最終更新日:2024/06/15
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元となった辞書の項目

variation

名詞

〈U〉変化すること, 変動すること / 〈C〉}(個々の)変化, 変化の量(程度) / 変形,変わり種;(生物の)変種 / 《…の》変奏曲《on ...》

鳥の色柄のバリエーションは、環境に溶け込み、捕食者に見つかりにくくする効果があります。

解説

名詞「variation」

1. 基本情報と概要

variation(英語) / 変化、変動(日本語)

品詞: 名詞

意味: 変化、変動、異なる状態や形態。

「variation」は、何かが変化したり異なったりすることを指す単語です。例えば、天候の変動や製品のバリエーションなど、異なる形態や状態を指すときに使われます。

CEFRレベル: B2

(B2:中上級 - 日常的な話題について詳細に理解し、議論できるレベル)

2. 語構成と詳細な意味

接頭語: なし

接尾語: -ation(行動や状態を表す名詞を作る)

語幹: vary(変える、変わる)

派生語や類縁語:


  • vary(動詞):変わる、変える

  • variable(形容詞):変わりやすい、変動する

  • variant(名詞):変種、変わり種

共起表現(コロケーション):


  1. temperature variation(温度変動)

  2. genetic variation(遺伝的変異)

  3. seasonal variation(季節変動)

  4. price variation(価格変動)

  5. variation in quality(品質の変動)

  6. variation in size(サイズの違い)

  7. musical variation(音楽の変奏)

  8. variation among individuals(個体間の差異)

  9. variation over time(時間による変動)

  10. slight variation(わずかな変化)

3. 語源とニュアンス

語源: ラテン語の「variatio」から派生し、「変化」を意味します。

ニュアンス: 「variation」は、異なるバリエーションや継続的な変化のニュアンスを持ちます。特定の状況での微妙なニュアンスや感情的な響きは、使われる文脈によります。科学的、技術的、またはアートや音楽の文脈でもよく使われます。

使用シーン: フォーマルな文章や専門的な文脈でよく使われますが、日常会話でも使われることがあります。

4. 文法的な特徴と構文

一般的な構文:


  1. There is a significant variation in...(〜に大きな変動がある)

  2. We observed a variation of...(〜の変化を観察した)

  3. The variation between... and...(〜と〜の間の変動)

使用シーン: フォーマル/カジュアルどちらでも使用可能。ただし、フォーマルな文脈でより一般的。

文法上のポイント: 可算名詞であるため、「a variation」や「variations」の形で使われます。

5. 実例と例文

日常会話:


  1. There's a lot of variation in the weather these days.(最近天気の変動が多いね。)

  2. I love the variation in colors of these flowers.(これらの花の色のバリエーションが大好きです。)

  3. The variation in taste between these two dishes is remarkable.(これら二つの料理の味の違いは驚くべきものです。)

ビジネス:


  1. We need to analyze the market variation before making a decision.(決定を下す前に市場変動を分析する必要があります。)

  2. The variation in the sales figures is concerning.(売上の変動が気がかりです。)

  3. Our product offers a wide variation to meet customer needs.(我々の製品は顧客のニーズに応える幅広いバリエーションを提供します。)

学術的な文脈:


  1. The study focuses on genetic variation among populations.(この研究は集団間の遺伝的変異に焦点を当てています。)

  2. Seasonal variation in temperature affects agriculture.(気温の季節変動は農業に影響を与えます。)

  3. We observed significant variation in the data collected.(収集したデータに大きな変動が見られました。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語:


  • change(変化):一般的な「変化」を意味する。

  • fluctuation(変動):特に数値やデータの変動を指す。

  • diversity(多様性):多様である状態を指す。

反意語:


  • uniformity(一様性):変化がない、一様である状態。

比較例:


  • changevariationの違い:

    「change」はより広義で、何かが異なることを単純に指します。「variation」は特定の変動やバリエーションを指し、変化の種類や幅を強調します。

7. 発音とアクセントの特徴

発音記号: /ˌvɛəriˈeɪʃən/

アクセントの位置: 第三音節(-a-)に強勢があります。

アメリカ英語とイギリス英語の違い: 発音に大きな違いはないが、アメリカ英語の方が「ヴェアリエイション」とややフラットに発音されることが多い。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

スペルミス: 「variation」と「varation」など、途中の「i」を忘れやすい。

同音異義語との混同: 「variation」と「valuation(評価)」の混同に注意。

試験対策: TOEICやIELTSなどの試験では、ビジネスや学術的な文脈での使用が出題されることが多い。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

「variation」は「vary(変わる)」から来ているので、「変化すること」を思い浮かべてください。また、「-ation」で終わることで「状態や行動」を指すと覚えておくと良いでしょう。音やスペリングをしっかり確認して、関連する例文をいくつか覚えると記憶に残りやすくなります。

このように、「variation」は多様な変化や異なる形態を指す便利な単語です。文脈に応じて使い分けることで、英語の表現力が一層広がります。

意味のイメージ
variation
意味(1)

{U}変化(変動)すること

意味(2)

{C}(個々の)変化;変化の量(程度)

意味(3)

{C}変形,変わり種;(生物の)変種

意味(4)

{C}(…の)変奏曲《+on+名》

CEFR-J B2 / 英和選択問題

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