元となった辞書の項目
analyst
解説
1. 基本情報と概要
analyst(アナリスト)
英語: An individual who reviews and interprets data or information to provide insights, recommendations, and evaluations.
日本語: データや情報を分析し、洞察、推奨、評価を提供する人。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
- 品詞: 名詞
- CEFRレベル: B2(中上級)
analystは主にビジネスや経済、ITなどの分野で使用される専門職の一つです。データを詳しく調べる人を指します。
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: なし
- 語幹:
anal
(分析する) - 接尾語:
-ist
(〜する人)
派生語や類縁語:
- analysis(分析)
- analyze(分析する)
よく使われるコロケーション:
- financial analyst - 金融アナリスト
- market analyst - 市場アナリスト
- data analyst - データアナリスト
- research analyst - 調査アナリスト
- intelligence analyst - 情報アナリスト
- investment analyst - 投資アナリスト
- system analyst - システムアナリスト
- political analyst - 政治アナリスト
- technical analyst - 技術アナリスト
- security analyst - セキュリティアナリスト
3. 語源とニュアンス
語源:
- ラテン語の
analytica
(分析)から派生した「分析する」を意味するanalyze
に、行為者を表す-ist
を加えたもの。
ニュアンス:
- 専門的な知識やスキルが要求される職業で、数値やデータを扱うことが多い。
- フォーマルな場面で使われることが多く、特にビジネスや学術的な文脈で頻繁に使用される。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
As an analyst, he/she is responsible for...
The analyst provided insights on...
イディオム:
- Cutting-edge analyst - 最先端のアナリスト
- Seasoned analyst - 熟練のアナリスト
使用シーン:
- フォーマルな場面で使用され、ビジネス文書やプレゼンテーションで頻繁に登場する。
可算名詞:
- 可算名詞として使われ、複数形は
analysts
。
5. 実例と例文
日常会話:
My brother is an analyst at a tech company.
I heard that becoming a financial analyst requires a lot of study.
She works as a data analyst for a marketing firm.
ビジネス:
The market analyst presented the quarterly report to the board.
Our investment analyst suggested diversifying our portfolio.
The data analysts have identified key trends in customer behavior.
学術的な文脈:
The research analyst's findings were published in a renowned journal.
An analyst's role in academic research is to interpret complex data sets.
The political analyst provided a comprehensive analysis of the election results.
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Evaluator(評価者)- 評価を行う人
- Researcher(研究者)- 研究を行う人
- Consultant(コンサルタント)- 相談を受ける専門家
反意語:
- Subject(被験者)- 分析される対象
- Layperson(素人)- 専門的な知識がない人
違い:
- Evaluator は主に評価を行う人で、分析よりも評価に重点が置かれる。
- Researcher は研究を行う人で、データ分析以外にも広範な研究活動を行う。
- Consultant は特定の問題に対して解決策を提供する専門家で、分析だけでなくコンサルティングも行う。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /ˈæn.ə.lɪst/
- 強勢(アクセント): 最初の音節
an
に強勢が置かれる。 - アメリカ英語とイギリス英語の違い: 発音はほぼ同じですが、アクセントの位置が若干異なる場合があります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
analist
と書かないように注意。 - 同音異義語: 特にありませんが、
analyze
(動詞)と混同しないようにしましょう。
試験対策:
- TOEICやビジネス英語の試験で頻出する単語です。特にビジネスシーンやプレゼンテーションでよく出題されます。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
記憶のヒント:
analyst
のanal
部分を「分析」と覚え、「-ist」で「〜する人」を意味することを覚えておくと良いでしょう。- アナリストがデータを「分析する人」と覚えておくと理解しやすいです。
イメージ:
- 会社の会議室でデータを解析している専門家の姿を思い浮かべると、具体的なイメージが湧きやすいです。
これで、「analyst」という単語についての詳細な解説が完了です。学習の参考にしてください。
意味のイメージ
意味(1)
(科学・経済・政治の)分析者
意味(2)
(状況などの)分析者,解説者
意味(3)
《米》精神分析家(医)(psychoanalyst)