最終更新日:2024/06/13
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元となった辞書の項目

valid

形容詞

(理論・理由などが) 妥当な / (契約・法律などが) 合法的な, 正当な / (ある条件のもとで)有効な

論文で提示された議論は妥当です。

解説

1. 基本情報と概要

valid(バリッド)は、形容詞で「有効な」「妥当な」「正当な」という意味です。英語では「having legal force or effect; legally binding or acceptable」という意味です。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。


  • 品詞:形容詞(形)

  • 他の品詞:名詞形はvalidity(有効性)

CEFRレベル:B2(中上級)

2. 語構成と詳細な意味


  • 接頭語:なし

  • 語幹:valid(有効な、妥当な)

  • 接尾語:なし

派生語や類縁語


  • validate(動詞:有効にする、確認する)

  • validation(名詞:確認、確証)

  • validity(名詞:有効性、正当性)

よく使われるコロケーション


  1. valid argument(妥当な議論)

  2. valid reason(正当な理由)

  3. valid excuse(正当な言い訳)

  4. valid point(有効なポイント)

  5. valid passport(有効なパスポート)

  6. valid ticket(有効なチケット)

  7. valid contract(有効な契約)

  8. valid license(有効なライセンス)

  9. valid claim(正当な主張)

  10. validity period(有効期間)

3. 語源とニュアンス

語源は、ラテン語の「validus」(強い、力強い)から来ています。歴史的に、法律や論理の分野で「有効な」「妥当な」という意味で使われてきました。特定の状況での微妙なニュアンスとして、正式で法的に認められていることを指す場合が多いです。

使用シーン


  • 法律文書や契約書などフォーマルな場面でよく使われます。

  • 日常会話でも「正当な理由」や「有効なチケット」などで使います。

4. 文法的な特徴と構文

一般的な構文


  • S + be + valid(例:This contract is valid.)

  • valid + noun(例:valid reason)

フォーマル/カジュアル


  • フォーマルな文章やビジネスシーンで使用されることが多いです。

  • 日常会話でも使用されますが、その場合は少し硬い表現です。

5. 実例と例文

日常会話


  1. Do you have a valid ticket for the concert?(コンサートの有効なチケットは持っていますか?)

  2. Is your passport still valid?(あなたのパスポートはまだ有効ですか?)

  3. That's a valid point.(それは有効なポイントです。)

ビジネス


  1. The contract is valid for one year.(この契約は1年間有効です。)

  2. Please provide a valid reason for your absence.(欠席の正当な理由を提供してください。)

  3. We need to ensure that all licenses are valid.(全てのライセンスが有効であることを確認する必要があります。)

学術的な文脈


  1. The research methods used in this study are valid.(この研究で使用された方法は妥当です。)

  2. It's important to have a valid hypothesis.(妥当な仮説を持つことが重要です。)

  3. The data must be valid and reliable.(データは有効で信頼性がある必要があります。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語


  • legitimate(正当な)


    • 例:He has a legitimate claim to the property.(彼にはその財産に対する正当な主張があります。)


  • sound(信頼できる、しっかりとした)


    • 例:He gave a sound argument in his defense.(彼は自分を弁護するためにしっかりとした議論をした。)


反意語


  • invalid(無効な)


    • 例:The contract is invalid without a signature.(署名がなければその契約は無効です。)


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA): /ˈvælɪd/


  • 強勢(アクセント)は最初の音節にあります。

  • アメリカ英語とイギリス英語での発音に大きな違いはありません。

  • よくある発音の間違いとして、「ヴァリッド」ではなく「ヴァリッド」と強調してしまうことがあります。

8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミスvalidのスペルは簡単ですが、「vlalid」や「valiid」と間違えることがあります。

  • 同音異義語との混同:同音異義語として「valid」には特に気をつけるべきものはありませんが、「validate」(有効化する)などの関連語と混同しないように注意が必要です。

試験対策


  • TOEICや英検などで「valid」やその派生語「validate」「validity」が出題されることがあります。契約書や法律文書の理解を問う問題で特に重要です。

9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ:有効期限が記載されたパスポートやチケットを思い浮かべると覚えやすいです。

  • 記憶テクニックvalidの「val」は「value(価値)」と関連付けて覚えると、「有効」「価値がある」という意味が連想しやすいです。

このようにして、形容詞「valid」を多角的に理解し、実際の文脈で使えるように学習しましょう。

意味のイメージ
valid
意味(1)

(理論・理由などが)妥当な,しっかりした根拠のある

意味(2)

(契約・法律などが)合法的な,正式な手続きを踏んだ

意味(3)

(ある期間,またある条件のもとで)有効な

CEFR-J B2 / 英和選択問題

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