最終更新日:2024/06/17

〈他〉《...と》 ...をみなす 《as ...》 / を注視する / を尊重する / を考慮に入れる, に注意を払う

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元となった辞書の項目

regard

動詞

〈他〉《...と》 ...をみなす 《as ...》 / を注視する / を尊重する / を考慮に入れる, に注意を払う

私は彼を親友とみなしています。

解説

1. 基本情報と概要

regard(動詞)


  • 意味(英語): To consider or think of someone or something in a specified way.

  • 意味(日本語): ある特定の方法で誰かや何かを考える、評価する。

こういう場面で使われる、誰かや何かをどのように見なすか、評価するかを表すニュアンスの単語です。

品詞: 動詞(他動詞)

CEFRレベル: B2(中上級)


2. 語構成と詳細な意味


  • 接頭語: なし

  • 接尾語: なし

  • 語幹: regard

派生語:


  • 名詞: regard (評価、考慮)

  • 形容詞: regardful (注意深い)

  • 副詞: regardfully (注意深く)

類縁語と関連性:


  • regarded: 評価された

  • regardless: それにもかかわらず

よく使われるコロケーション:


  1. regard as - 〜と見なす

  2. high regard - 高い評価

  3. regard for - 〜に対する尊敬

  4. hold in regard - 尊敬する

  5. pay regard to - 注意を払う

  6. regard with suspicion - 疑わしく思う

  7. regard highly - 高く評価する

  8. show regard - 敬意を示す

  9. mutual regard - 相互の敬意

  10. regard as important - 重要視する


3. 語源とニュアンス

語源:


  • ラテン語: regardare(再び見る、注意して見る)

歴史的には、中世フランス語のregarderから派生し、英語に取り入れられました。元々は「注意深く見る」という意味がありました。

ニュアンス:


  • フォーマルな文脈でよく使われます。特に評価や考慮の意味合いが強いです。

  • カジュアルな場面ではあまり使用されません。


4. 文法的な特徴と構文

一般的な構文:


  • regard A as B: AをBと見なす(例: They regard him as a hero.)

  • regard for: 〜に対する尊敬(例: She has a deep regard for her teachers.)

名詞として使用:


  • in regard to: 〜に関して(例: In regard to your question, here is the answer.)

可算・不可算:


  • 動詞としては不可算。

  • 名詞として使用する場合は文脈による。


5. 実例と例文

日常会話:


  1. I regard him as a trustworthy friend. - 彼を信頼できる友人と見なしています。

  2. Do you regard this as important? - これを重要だと思いますか?

  3. She is highly regarded in her field. - 彼女はその分野で高く評価されています。

ビジネス:


  1. The company regards customer satisfaction as its top priority. - 会社は顧客満足を最優先事項と見なしています。

  2. He is regarded as an expert in marketing. - 彼はマーケティングの専門家と見なされています。

  3. In regard to your proposal, we need more information. - あなたの提案に関して、もっと情報が必要です。

学術的な文脈:


  1. This theory is widely regarded as groundbreaking. - この理論は画期的だと広く見なされています。

  2. Researchers regard these findings with skepticism. - 研究者たちはこれらの発見を懐疑的に見ています。

  3. The experiment was regarded as a success. - 実験は成功と見なされました。


6. 類義語・反意語と比較

類義語:


  • consider(考慮する): 同じく「考える」という意味で使われますが、regardはよりフォーマル。

  • view(見る): 視覚的な意味を含む場合が多い。

  • deem(思う): より文語的でフォーマルな表現。

反意語:


  • ignore(無視する): 注意を払わないという意味で、regardの反対。

  • neglect(怠る): 無視や軽視するという意味。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号: /rɪˈɡɑːrd/

アクセント:


  • アメリカ英語: /rɪˈɡɑːrd/

  • イギリス英語: /rɪˈɡɑːd/

アクセントは第2音節に置かれます。よくある発音間違いには、アクセントを第1音節に置くことがあります。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: reguard と書かないように注意。

  • 同音異義語: regards(挨拶、よろしく)と混同しないように注意。

  • 使い方の違い: regardはフォーマルな場面での評価や考慮を示すため、カジュアルな会話では他の単語を使うことが多いです。

試験対策:


  • TOEICや英検などの試験で、ビジネスや正式な手紙での文脈で頻出。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ: regardは「再び見る(re-gard)」という意味を持つため、「注意深く再度見る」というイメージで覚えると良いです。

  • 関連ストーリー: 大切なことを何度も確認する様子を思い浮かべると、regardの意味が覚えやすくなります。

勉強テクニック:


  • 他の単語とコロケーションをセットで覚えると、自然な使い方が身につきます。

  • 例文を繰り返し音読し、実際の会話や文章で使う練習をすると効果的です。

意味のイメージ
regard
意味(1)

《文》《副詞[句]を伴って》(ある感情・態度で)…‘を'見る,注視する

意味(2)

…‘を'尊重する

意味(3)

《副詞[句]を伴って》…‘を'評価する

意味(4)

〈物事が〉…‘に'関係する,関連する

意味(5)

regard++as+([])》(…と)〈人・物事など〉‘を'みなす,考える(consider)

意味(6)

《文》《通例否定文で》〈意見・希望など〉‘を'考慮にいれる,‘に'注意を払う

CEFR-J B2 / 和英選択問題

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