元となった辞書の項目
wound
解説
1. 基本情報と概要
英単語: wound
意味:
- 英語: An injury to the body, especially one in which the skin or another external surface is torn, pierced, cut, or otherwise broken.
- 日本語: 体にできた傷、特に皮膚やその他の外部表面が裂かれたり、突き刺されたり、切られたり、その他の方法で破れたりした傷。
こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。例えば、転んで膝をすりむいたり、刃物で切ってしまったりしたときの「傷」を指します。
品詞: 名詞 (noun)
- 動詞: wound (巻く、傷つける)
CEFRレベル: B2(中上級)
- この単語は、中上級の学習者にとってよく使われる単語です。
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: なし
- 接尾語: なし
- 語幹: wound
関連する派生語や類縁語:
- wounded(形容詞): 傷ついた
- wounding(動名詞): 傷つけること
よく使われるコロケーション:
- open wound(開いた傷)
- deep wound(深い傷)
- heal a wound(傷を治す)
- inflict a wound(傷を負わせる)
- serious wound(深刻な傷)
- wound infection(傷の感染)
- bleeding wound(出血している傷)
- dress a wound(傷を手当てする)
- wound care(傷のケア)
- fresh wound(新しい傷)
3. 語源とニュアンス
語源:
- 中英語「wounde」、古英語「wund」
歴史的には、戦争や戦闘の文脈でよく使われてきましたが、現代では日常的な怪我にも使われます。感情にも「心の傷」という意味で使われることがあります。
ニュアンス:
- 傷の深さや種類に関係なく使えるが、特に物理的な傷に対して使われることが多い。
- 感情的な傷を表すときも使われるが、その場合は文脈に注意が必要。
使用シーン:
- カジュアルからフォーマルまで幅広く使われる。
- 医療やケアの文脈で頻繁に使用。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文やイディオム:
He suffered a severe wound.
(彼は深刻な傷を負った)The wound healed quickly.
(その傷はすぐに治った)She has a wound on her leg.
(彼女の脚に傷がある)
使用シーンに応じた特徴:
- フォーマル: 医療報告や公式文書
- カジュアル: 日常会話や軽い怪我の説明
文法上のポイント:
- 可算名詞: He has a wound.(彼は傷を持っている)
- 不可算名詞としても使用可能だが稀: He has wound care experience.(彼は傷のケアの経験がある)
5. 実例と例文
日常会話:
I got a small wound from the kitchen knife.
(包丁で小さな傷を負った)Do you have a bandage for this wound?
(この傷のための絆創膏は持っている?)Be careful not to get an infection in your wound.
(傷口が感染しないように気をつけて)
ビジネス:
The soldier's wound required immediate attention.
(その兵士の傷は直ちに手当てが必要だった)The company is offering a new product for wound care.
(その会社は傷のケア用の新しい製品を提供している)Training on wound management is essential for medical staff.
(医療スタッフには傷の管理に関する訓練が必要だ)
学術的:
The study focused on the healing process of chronic wounds.
(その研究は慢性傷の治癒過程に焦点を当てた)Wound healing involves a complex interplay of cellular processes.
(傷の治癒は細胞過程の複雑な相互作用を伴う)The paper discusses the latest advancements in wound care technology.
(その論文は傷のケア技術の最新の進歩を論じている)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- injury (怪我): 一般的な怪我全般を指す
- lesion (病変): 主に病理学的な異常
- cut (切り傷): 切ったことによる傷
- abrasion (擦り傷): 擦れてできた傷
反意語:
- health (健康): 傷や病気がない状態
- healing (治癒): 傷や病気が治る過程
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /wuːnd/
強勢(アクセント):
- 強勢は単語の最初の音節にあります: wound
アメリカ英語とイギリス英語の発音の違い:
- アメリカ英語とイギリス英語で発音の違いはほとんどありません。
よくある発音の間違い:
- 「ウーンド」と「ウンド」を混同しないように注意。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: wound(正しい綴り) vs. woond(誤った綴り)
- 動詞のwound(巻く、傷つける)と名詞のwound(傷)の違いに注意。
- 同音異義語: wound(傷)とwind(風)の発音が似ているので混同しないように。
試験対策:
- TOEICや英検での医療や健康に関するセクションでよく出題される。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「ウーンド」と長く発音することで「傷」の意味が思い出しやすい。
- 傷を「うーん」と痛がるイメージで記憶すると覚えやすい。
関連ストーリー:
- 転んで「うーん」と痛がる子供の姿を思い浮かべると「wound」の意味がイメージしやすくなります。
勉強テクニック:
- フラッシュカードを使って「wound」とその定義、例文を覚える。
- 実際に手当てをするシーンを想像して関連語と関連づける。
意味のイメージ
意味(1)
(身体の)傷,負傷
意味(2)
(感情・自尊心などに対する)痛手,傷《+to+名》