最終更新日:2024/06/10

出血している(bleeding) / 血まみれの,血でよごれた / 血なまぐさい,残酷な / 《英俗》ひどい,忌まわしい(damned)

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元となった辞書の項目

bloody

形容詞

出血している(bleeding) / 血まみれの,血でよごれた / 血なまぐさい,残酷な / 《英俗》ひどい,忌まわしい(damned)

彼の手の切り傷は出血していた。

解説

1. 基本情報と概要

bloody(形容詞)


  • 英語: bloody

  • 日本語: 血まみれの、血だらけの

「bloody」は「血まみれの」や「血だらけの」という意味です。戦闘や怪我などで血が多く出ている状態を表すときによく使われます。また、イギリス英語では強調の意味で「bloody」を使うこともあります。


  • 品詞: 形容詞

  • CEFRレベル: B2(中上級)

2. 語構成と詳細な意味


  • 接頭語: なし

  • 接尾語: なし

  • 語幹: blood(血)

派生語:


  • 名詞: bloodiness(血まみれの状態)

  • 動詞: 血まみれにする(bloody as a verb, though less common)

よく使われるコロケーション:


  1. bloody battle(血みどろの戦い)

  2. bloody scene(血まみれの場面)

  3. bloody nose(血だらけの鼻)

  4. bloody mess(血まみれの混乱)

  5. bloody murder(血まみれの殺人)

  6. bloody hands(血まみれの手)

  7. bloody wound(血まみれの傷)

  8. bloody corpse(血まみれの死体)

  9. bloody fight(血まみれの戦い)

  10. bloody cloth(血まみれの布)

3. 語源とニュアンス

語源:
「bloody」は古英語の「blōdig」から来ており、これは「blōd」(血)に由来します。

ニュアンス:
歴史的には「血まみれの」や「血だらけの」という物理的な意味だけでなく、イギリス英語では強調として使われることがあります。この場合、カジュアルな会話や口語で使われることが多く、フォーマルな文章では避けられることが多いです。

4. 文法的な特徴と構文

一般的な構文:


  • The soldier had a bloody wound.(その兵士は血まみれの傷を持っていた。)

  • It was a bloody battle.(それは血みどろの戦いだった。)

イディオム:


  • bloody hell(イギリス英語の強調表現、驚きや怒りを表す)

  • bloody well(非常に、確実に)

使用シーン:
カジュアルな会話や口語で使われることが多いです。フォーマルな文脈では避けた方が良いです。

5. 実例と例文

日常会話:


  1. He came home with a bloody nose.(彼は血だらけの鼻で帰ってきた。)

  2. That was a bloody good movie!(あれは本当に素晴らしい映画だった!)

  3. I had a bloody awful day.(今日は本当にひどい一日だった。)

ビジネス:


  1. The negotiation became a bloody mess.(交渉は血まみれの混乱となった。)

  2. We need to avoid a bloody conflict in the office.(オフィスでの血まみれの対立を避ける必要がある。)

  3. The market is a bloody battlefield right now.(現在、市場は血みどろの戦場だ。)

学術的:


  1. The historical battle was particularly bloody.(その歴史的な戦いは特に血みどろだった。)

  2. The study focused on the bloody revolutions of the 18th century.(その研究は18世紀の血まみれの革命に焦点を当てた。)

  3. The novel depicts a bloody uprising.(その小説は血まみれの蜂起を描いている。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語:


  • gory(血なまぐさい)

  • gruesome(恐ろしい、ぞっとするような)

  • violent(暴力的な)

反意語:


  • clean(きれいな)

  • bloodless(血のない、無血の)

ニュアンスの違い:


  • 「gory」は特に視覚的に血が沢山出ていることを強調します。

  • 「gruesome」は恐ろしい、ぞっとするような感じを強調します。

  • 「violent」は暴力的な行為全般を指しますが、必ずしも血が出ることを含むわけではありません。

7. 発音とアクセントの特徴

発音記号:


  • 英語: /ˈblʌd.i/

アクセント:


  • アクセントは最初の音節「blud」にあります。

アメリカ英語とイギリス英語の違い:


  • アメリカ英語とイギリス英語で発音の違いはほとんどありませんが、使われる頻度や強調の仕方に違いが見られることがあります。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

スペルミス:


  • 「bloody」は「blood」と「y」を組み合わせたものなので、「bloodie」や「blody」と書かないように注意しましょう。

同音異義語との混同:


  • 特にありませんが、「bloody」を強調として使う場合、文脈をよく理解することが大切です。

試験対策:


  • TOEICや英検では、「bloody」が強調表現として使われる文脈が出題されることがあります。特にイギリス英語の理解が問われることがあります。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

ヒント:


  • 「blood(血)」が基になっているので、「blood」に「y」をつけるだけで覚えやすいです。

  • 「bloody」の語感が血にまみれたイメージを思い出させます。

イメージ:


  • 怪我をして血が出ているシーンや、映画やゲームの血まみれの戦いのシーンを思い浮かべると覚えやすいです。

これで「bloody」に関する詳細な解説が終わります。何か他に質問があればお知らせください。

意味のイメージ
bloody
意味(1)

出血している(bleeding)

意味(2)

血なまぐさい,残酷な

意味(3)

血まみれの,血でよごれた

意味(4)

《英俗》ひどい,忌まわしい(damned)

CEFR-J B2 / 和英選択問題

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