる,消え去る《+away》 / 〈植物〉‘を'『しぼませる』,しおれさせる,枯れさせる《+up+名》 / 〈人〉‘を'『やせ衰えさせる』 / 〈人〉‘を'どぎまぎさせる,恥ずかしく思わせる
1. 基本情報と概要
withere
意味:
英語:to become dry and shriveled
日本語:しおれる、枯れる
こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。例えば、植物が水を欠いて枯れたり、人の気力や活力が失われる様子を表します。品詞:動詞
他の品詞例:withering(形容詞)- しおれるような, withered(形容詞)- 枯れたCEFRレベル:B2(中上級)
この単語は、比較的難易度が高く、特に文学的な表現や感情を表す場面で使用されることが多いです。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
wither
は単純な動詞で、特定の接頭語や接尾語は含まれていません。関連性:
- 派生語:withering(形容詞), withered(形容詞)
- 類縁語:fade(色褪せる), decay(腐る)
コロケーション:
- wither away(しおれて消える)
- wither and die(しおれて死ぬ)
- wither under pressure(プレッシャーに耐えられずしおれる)
- wither up(しおれる)
- withered leaves(枯れた葉)
- withering glance(冷やかな視線)
- withering criticism(辛辣な批判)
- withered flower(枯れた花)
- withering effect(しおれる効果)
- withering away of resources(資源の枯渇)
3. 語源とニュアンス
語源:
Wither
は中英語のwitheren
から来ており、古英語のweðerian
に遡ります。これはdry up
(乾く)という意味を持ちます。ニュアンス:
Wither
は主に植物が枯れる様子を表しますが、比喩的に人の気力や活力が失われることも表現します。文学的な表現や感情を強調する場面で使われることが多いです。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- The flowers withered in the heat.(花が熱でしおれた。)
- His enthusiasm withered away.(彼の熱意がしおれた。)
- She gave him a withering look.(彼女は彼に冷やかな視線を投げた。)
使用シーン:
フォーマルな文章や文学的な表現で使われることが多いです。カジュアルな会話ではあまり使われません。文法上のポイント:
Wither
は自動詞として使われることが多いですが、文脈によっては他動詞としても使用されます。
5. 実例と例文
日常会話:
- The plants withered because I forgot to water them.(水をやり忘れて植物が枯れてしまった。)
- My interest in the project is starting to wither.(このプロジェクトへの興味が薄れてきた。)
ビジネス:
- The company's profits have withered over the past year.(会社の利益はこの1年で減少している。)
- Without innovation, the business will wither and die.(革新がなければ、ビジネスはしおれて死んでしまう。)
学術的な文脈:
- The study shows how social connections can wither in isolation.(研究は孤立の中で社会的なつながりがどのようにしおれるかを示している。)
- Climate change can cause ecosystems to wither.(気候変動は生態系をしおれさせる可能性がある。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- fade(色褪せる): 物の色や光が薄れることを意味します。
- shrivel(しぼむ): 物が縮んで乾くことを意味します。
- decay(腐る): 物が腐敗して崩れることを意味します。
反意語:
- flourish(繁栄する): 活力や成長がある状態を表します。
- bloom(咲く): 花が開くことを意味し、繁栄や成長を象徴します。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号:/ˈwɪðər/
- アクセント:最初の音節に強勢があります。
- アメリカ英語とイギリス英語:発音はほぼ同じです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
wither
のスペルは比較的簡単ですが、weather
(天気)と混同しやすいです。 - 同音異義語:
weather
(天気)との混同に注意が必要です。 - 試験対策: TOEICや英検では、比喩的な意味で使われることが多いので、文脈を理解することが重要です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- ヒント:
Wither
のw
を枯れた木
の形に見立てて覚えると良いです。木が枯れる様子をイメージすることで、単語の意味が頭に残りやすくなります。 - 関連ストーリー:植物が水を失って枯れてしまう物語を思い浮かべると、単語の意味がより鮮明に理解できます。
この解説が、動詞「wither」の理解に役立つことを願っています。学習を頑張ってください!
〈植物が〉しぼむ,しおれる,枯れる《+away(up)》
〈人間が〉やせ衰える
〈希望などが〉弱まる,消え去る《+away》
〈人〉‘を'やせ衰えさせる
〈人〉‘を'どぎまぎさせる,恥ずかしく思わせる
〈植物〉‘を'しぼませる,しおれさせる,枯れさせる《+up+名》