最終更新日:2024/06/10
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元となった辞書の項目

anchor

名詞

『いかり』(錨) / (いかりのような)固定装置 / 頼みの綱 / (またanchorman)リレーの最終走者(泳者),アンカー / 〈船〉'を'いかりで留める,停泊させる / (一般に)(…に)…'を'留める,固定する《+『名』+『to』+『名』》 / (…に)〈希望など〉'を'つなぐ《+『名』+『in』(『on』)+『名』》 / 〈船が〉いかりを降ろして停泊する;〈人が〉いかりを降ろして...

解説

名詞「anchor」の詳細解説

1. 基本情報と概要


  • 英語: anchor

  • 日本語: 錨(いかり)

船を固定するために海底に下ろす重りのことです。船が動かないようにするために使われます。船に関連する用語ですが、比喩的に「頼りになるもの」や「安定をもたらす存在」といった意味でも使われることがあります。


  • 品詞: 名詞

難易度の目安:


  • B1: 中級

2. 語構成と詳細な意味


  • 接頭語: なし

  • 接尾語: なし

  • 語幹: anchor

派生語や類縁語:


  • anchorage (名詞): 錨を下ろす場所、停泊地

  • anchored (形容詞): 錨を下ろした、しっかり固定された

よく使われるコロケーションと関連フレーズ:


  1. drop anchor(錨を下ろす)

  2. weigh anchor(錨を上げる)

  3. casting anchor(錨を投げる)

  4. anchor point(錨の固定点)

  5. news anchor(ニュースキャスター)

  6. anchor chain(錨の鎖)

  7. anchor tenant(主要テナント)

  8. emotional anchor(感情の支え)

  9. anchor position(基準位置)

  10. financial anchor(財政的な支え)

3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語の ancora やギリシャ語の ankura に由来します。

  • 歴史: 古代から船舶を固定するために使われ、航海術の発展とともに重要視されてきました。

ニュアンスや感情的な響き:


  • 安定感: 物理的にも精神的にも「安定」を意味することが多いです。

  • 信頼感: 何かにしっかりと頼ることができるという意味で使われます。

使用シーン:


  • 文章: ビジネスや学術的な文脈で使われることが多いです。

  • 口語: 日常会話でも比喩的に使われることがあります。

4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: 錨は個々に数えられるので、可算名詞として扱われます。

一般的な構文:


  • 錨を下ろす: Drop the anchor.

  • 錨を上げる: Weigh anchor.

5. 実例と例文

日常会話:


  1. We need to drop anchor here for the night.(今夜ここに錨を下ろす必要がある。)

  2. She is the anchor of our family.(彼女は家族の支えだ。)

ビジネス:


  1. The company's financial anchor is its strong customer base.(会社の財政的な支えは強固な顧客基盤である。)

  2. We need an anchor tenant for this new mall.(この新しいモールには主要テナントが必要だ。)

学術的な文脈:


  1. The anchor point in the experiment was set at zero.(実験の基準点はゼロに設定された。)

  2. Anchors play a crucial role in maritime safety.(錨は海上安全において重要な役割を果たす。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語:


  • support(支え): 物理的・精神的に支えるもの。

  • foundation(基盤): 物事の基礎となるもの。

反意語:


  • drift(漂う): 固定されていない状態。

  • unanchor(錨を上げる): 錨を下ろしていない、または固定していない状態。

7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号: /ˈæŋ.kər/

強勢(アクセント)の位置:


  • アメリカ英語: アクセントは最初の音節「an」にあります。

  • イギリス英語: 基本的にアメリカ英語と同じです。

8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: 「anchar」や「ankor」と間違いやすいです。

  • 同音異義語: anker(ドイツ語で「錨」)と混同しないように注意。

9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚え方: 錨が「安定」をもたらすイメージを持つと覚えやすいです。錨が船を固定するように、何かにしっかりと固定されるイメージで覚えてみましょう。

「anchor」は日常生活だけでなく、多くの比喩的な意味でも使われる便利な単語です。覚えておくと、会話や文章で役立つでしょう。

意味のイメージ
anchor
意味(1)

いかり(錨)

意味(2)

(いかりのような)固定装置

意味(3)

頼みの綱

意味(4)

(またanchorman)リレーの最終走者(泳者),アンカー

意味(5)

〈船〉'を'いかりで留める,停泊させる

意味(6)

(…に)〈希望など〉'を'つなぐ《++in(on)+

意味(7)

〈船が〉いかりを降ろして停泊する;〈人が〉いかりを降ろして船を停泊させる

意味(8)

(一般に)(…に)…'を'留める,固定する《++to+

CEFR-J B2 / 英和選択問題

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