最終更新日:2024/06/10
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元となった辞書の項目

barren

形容詞

(土地が)『やせた』,『不毛の』 / (女・動物のめすが)子を産めない,不妊の;(植物が)実を結ばない / (計画・努力が)実を結ばない,むだな / 《補語にのみ用いて》(…が)ない《+『of』+『名』》 / 不毛の地,やせ地

そのやせた土地では作物を育てることができなかった。

解説

1. 基本情報と概要

意味

barren(英:バレン)


  • 英語:not producing or incapable of producing offspring, fruit, or vegetation; unproductive.

  • 日本語:不毛の、実を結ばない、子供を産まない。

こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。土地や植物について使うことが多いですが、抽象的に「成果がない」「実りがない」という意味でも使われます。

品詞

形容詞(adjective)

CEFRレベル

B2:中上級

この単語は中上級者向けの単語で、特に自然環境や抽象的な状況について言及する際に使われます。

2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹:barren

関連性


  • 名詞:barrenness(不毛)

  • 類縁語:infertile, unproductive, desolate

コロケーション


  1. barren land(不毛の土地)

  2. barren desert(不毛の砂漠)

  3. barren tree(実を結ばない木)

  4. barren field(何も育たない畑)

  5. barren soil(不毛の土壌)

  6. barren woman(子供を産まない女性)

  7. barren landscape(荒涼とした風景)

  8. barren period(成果のない期間)

  9. barren mind(創造力のない心)

  10. barren effort(無駄な努力)

3. 語源とニュアンス

語源

barrenは中英語の「bareyne」から来ており、古フランス語の「baraigne」から派生しています。元々は「子供を産まない」という意味でしたが、後に「実を結ばない」「不毛の」といった意味が広がりました。

ニュアンス

「barren」は物理的な意味だけでなく、抽象的な意味でも使われます。例えば、創造力が欠けている状況や、成果が上がらないプロジェクトなどにも使われます。また、感情的な響きとしては、ややネガティブなニュアンスがあります。

4. 文法的な特徴と構文

一般的な構文


  • The land is barren.(その土地は不毛だ。)

  • She felt emotionally barren.(彼女は感情的に空虚だと感じた。)

使用シーン


  • フォーマル・インフォーマルの両方で使われますが、ややフォーマルな文脈で使われることが多いです。

文法上のポイント


  • barrenは形容詞なので、名詞を修飾します。

  • 比較級は「more barren」、最上級は「most barren」です。

5. 実例と例文

日常会話


  1. The garden is barren this year.(今年は庭が不毛だ。)

  2. I feel creatively barren lately.(最近、創造力が出ない。)

ビジネス


  1. The project turned out to be barren of results.(そのプロジェクトは結果を生まなかった。)

  2. We need to avoid barren investments.(無駄な投資を避ける必要がある。)

学術的


  1. Barren landscapes are often found in arid regions.(不毛の風景は乾燥地域に多く見られる。)

  2. The study focused on barren soils and their impact on agriculture.(その研究は不毛の土壌とその農業への影響に焦点を当てた。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語


  • Infertile(不妊の):生物学的に子供を産めない。

  • Unproductive(生産性がない):何かを生産しない、無駄な。

  • Desolate(荒涼とした):人が住んでいない、荒れ果てた。

反意語


  • Fertile(肥沃な):植物がよく育つ、豊かな。

  • Productive(生産的な):多くの成果を生む。

具体例での比較


  • The land is barren.(その土地は不毛だ。)

  • The land is fertile.(その土地は肥沃だ。)

7. 発音とアクセントの特徴

発音記号

/ˈbær.ən/

アクセント

最初の音節に強勢があります。

アメリカ英語とイギリス英語で発音に大きな違いはありません。

よくある発音の間違い

「barren」の「b」を発音し忘れないようにしましょう。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

スペルミス

「barren」の「r」が2つあることを忘れがちです。

:baren

:barren

同音異義語との混同


  • baron(男爵):発音は似ていますが、意味が全く異なります。

試験対策

TOEICや英検では「barren」は一般的に高いレベルの問題で出題される傾向があります。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

覚えやすくするためのヒント

「bar」で始まる「en」で終わると覚えると良いでしょう。

イメージ

不毛の土地や何も育たない砂漠をイメージすると覚えやすいです。

勉強テクニック

実際の風景や写真を見ながら、その風景が「barren」かどうかを考えると良いでしょう。

意味のイメージ
barren
意味(1)

(土地が)やせた,不毛の

意味(2)

(女・動物のめすが)子を産めなに,不妊の;(植物が)実を結ばない

意味(3)

《補語にのみ用いて》(…が)ない《+of+

意味(4)

不毛の地,やせ地

意味(5)

(計画・努力が)実を結ばない,むだな

CEFR-J B2 / 英和選択問題

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