wire
…‘を'針金で結ぶ《+名+together》 / (…のために)〈家など〉‘に'電線を取り付ける《+名+for+名》 / 〈人〉‘に'電報を打つ / (…に…を求めて)電報を打つ《+to+名+for+名》
1. 基本情報と概要
wire(動詞)
英語: Wire
日本語: 電線を引く
、配線する
、電報を送る
「wire」は、電線やケーブルを使って電気を供給したり、通信を行ったりすることを意味します。例えば、建物に電気を配線する場面や、電報を送る場面で使われます。
品詞: 動詞
他の品詞の例: 名詞(wire: 電線)
CEFRレベル: B1(中級)
このレベルの学習者にとっては、日常の技術的な文脈でよく使われる単語です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- 接頭語: なし
- 語幹: wire
- 接尾語: なし
派生語や類縁語:
- Wiring(名詞): 配線
- Wired(形容詞): 配線された、(俗語で)興奮した
コロケーション:
- Wire a house(家に配線する)
- Wire money(お金を送金する)
- Wire a message(メッセージを送る)
- Wire a network(ネットワークを配線する)
- Wire a circuit(回路を配線する)
- Wire up(配線する)
- Wire transfer(送金)
- Wire connection(配線接続)
- Wire fence(針金のフェンス)
- Wiretap(盗聴する)
3. 語源とニュアンス
語源:
「wire」は古英語の「wīr」に由来し、金属の糸を意味していました。歴史的には、金属線を使った通信や電気の供給に関連して使われてきました。
ニュアンス:
技術的な場面で使われることが多く、専門的なイメージがあります。また、「電報を送る」という意味では、少し古風な印象を与えることもあります。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文やイディオム:
To wire something to someone
(誰かに何かを送る)To be wired for something
(何かに対応して配線されている)
使用シーン:
フォーマル、技術的な文脈で使われることが多いです。
文法上のポイント:
「wire」は他動詞として使われることが多いですが、自動詞としても使えます。
5. 実例と例文
日常会話:
Can you help me wire this lamp?
(このランプの配線を手伝ってくれない?)I need to wire the speakers to the amplifier.
(スピーカーをアンプに配線する必要がある。)He wired me the address.
(彼は住所を電報で送ってきた。)
ビジネス:
We need to wire the office for internet.
(オフィスにインターネットの配線をする必要がある。)Please wire the payment by tomorrow.
(明日までに送金してください。)The technician will wire the new system next week.
(技術者が来週新しいシステムを配線します。)
学術的な文脈:
The researchers wired the lab equipment to measure the results accurately.
(研究者たちは正確に結果を測定するために実験装置を配線した。)The experiment required wiring several sensors to the main computer.
(実験では、いくつかのセンサーをメインコンピュータに配線する必要があった。)The study involved wiring the brain activity of participants.
(研究では、参加者の脳活動を配線することが含まれていた。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Connect(接続する)
- Install(設置する)
- Transmit(送信する)
反意語:
- Disconnect(切断する)
- Unplug(プラグを抜く)
- Remove(取り除く)
比較例:
Connect
は一般的な接続を意味し、電気に限らず様々なものを繋ぐ際に使われます。Install
は設置や取り付けを意味し、配線を含む広範な作業を指します。Transmit
はデータや信号の送信を意味し、物理的な配線作業を伴わない場合も多いです。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /ˈwaɪər/
- アメリカ英語: /ˈwaɪər/
- イギリス英語: /ˈwaɪə/
アクセント: 最初の音節にアクセントがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
wier
と書いてしまうことがあるが、正しくはwire
です。 - 同音異義語:
Wire
には名詞として「電線」という意味もあるので、文脈で区別する必要があります。 - 試験対策: TOEICやIELTSなどの試験で技術的な文脈で出題されることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 覚え方:
Wire
の「W」は「配線(Wiring)」の「W」と覚えると良いでしょう。 - イメージ: 配線作業をしているシーンや、電報を送るシーンを思い浮かべると覚えやすいです。
このように、「wire」は技術的な文脈でよく使われる動詞であり、配線や送金などの具体的な場面で使用されます。コロケーションや例文を通じて、その使い方をしっかりと理解しましょう。
…‘を'針金で結ぶ《+名+together》
(…のために)〈家など〉‘に'電線を取り付ける《+名+for+名》
〈人〉‘に'電報を打つ
(…に…を求めて)電報を打つ《+to+名+for+名》