bounce
1. 基本情報と概要
英語: bounce
日本語: 跳ねること
品詞: 名詞
意味: 物体が地面や他の表面に当たって跳ね返ること。例えば、ボールが地面に落ちて跳ね返る動きを指します。こういう場面で使われる、活発さやエネルギーを感じさせる単語です。
CEFRレベル: B1(中級)
このレベルは、日常的な状況でのコミュニケーションに適している単語です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- 語幹:
bounce
(跳ねる)
関連語:
- 動詞: bounce(跳ねる)
- 形容詞: bouncy(弾力のある)
- 副詞: bouncingly(跳ねながら)
よく使われるコロケーション(共起表現):
- bounce back(回復する)
- a bounce in one's step(足取りが軽い)
- bounce off the walls(興奮している)
- the ball bounced(ボールが跳ねた)
- bounce ideas off someone(アイディアを誰かに相談する)
- a high bounce(高い跳ね返り)
- bounce house(ジャンプハウス)
- bounce a check(小切手が不渡りになる)
- bounce rate(バウンス率)
- bounce message(バウンスメッセージ)
3. 語源とニュアンス
語源:
この単語は中世英語の bounsen
に由来し、ノルマン語の buncen
(打つ)に関連しています。初期には特に打撃や衝撃を意味していましたが、後に跳ね返りの意味が強調されるようになりました。
ニュアンス:
bounce
は活発さや元気さ、弾むようなエネルギーを感じさせる単語です。特にスポーツや子供の遊びなど、動きのある場面でよく使われます。カジュアルな会話で頻繁に使用されますが、ビジネス用語としても使われることがあります。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
The bounce of the ball was unexpected.
(ボールの跳ね返りは予測できなかった。)He has a bounce in his step today.
(彼は今日、足取りが軽い。)
フォーマル/カジュアル:
カジュアルな場面でよく使われますが、ビジネス用語としても使用されることがあります。
可算・不可算:
可算名詞(例:a bounce, two bounces)
5. 実例と例文
日常会話の例文:
The ball took a high bounce.
(ボールが高く跳ねた。)Let's see how many bounces the ball can make.
(ボールが何回跳ねるか見てみよう。)The kid loves to bounce on the trampoline.
(その子供はトランポリンで跳ねるのが大好きだ。)
ビジネスの例文:
We need to bounce some ideas off each other.
(お互いにアイディアを出し合う必要があります。)The email had a high bounce rate.
(そのメールのバウンス率は高かった。)Let's bounce back from this setback.
(この挫折から立ち直りましょう。)
学術的な例文:
The study measured the bounce of different materials.
(その研究は異なる素材の跳ね返りを測定しました。)Bounce dynamics are crucial in materials science.
(バウンスの動力学は材料科学において重要です。)The experiment analyzed the bounce characteristics of various surfaces.
(その実験は様々な表面の跳ね返り特性を分析しました。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- rebound(リバウンド)
例:The ball rebounded off the wall.
- spring(弾む)
例:The mattress has a lot of spring.
- leap(跳躍)
例:The frog leapt from the pond.
反意語:
- stay(留まる)
例:The ball stayed on the ground.
- sink(沈む)
例:The stone sank to the bottom of the pond.
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /baʊns/
アクセント:
アメリカ英語とイギリス英語の発音に大きな違いはありません。強勢は最初の音節にあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス:
bounse
やbownce
などと間違えやすいです。
同音異義語:
bough
(木の枝)と混同しないように注意。
試験対策:
TOEICや英検で出題されることがありますが、特にリスニングやスピーキングセクションでの理解が求められます。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
覚えるためのヒント:
「ボールが地面に当たって バウンス
する」というイメージを頭に浮かべると覚えやすいです。音も動作も直感的に理解しやすい単語です。
イメージ:
トランポリンで跳ねる子供、バスケットボールがコートで跳ねる様子などを思い浮かべてください。
勉強テクニック:
実際にボールを使って跳ねさせ、その動きを見ながら「バウンス」と声に出してみると効果的です。
〈C〉はね返り,はずみ
〈U〉弾力
〈U〉《話》元気,活気