witty
1. 基本情報と概要
witty (形容詞)
英語: witty
日本語: 機知に富んだ
「witty」は、相手を楽しませるような、機知に富んだ発言や行動を指します。ユーモアがあり、言葉巧みに面白いことを言う人やそのような発言に使われます。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
CEFRレベル: B2(中上級)
この単語は、ある程度英語に慣れた学習者向けの単語です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- 語幹: wit(機知、ウィット)
- 接尾語: -ty(形容詞を作る)
関連語:
- wittiness(名詞): 機知に富んでいること
- wittily(副詞): 機知に富んで
よく使われるコロケーションや関連フレーズ:
- witty remark(機知に富んだ発言)
- witty comment(機知に富んだコメント)
- witty humor(機知に富んだユーモア)
- witty banter(機知に富んだ軽口)
- witty response(機知に富んだ返答)
- witty person(機知に富んだ人)
- witty repartee(機知に富んだやりとり)
- witty dialogue(機知に富んだ対話)
- witty observation(機知に富んだ観察)
- witty conversation(機知に富んだ会話)
3. 語源とニュアンス
語源:
「witty」は古英語の「wit」(知恵、機知)に由来し、中世英語では「witti」として使われていました。歴史的には、人の知恵や機知を褒めるために使われてきました。
ニュアンスと使用注意点:
「witty」は、ポジティブな意味で使われ、ユーモラスで知的な印象を与えます。カジュアルな会話でもフォーマルな文章でも使えますが、機知に富んだ発言自体が求められる場面で使うと効果的です。
4. 文法的な特徴と構文
文法的な特徴:
- 形容詞として使われ、名詞や代名詞を修飾します。
- 比較級は「wittier」、最上級は「wittiest」。
構文:
- He is a witty person.(彼は機知に富んだ人だ。)
- Her witty remarks made everyone laugh.(彼女の機知に富んだ発言は皆を笑わせた。)
5. 実例と例文
日常会話:
He's always so witty; his jokes never fail to make me laugh.
「彼はいつもとても機知に富んでいて、彼のジョークはいつも私を笑わせます。」I love talking to her because she has such a witty sense of humor.
「彼女と話すのが大好きです。彼女はとても機知に富んだユーモアセンスを持っています。」Your witty response really brightened my day.
「あなたの機知に富んだ返答が本当に私の日を明るくしました。」
ビジネス:
His witty presentation kept the audience engaged throughout the meeting.
「彼の機知に富んだプレゼンテーションは、会議中ずっと聴衆を引きつけました。」She added a witty comment to lighten the mood in the office.
「彼女はオフィスの雰囲気を明るくするために機知に富んだコメントを加えました。」A witty tagline can make a big difference in advertising.
「機知に富んだキャッチフレーズは広告に大きな違いをもたらすことができます。」
学術的:
The author's witty observations on human behavior are both insightful and entertaining.
「著者の人間行動に関する機知に富んだ観察は、洞察に満ちており、かつ楽しませてくれます。」His witty critique of the theory was well-received by the academic community.
「彼の理論に対する機知に富んだ批評は、学術界で好意的に受け入れられました。」The witty dialogue in the play added a layer of sophistication to the narrative.
「劇中の機知に富んだ対話は、物語に洗練された層を加えました。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- clever(賢い): 知恵があり、問題を解決する能力が高い。
She is very clever and always finds a solution.
- humorous(ユーモアのある): 面白くて笑わせる。
His humorous stories always make us laugh.
- sarcastic(皮肉な): 他人をからかうような鋭い発言。
Her sarcastic remarks can sometimes hurt people's feelings.
反意語:
- dull(退屈な): 面白みがなく、機知に欠ける。
The lecture was so dull that I almost fell asleep.
- serious(真面目な): ユーモアがなく、深刻な。
He is always serious and rarely makes jokes.
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /ˈwɪti/
アクセント:
- アクセントは最初の音節にあります(wít-ty)。
- アメリカ英語とイギリス英語での発音の違いはほとんどありませんが、地域によって微妙なアクセントの違いがあることがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
注意点:
- スペルミス:
witty
のスペルミスとしてwity
やwhitty
があります。 - 同音異義語:
witty
とwitty
は同音異義語の区別がありませんが、発音が似たwhity
とは異なります。
試験対策:
- TOEICや英検などの試験では、文章中での意味の理解や適切な形容詞の選択に関連して出題されることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
ヒント:
- 「witty」の「wit」は「知恵」や「機知」を意味します。この単語を覚えるときには、「知恵(wit)」を持った人が「機知に富んだ(witty)」というイメージを持つと覚えやすくなります。
イメージ:
- ウィットに富んだジョークを言う人を思い浮かべ、その人の顔に「witty」と書くと、記憶に残りやすいでしょう。
勉強テクニック:
- 機知に富んだ発言やコメントを日常生活で探し、それを「witty」と結びつけることで、実際の使用シーンをイメージしやすくなります。
機知に富んだ,とんちのある