wilderness

1. 基本情報と概要

wilderness（名詞）

• 英語: Wilderness


• 日本語: 荒野、未開の地

「wilderness」は、人の手があまり入っていない自然のままの場所、つまり荒野や未開の地という意味です。こういう場面で使われる、自然の厳しさや美しさを強調するようなニュアンスの単語です。

CEFRレベル: B2（中上級）

• 品詞: 名詞
  
  
  • 形容詞: wild
  
  
  • 動詞: 無し
  
  

2. 語構成と詳細な意味

• 接頭語: 無し


• 接尾語: -ness（名詞化を示す）


• 語幹: wild（野生の）

関連語:

• wild（形容詞）: 野生の


• wildlife（名詞）: 野生生物

よく使われるコロケーション:

1. vast wilderness - 広大な荒野


2. untouched wilderness - 手つかずの荒野


3. pristine wilderness - 純粋な荒野


4. remote wilderness - 遠隔の荒野


5. wilderness area - 荒野地域


6. wilderness survival - 荒野での生存


7. wilderness experience - 荒野体験


8. wilderness protection - 荒野保護


9. wilderness trail - 荒野の道


10. exploring the wilderness - 荒野を探検する

3. 語源とニュアンス

語源:

• 古英語: wildeornes（野生の動物が住む場所）

「wilderness」は、古英語の「wildeornes」に由来し、もともと「野生の動物が住む場所」という意味がありました。歴史的には、未開の自然や人間の手が入っていない場所を指します。

使用時の注意点:

• 感情的な響き: 荒々しさや孤独感を強調することが多いです。


• 使用シーン: 口語でも文章でも使われますが、特に文学や自然に関する文章で頻繁に使用されます。

4. 文法的な特徴と構文

• 可算・不可算: 不可算名詞


• 一般的な構文:
  
  
  • in the wilderness（荒野で）
  
  
  • venture into the wilderness（荒野に冒険する）
  
  
  • survive in the wilderness（荒野で生き残る）
  
  

フォーマル/カジュアル:

• フォーマルな文脈でもカジュアルな文脈でも使用されます。

5. 実例と例文

日常会話:

1. I love hiking in the wilderness.（私は荒野でのハイキングが好きです。）


2. The wilderness can be both beautiful and dangerous.（荒野は美しくもあり危険でもあります。）


3. Have you ever camped in the wilderness?（あなたは荒野でキャンプしたことがありますか？）

ビジネス:

1. Our team is planning a wilderness survival training.（私たちのチームは荒野での生存訓練を計画しています。）


2. Wilderness tourism is becoming increasingly popular.（荒野観光がますます人気になっています。）


3. We need to ensure the protection of our wilderness areas.（私たちは荒野地域の保護を確実にする必要があります。）

学術的:

1. The study focuses on the biodiversity of wilderness areas.（この研究は荒野地域の生物多様性に焦点を当てています。）


2. Wilderness preservation is crucial for ecological balance.（荒野の保存は生態系のバランスにとって重要です。）


3. Exploring the wilderness provides valuable data on natural habitats.（荒野の探検は自然生息地に関する貴重なデータを提供します。）

6. 類義語・反意語と比較

類義語:

• desert（砂漠）: 乾燥した荒野を指すが、砂が多い地域に限る。


• wilds（野生地）: 人の手が入っていない自然地帯。


• outback（奥地）: 特にオーストラリアの未開の地域。

反意語:

• city（都市）: 人が多く住む、開発された地域。


• civilization（文明）: 人間の文化や社会が発展した状態。

7. 発音とアクセントの特徴

• 発音記号: /ˈwɪldərnəs/


• 強勢（アクセント）: 最初の音節（WIL-der-ness）


• アメリカ英語とイギリス英語の違い: 発音に大きな違いはありません。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

• スペルミス: wildernesと最後のsを抜かしてしまうことが多い。


• 同音異義語との混同: 「wildness」（野生性）と混同しやすい。


• 試験対策: TOEICや英検などの試験で自然に関する話題で出題されることがあります。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

• 覚え方のヒント: 「wild」（野生）と「-ness」（状態）を組み合わせて、「野生の状態や場所」と覚えると良いでしょう。


• 関連ストーリー: 映画や冒険小説などで荒野を舞台にした物語を読むとイメージがしやすいです。

「wilderness」は、自然の美しさと厳しさを感じさせる言葉です。自然に興味がある人にとって、覚えておくと役立つ単語です。