最終更新日:2024/06/17
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元となった辞書の項目

whistle

動詞

〈自〉口笛を吹く / 口笛のような音を出す / 〈弾丸・風などが〉ピューと音を立てて飛ぶ / 〈他〉〈曲など〉を口笛で吹く / …に口笛で合図をする / 〈矢・銃弾など〉をヒューと放つ

彼は口笛を吹いて犬を呼んだ。

解説

動詞「whistle」の詳細解説

1. 基本情報と概要

whistle


  • 英語: To make a high-pitched sound by forcing air through a small opening, often using the lips.

  • 日本語: 口笛を吹く、笛を吹く。

    こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。

品詞: 動詞(他に名詞としても使用)

CEFRレベル: B1(中級)

英語の口笛を吹くという動作を表すため、日常会話でもよく使われる単語です。

2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹: whistle

  • 接頭語: なし

  • 接尾語: なし

派生語:


  • whistler (名詞): 口笛を吹く人、ホイッスラー

よく使われるコロケーション:


  1. whistle a tune - 曲を口笛で吹く

  2. whistle loudly - 大きな音で口笛を吹く

  3. whistle for attention - 注意を引くために口笛を吹く

  4. whistle in the dark - 暗闇で口笛を吹く(勇気を出そうとする)

  5. whistle through teeth - 歯の間から口笛を吹く

  6. whistle at someone - 誰かに向かって口笛を吹く

  7. whistle with joy - 喜びで口笛を吹く

  8. whistle past the graveyard - 墓地を通過する際に口笛を吹く(恐怖心を隠す)

  9. whistle stop tour - 短時間で多くの場所を訪れるツアー

  10. whistle while you work - 働きながら口笛を吹く(楽しく働く)

3. 語源とニュアンス

語源: 中英語「whistlen」から派生し、古英語「hwistle」から。

歴史: 歴史的に、口笛や笛の音は信号や合図として使われてきました。

ニュアンス:


  • 感情的響き: 喜び、注意を引く、警告などの意味を持つことがあります。

  • 使用シーン: 口語で使われることが多く、カジュアルな状況でもフォーマルな状況でも使えます。

4. 文法的な特徴と構文

一般的な構文:


  • whistle + 目的語: 例: He whistled a tune. (彼は曲を口笛で吹いた。)

  • whistle + 前置詞句: 例: She whistled in the park. (彼女は公園で口笛を吹いた。)

イディオム:


  • whistle in the dark: 恐怖心を隠すために勇気を振り絞る

  • whistle past the graveyard: 恐怖心を隠すための行動

文法ポイント:


  • 他動詞/自動詞: 自動詞として使われることが多いが、目的語を取る場合は他動詞としても使われる。

5. 実例と例文

日常会話:


  1. He likes to whistle while he works.

    彼は仕事しながら口笛を吹くのが好きです。

  2. Can you whistle that song for me?

    あの曲を口笛で吹いてくれない?

  3. The referee whistled to start the game.

    審判は試合開始のために笛を吹いた。

ビジネス:


  1. The security guard whistled to get everyone's attention.

    警備員は皆の注意を引くために口笛を吹いた。

  2. The team leader whistled to signal the end of the break.

    チームリーダーは休憩の終わりを知らせるために口笛を吹いた。

  3. During the presentation, someone whistled loudly, causing a distraction.

    プレゼンテーション中に誰かが大きな音で口笛を吹き、注意をそらした。

学術的な文脈:


  1. In behavioral studies, whistling is used to train animals.

    行動学の研究では、口笛は動物を訓練するために使われます。

  2. The sound of whistling can be analyzed acoustically to study frequency and pitch.

    口笛の音は周波数や音高を研究するために音響的に分析できます。

  3. Whistling has cultural significance in many traditional ceremonies.

    口笛は多くの伝統的な儀式で文化的な意味を持ちます。

6. 類義語・反意語と比較

類義語:


  • blow (吹く): He blew on the hot soup to cool it down.

    彼は熱いスープを冷ますために吹いた。

  • hoot (フーッと音を立てる): The owl hooted in the night.

    フクロウが夜にフーッと鳴いた。

  • chirp (チュンチュンと鳴く): The birds chirped in the morning.

    鳥たちが朝にチュンチュンと鳴いた。

反意語:


  • remain silent (黙っている): She remained silent throughout the meeting.

    彼女は会議中ずっと黙っていた。

7. 発音とアクセントの特徴

発音記号: /ˈwɪsəl/


  • アクセント: 第1音節に強勢。

  • アメリカ英語とイギリス英語の違い: 大きな違いはありませんが、アメリカ英語はやや強く発音されることが多い。

8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: whistleのスペルはしばしば whisle と間違えられることがあります。

  • 同音異義語: whistleと音が似ている単語に wrestle(レスリングする)がありますが、意味は全く異なります。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

「whistle」は「口笛を吹く」という意味で、唇を「ウィッスル」とすぼめて音を出すイメージを持つと覚えやすいです。試験対策としては、曲を吹くシーンや注意を引くシーンを頭に浮かべながら覚えると良いでしょう。


このように「whistle」はさまざまな場面で使われる動詞であり、その意味や使い方を理解することで、英語の表現力を高めることができます。

意味のイメージ
whistle
意味(1)

口笛を吹く;口笛を吹いて合図する

意味(2)

口笛のような音を出す;笛を鳴らす;〈鳥が〉ピーピー鳴く

意味(3)

《方向を表す副詞[句]を伴って》〈弾丸・風などが〉ピューと音を立てて飛ぶ,ヒューと吹く

意味(4)

〈曲など〉‘を'口笛で吹く

意味(5)

《方向を表す副詞[句]を伴って》…‘に'口笛で合図をする

意味(6)

〈矢・銃弾など〉‘を'ヒューと放つ

CEFR-J B2 / 英和選択問題

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